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今回の発表は、アブダビで開幕した第7回国際雨増強フォーラム(IREF)の開催に合わせて行われました。
同プログラムでは、最適化された散布材料、新しい雲形成および/または雨増強システム、自律型無人航空機システム(UAS)、限定地域気候介入、そして高度なモデル、ソフトウェア、データの5つの主要研究分野を優先する革新的な研究提案を歓迎しています。
国立気象センター(NCM)所長兼世界気象機関(WMO)会長のアブドゥラ・アル・マンドゥース閣下は、次のように述べました。「第6期となるUAEREPは世界の科学コミュニティにとって、増大しつつある水資源の安全保障課題に対処する革新的な解決策の開発に貢献するための、重要な機会となります。この取り組みは、気候変動対策を加速し、その影響に対するレジリエンスを構築するという、UAEの継続的な取り組みと一致しています。」
UAEREPディレクターのアリア・アール・マズルーイ氏は、次のように述べました。「UAEREPの最新サイクルは、当プログラムを降雨増強研究と運用の世界的に認知されたモデルとして位置付けるというNCMの戦略的ビジョンと一致しており、UAEおよび世界全体の水資源安全保障を促進するものとなっています。私たちはこのサイクルを通じて、過去のサイクルで得られた成果をさらに発展させ、多くの雨増強イニシアチブがその戦略を最適化し、運用を洗練させ、降水量の向上を達成できるよう支援することを目指しています。」
提案の登録は2025年3月13日まで受け付けており、事前提案書は2025年3月20日までの提出が必要となっています。完全提案の提出を招待された方々は2025年5月20日までに通知が送られ、2025年8月28日までに完全提案を提出するよう求められます。
採択されるプロジェクトは、2段階の厳しい審査プロセスを経て選定され、受賞者は2026年1月に発表される予定です。
事前提案の評価では、UAEREPの研究優先事項との整合性、研究の卓越性と影響力、提案者の専門性と潜在能力、学際的な協力、および雨増強研究コミュニティや産業の発展に寄与する見込みが考慮されます。
これまでにUAEREPは、11件の革新的な研究プロジェクトを成功裏に完了するために合計8260万AEDを割り当てており、その結果8件の特許取得を達成し、さらに3件が登録待ちとなっています。これに加え、現在3件の新たな研究プロジェクトが進行中です。
※出典AETOSWire
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Salam Shehady
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