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ラスベガス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ベリシリコン(688521.SH)は、高性能かつ低消費電力のディスプレイ処理IP「DC8200-FS」が、ISO 26262 ASIL Bの車載機能安全認証を取得したことを発表しました。この認証は、国際的な検査・認証機関であるTÜV NORDによって発行されたものです。
ISO 26262 ASIL Bに完全準拠したDC8200-FS IPは、メモリ保護やレジスタ構成パス保護などの高度な安全機構を備えています。また、DC8200-FS 2KとDC8200-FS 4Kの2つの構成で提供されており、リアルタイムでの画像処理を前後の処理パイプライン全体で実現し、さらに最大4Kx2Kの解像度を持つデュアル出力ディスプレイパネルをサポートします。これらの出力は、MIPIディスプレイ・シリアル・インターフェース(MIPI DSI)およびディスプレイ・ポート(DP)に対応しており、RGB形式とYUV形式の両方をサポートしています。DC8200-FS IPには、効率的な外部フレーム・バッファアクセスのための2つのAXIバスと、レジスタ・プログラミング用の2つのAHBバスが搭載されており、システム統合を円滑に行うことができます。また、ソフトウェアは、一般的なLinux DRMフレームワーク、カスタムドライバー、およびAPIに対応しており、自動車システム向けの柔軟でカスタマイズされた開発が可能です。
「インテリジェント・ドライビングとコックピット・ドメインの統合に加え、バックミラーをディスプレイで置き換えることで、ディスプレイ処理における機能安全要件を満たしています。機能安全基準に準拠したディスプレイは、自動車用SoCにおいて欠かせない要素になりつつあります」と、ベリシリコンの最高戦略責任者(CSO)兼上級副社長、IP部門のゼネラルマネージャーであるWeijin Daiは述べています。「ベリシリコンは、ISO 26262 ASIL Bに準拠したディスプレイ処理IPの提供において最先端にいる企業です。ISO 26262 ASIL B認証済みのDC8200-FS IPは、自動車向けのニーズに特化した包括的なディスプレイ機能を備えており、複数の大手自動車用SoCプロバイダーに採用されています。DC8200-FSのISO 26262 ASIL B認証は、カメラシステムにおける複数のIPのISO 26262認証取得に次ぐ達成となっており、当社はこれにより、自動車用SoCの急速な進化をより効果的にサポートすることが可能となります。」
ベリシリコンの包括的なインテリジェント・ピクセル処理IPポートフォリオにおける自動車向け機能安全計画の詳細については、1月7日から1月10日にラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2025にて、ベネチアン・エキスポのベリシリコン・ブース(ブース番号:Bassano 2701)へお越しください。
ベリシリコンについて
ベリシリコンは、プラットフォームベースの包括的な自己完結型カスタム・シリコン・サービスと、自社の半導体IPを活用した半導体IPライセンス供与サービスをお客様に提供することに尽力しています。詳細情報は、 www.verisilicon.com
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