スイス・ダボス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --サウジアラビア王国の外務大臣であるファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子殿下は、本日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会2025において、パレスチナ自治区ガザ地区の停戦合意が今週発効されたことを受けて、「中東が繁栄の未来を築く機会が訪れている」と述べました。






ファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣は、さらに次のように述べました。


「私たちは、確かにリスク要因が数多く存在する地域にいます。しかし同時に、大きな可能性を秘めた地域でもあります。非常に厳しい一年を経て、私たちは地域としての強靭さを示し、未来に目を向けることができます。これは、サウジアラビア王国をはじめとする湾岸協力会議諸国(GCC諸国)が、それぞれの経済計画を着実に進める能力を持っていることを証明しています。そして今、シリア、レバノン、そしておそらくガザ地区においても、ポジティブな兆しをみることができます。地域全体に、新たな一歩を踏み出す機会が存在します。私は楽観的に考えています。」


「信頼構築における旅行と観光業の役割り」と題するセッションにおいて、サウジアラビア王国・観光大臣のアーメド・アル・カティーブ閣下は、「2019年に門戸を開いて以来、私たちは千万規模の海外からの訪問者を迎えることができました。2019年には1千万人に達した観光客数は、2024年には3千万人に達しました。旅行と観光業は、経済の多角化と、より強靭な経済の構築に貢献しています」とコメントしました。


「サウジハウス」がリードする「GDPを超えた新たな成長測定アプローチ」のパネルセッションにおいて、サウジアラビア王国・財務大臣のモハメッド・A・アルジャダーン閣下は「成長はGDPだけで測るべきではない」と強調し、様々な側面において包摂的で持続可能な成長を確保するために、追加指標を用いて監視することの重要性に焦点をあてました。


「成長の未来」に関するパネルディスカッションにおいて、サウジアラビア王国の経済・計画大臣であるファイサル・F・アリブラヒム閣下は、サウジアラビアの長期的な経済成長への取組みに焦点をあて、次のようにコメントしています。


「サウジ・ビジョン2030は大胆なリーダーシップの好例であり、これにより、私たちは自信を持って計画を策定し、楽観的に実行しつつ、堅実に管理することができるようになりました。」


WEFは、サウジアラビア王国のアーメド・アル・カティーブ観光大臣閣下の専門的な意見を取り入れた「旅行と観光業の未来:持続可能で包括的な成長の実現」をテーマにしたブリーフイングペーパーを発表しました。同ブリーフィングペーパーでは、観光業界の動向と分野を超えた協力の重要性が分析されています。また、観光省は同時に「サウジ・ビジョン2030」に基づいたサウジアラビア王国の観光業の変革にフォーカスした投資家向けの白書も発表しました。


サウジアラビアの投資省と通信・情報技術省が主催した「サウジハウス」のセッションでは、セールスフォース社がリヤドに新たな地域本部を開設する計画を発表しました。この投資計画は、2030年までに3万人のサウジアラビア国民にスキルアップの機会を提供することを約束しています。さらに、同社はIBM社と提携契約を結び、サウジアラビア王国にAIイノベンションセンターを開設することも発表しました。


ソース AETOSWire


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 世界経済フォーラム年次総会2025:サウジアラビア王国外務大臣、ガザ停戦に「新たな一歩を踏み出す機会」