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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --再生医療分野の学術交流会「NCRM NICHE 2023」が2023年10月15日に開催され、再生医療の知識を競うイベント「第18回フジオカップクイズ(FCQ)」で、インド・マニパルのカストゥルバ医科大学チームのHarshavardhan Sai SadineniとSrived Medaが優勝しました。優勝者は、ファイナリストであるインドのスリラマチャンドラ高等教育研究院とインドネシアのバンドン工科大学のチームとともに「FCQエリート」の一員となり、「江戸川ニッシュ賞」の推薦資格が与えられます。2023年10月25日には、江戸川ニッシュ賞2020の受賞者であるジョン・クレイグ・ヴェンター博士(Dr. John Craig Venter) による講演が、 トロント大学再生医療トレーニングプログラム(TPRM)、ドイツ幹細胞研究協会(GSZ)の共催により、トロント大学UHNアジメラ移植センターで行われる予定です。
2006年から毎年10月に開催されているNCRM NICHEは、日印再生医療センター(NCRM)の設立記念イベントで、2017~2019年は東京で開催され、現在はバーチャルで行われています。この学術交流会は、安全性と有効性の臨床研究及び前臨床証拠を備えた男性尿道狭窄に対する細胞治療(BEES HAUS)、軟骨修復用の細胞治療で使える組織工学技術(体外培養組織の若返り、細胞移植に最適化した解決策)、病院と細胞処理施設間で行う細胞の輸送と保存法など、斬新なアイデアによる最新ソリューションを開発する場として大きな役割を果たしてきました。また、この交流会での活発な情報交換をもとに、アンメットニーズであるデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)、多発性硬化症(MS)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、パーキンソン病(PD)などの希少疾患に対する修飾補助剤を使用したソリューションも研究されています。
フジオカップクイズ(FCQ)に続き、NCRM NICHE 2023では専門家による講演が行われ、Prof. Dr. Mihai G. Netea(オランダ・ラドボウド大学医療センター)が「訓練免疫について」、加藤正二郎医師(東京・江戸川病院院長)が「軟骨修復のための細胞治療を強化する新しい組織工学技術について」、西川靖俊氏が「骨再建用バイオマテリアルについて」、Dr. Dedeepiya Devaprasadが「腸内マイクロバイオーム、腸-脳軸および脳の健康について」それぞれ講演を行いました。講演会では、Prof. Dr. Jurgen Hescheler(ドイツ・ケルン大学)がモデレーターを務めました。
細胞生物学及び生体材料の研究所を擁する日印再生医療センター(NCRM)は、日本の学術パートナー及び産業パートナーと協力し、in vitro及びin vivo での細胞レベルで、様々な疾患に関するソリューションの研究を行っています。
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Samuel JK Abraham
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