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ITENは、2024年11月12日から15日までミュンヘンで開催されるElectronica見本市(ホールB4 - スタンドE05)に出展し、PWY0150SとPWY0250Sの両方を展示します。
比類のないフォームファクターによる固体エネルギー貯蔵を実現するPowency PWY0150SとPWY0250S
Powency PWS0150SおよびPWS0250S電池は、停電時における接続されたデバイスへのエネルギーピークの供給、あるいはエレクトロニクスシステムへの電力供給を行えるように設計されています。 両製品とも、25mm³、73ミリグラムという超小型デザインと高出力密度を特徴としており、無線LANプロトコルで動作する接続されたデバイスに求められる電流レベルを供給することが可能です。Powency PWS0150SおよびPWS0250Sは、表面実装デバイス(SMD)として提供されており、自動生産ラインへの統合が容易です。Powency PWS0150SおよびPWS0250Sは、ITENの全固体電池技術をベースとしており、重金属、有毒な化学物質、有機溶剤を一切含んでいません。また、受動電子部品としてリサイクルが可能です。
IoTとメンテナンスフリーの無線センサーのエネルギー効率の課題に対処すべく設計されたPowency PWY0150SとPWY0250S
低電力かつスモールフォームファクターのデバイスへの電力供給は、モノのインターネット(IoT)の台頭と広範な実装において大きな課題となっています。Powency製品により、IoTデバイスメーカーは他に類を見ないフォームファクターで高性能のBluetooth Low Energy(BLE)、802.15.4規格、またはNFCシステムを構築することが可能となります。これにより、屋内や屋外のアンビエントライト、アンビエント電波、運動エネルギーなどの外部ソースからエネルギーを収集する、メンテナンスフリー・デバイスの普及が促進されます。PWY0150Sは現在、初期段階における多くのお客様向けにプレシリーズ生産が行われており、環境発電で動作する自動センサーに理想的なエネルギー貯蔵機能を提供します。
Powency PWY0150SおよびPWY0250Sの「設計、プロセス、機能による持続可能性の実現」
Powency製品群は、これまでにITENが開発した他の製品と同様に、環境への影響を最小限に抑えた設計・製造がなされており、当社のモットーである「設計、プロセス、機能による持続可能性の実現」を遵守しています。ITENの電池はセラミックで構成されており、有機材料やコバルトなどのクリティカルメタルは使用していません。また、充電やリサイクルも可能です。
ITENの最高経営責任者(CEO)であるヴァンサン・コベは次のように述べています。「Electronica見本市はエレクトロニクス業界において欠かせないイベントです。このイベントへの出展は、会社の成長における重要な時期に差し掛かっているITENにとって、非常に重要な意味を持ちます。Powency製品群の商業化と量産にたどり着けたことは、当社の進化の歴史のなかで重要なマイルストーンとなりました。当社は、持続可能で高性能な、真の統合化された対応を提供するために、製品とお客様のさまざまな産業プロセスへの統合の両方の面で、市場の期待に応えるソリューションを開発することができました。強力な新型電池の導入と2つのソリューションの提供により、今後数ヶ月でこの道筋はさらに加速するでしょう。」
詳細については、www.iten.comをご覧ください。
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Press: Corinne Cosma ( press@iten.com )