ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、「あご入兵四郎だし」で知られる有限会社 味の兵四郎(本社:福岡県筑紫野市、代表取締役:野見山正煇)が、正確な事実に裏付けられた業務を推進すべく、現場主導のデータ活用に取り組む中で、「InfoFrame Dr.Sum EA(以下、Dr.Sum EA)」を導入したことを、本日お知らせします。

【味の兵四郎について】
 味の兵四郎は、職人が炭火で丁寧に焼き上げた、新鮮なあご(飛び魚)をはじめ、厳選した6種類のだし素材に塩や醤油を加えた「あご入兵四郎だし」で知られ、こだわりの味作りに挑戦しています。百貨店での対面販売から通信販売、直営店へと販路を広げるとともに、手延べ麺、飲む酢、茶、めんつゆなど、素材と製法にこだわった商品ラインナップを拡充し、全国に愛好者を増やしています。
また、同社がこだわりを見せているのが、社員全員が一体となり、フレキシブルに活動することができる環境です。“壁を設けない”ことをコンセプトに設計され、2007年に完成した新社屋は、風通しの良い環境を提供しており、約100名の社員は組織の枠にとらわれることなく、柔軟に連携しながら業務にあたっています。

【導入の背景】
 これまで、基幹システムのデータを分析用サーバーに蓄積し、企画営業や通信販売、カタログ制作など各業務の担当者がデータを集計したり、レポートを作成したりするために海外製BIツールを導入していました。しかし、利用できる社員が限られてしまうことや、操作に専門知識が要求されることなどから、同社が目指す現場主導のデータ活用にとって最適なBI環境とは言えませんでした。
 2014年に基幹システムの刷新にあわせてBIツールもリプレイスされることになり、システム構築を担当したNECソリューションイノベータ株式会社より提案された「Dr.Sum EA」を導入しました。この新しいBIツールへの移行で最も大きなインパクトとなったのは、従来のような専用インターフェイスではなく、「Dr.Sum EA Datalizer for Excel」によるExcelでの操作が可能となったことでした。加えてサーバーライセンスにより、ユーザー数の増加に伴う追加コストを気にすることなく、全社で利用できることも大きなメリットでした。

【導入の効果】
 Excelであればほとんどの社員が日常の業務で慣れ親しんでいるため、心理的な抵抗感がなく操作が行えます。これにより、BIツールに対するハードルが下がり、様々な業務の担当者自身による、現場主導のデータ活用が一気に進み始めました。実際、現在ではほとんどの担当者が、自発的なデータ活用に邁進しています。

【今後について】
 同社は、データ活用レベルを、ステップアップさせていくことを今後のテーマにしています。現在も実践している、「売り上げの情報から、お客様が本当に求めている商品が何なのかを分析する」「カタログを改訂した際に、どの商品に対して、どれくらいの売上向上に貢献したのか効果を分析する」といった活用をより深耕・定着させていく考えです。
 データから得た“気づき”に基づき、担当者がそれぞれ自分なりの仮説を立て、アクションを起こし、その結果をまたデータで確認するというPDCAサイクルを、一人ひとりが回せるようにしていくことをはじめ、さらにその先では、データ・ドリブンによる将来予測を行ったり、これまで認識できていなかった各業務の本質的なKPI(重要業績評価指標)を導き出したりできるようになるところまでレベルアップさせることを目指しています。


<有限会社 味の兵四郎 第2営業部 ネット通販 阿髙 由弓様のコメント>
「『Dr.Sum EA』を導入したことで、業務の担当者自身による現場主導のデータ活用が一気に加速し、重点的に状況を把握するために期間(日付)を絞り込んで集計したり、検索条件を変えたりするなど、自発的なデータ分析が行われるようになりました」


■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=176



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情報提供元: Dream News