10月26日の特別公開講座は、東日本大震災を契機に、IT技術を活用したイチゴ農業をスタートし、その翌年には1粒1,000円の「ミガキイチゴ」を発売。その後も、イチゴを使ったスパークリングワインや化粧品などを発売すると共に、アジアや中東にも進出を果たし、2014年には「ジャパンベンチャーアワード」で「東日本大震災復興賞」を受賞した、株式会社GRA代表取締役CEOの岩佐さんを講師にお招きし、被災地支援や地方創生への熱い想い、そして事業成功の秘訣などについて語って頂きます。


宮城県山元町で生まれ、大学生時代からプログラマーとして活躍し、2002年には会社を立ち上げ、ITの分野でビジネスを続けてきた岩佐さんですが、2011年3月11日の東日本大震災によって、故郷である山元町が被災したことを受け、「生まれ故郷を何とかしなければいけない」という強い想いを抱かれました。


震災の翌週にはボランティアチームを結成して被災地に入り、イチゴ栽培が出来るよう、地元の方々と一緒に畑の泥かき、がれき撤去などを始めます。

そんな中、地元の方々からの要望もあり、「ビジネスとしてイチゴ農業を確立し、継続できる事業のスキームを構築し、雇用を生み出す」という事を成し遂げるべく、2011年7月に農業生産法人・株式会社GRAを設立し、イチゴの生産をスタートしました。


イチゴ栽培35年の大ベテラン、橋元忠嗣氏にイチゴ栽培の指導を受けながら、ITを活用して温度や湿度の徹底管理も行っていき、2012年2月には初めての収穫を果たし、そして同年12月には、最高級のイチゴ・ブランド「ミガキイチゴ」を発売。

1粒1,000円という高額な値付けながら、販売後すぐに売り切れとなるほど順調な売れ行きとなりました


また、ミガキイチゴから作ったスパークリングワイン「ミガキイチゴ・ムスー」や、ミガキイチゴが原料の化粧品「白いちご」など、イチゴを使った商品開発を積極的に行うと共に、2012年にはインドのムンバイで、イチゴの生産販売を手掛ける現地法人GRAインディアを立ち上げるなど、早期から海外展開も行い、「10年間で100社、1万人の雇用を創る」というビジョンに向けてスピーディーな事業展開をされています。


さらに、GRAにはNPO法人があり、そちらの方では、地域内外の多くの人々を巻き込み、都市と地方の交流により「創発性の泉」を創るべく、まちづくりやコミュニティデザイン・そして山元町での新規起業のサポートを行っています。


今回の講座では、IT経営者から農業生産法人の経営者へと転身を遂げ、商品開発・海外展開、そしてまちづくりまで手掛けている岩佐さんに、


・被災地復興や地方創生への想い

・創業当時から現在までの成功秘話や失敗談

・株式会社とNPOを併せ持つことの意味


などについてお話いただきます。


・被災地復興や地方創生に携わりたい方

・農業で起業し、海外にも通用するビジネスを創りたい方

・株式会社とNPOを同時に立ち上げたい方


ぜひ岩佐さんの体験ストーリーでご自身の可能性を開き、自分の夢へと一歩踏み出す勇気ときっかけを得ていただければと思います。

ご参加お待ちしております!



詳細・申込はこちら

http://socialvalue.jp/seminar/detail002103.html


講師:岩佐 大輝 氏 (株式会社GRA代表取締役CEO)

日時:2016年10月26日(水) 19:30~21:30

場所:社会起業大学(東京都千代田区二番町2番平田ビル1階)

定員:40名(定員に達し次第終了)

費用:3,000円(当日受付にてお支払いいただきます。)


【お問い合わせ先】

*社会起業大学 運営事務局

*TEL:03-6380-8444

*Mail:info@socialvalue.jp





情報提供元: Dream News