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当社のパイプライン、共同研究、事業に関する最近の進展状況に加え、2022年第2四半期および上半期の財務業績の概要を以下に示します。また、エクセンシアは8月18日(木)午後1時30分(英国夏時間)/午前8時30分(米国東部時間)に電話会議を開催し、当社のパイプラインと企業戦略の概要を説明します。
エクセンシアの創立者で最高経営責任者(CEO)のアンドリュー・ホプキンス(D.Phil.)は、次のように述べています。「2022年上半期に、私たちは新規と既存の主要共同研究を実行し、パイプラインプログラムを前進させ、エクセンシアの創立10周年を迎えました。過去10年間に、私たちは創薬と開発を最新化するAI駆使型の手法を開拓してきました。AIで設計して初めて臨床試験に入った分子の1つであるEXS-21546プログラムのトップラインデータを当四半期に発表できたことは、10周年にふさわしいことでした。7億3000万ドル以上の現金を持つ当社は、長期的に自社の医薬品プロジェクトのポートフォリオを実行できる力強い態勢にあると考えています。当社の戦略では、社内パイプラインと提携プログラムとの間で機敏な相互作用を生み出すことができ、両者の間で候補薬剤を移動させることができます。これは、エクセンシアと当社パートナーにとって適した形で行われるだけでなく、患者のために成功確率に最良の影響をもたらすことができます。」
最近のハイライト
当社の精密医療プラットフォーム、さらにはエクセンシアの技術や事業の重要な要素を活用して、社内パイプラインと提携パイプラインに前進がありました。
社内パイプライン
精密オンコロジーなど、エクセンシアが成功確率を高められると考える領域に力点を置いた完全所有、過半数所有、共同所有のプログラム
提携プログラム
拡張性のあるエンドツーエンドプラットフォームを活用して幅広いパイプラインを推進すると同時に、前進を支えるために多額の現金流入を創出
臨床分野における最近の進展は、当社の先進的なAIベースのプラットフォームがヒト生物学に高いレベルで応用可能な新規分子を創出する能力を浮き彫りにする
エクセンシアの手法により、ビジネスを推進するための多額の現金流入を実現
極めて重要な成長分野で経営陣を拡大
当四半期における査読論文および学会発表の一部
投資家向け電話会議とウェブキャストについて
エクセンシアは、8月18日(木)午後1時30分(英国夏時間)/午前8時30分(米国東部時間)に電話会議を開催します。電話会議のライブウェブキャストは、当社ウェブサイト(investors.exscientia.ai)の「投資家およびメディア」のセクションから視聴できます。あるいは、ライブの電話会議にアクセスするには、+1 (888) 330 3292(米国)、+44 203 433 3846(英国)、+1 (646) 960 0857(海外)にダイヤルし、電話会議IDの8333895を入力してください。録画は、エクセンシアのウェブサイトの「投資家およびメディア」セクションの「イベントおよびプレゼンテーション」で90日間にわたり視聴できます。
2022年第2四半期および上半期の財務業績
読者の便宜のため、当社はポンド表示の金額を、2022年6月30日のニューヨーク連邦準備銀行の正午の買レートである1.000ポンド対1.2162ドルで米ドルに換算しています。
売上高:2022年6月30日締め四半期および上半期の認識売上高は、それぞれ870万ドルおよび1720万ドルで、2021年6月30日締め四半期および上半期と比べて830万ドルおよび1040万ドル増加しました。これは主に、BMSとの2番目の共同研究における実行プロジェクト数の増加、エクセンシアの精密医療プラットフォームを活用するBMSとの契約の延長によって発生した収益、バイエルとの契約の終了後の残存収益の認識によるものです。
研究開発費および創薬コスト:共同研究の形態が多様であるため、研究開発活動に関連して発生した費用は、複数の財務諸表項目のいずれかに計上されている場合があります。以下の表は、これらの費用が会計項目にどのように区分されているかを示しています。
2022年6月30日締め四半期(単位:100万ドル):
|
売上原価 | 研究開発 | JV損失負担 | Total |
提携プログラム | 10.9 | – | – | 10.9 |
社内パイプラインと技術開発 | – | 40.2 | 0.3 | 40.5 |
合計 | 10.9 | 40.2 | 0.3 | 51.4 |
2022年6月30日締め上半期(単位:100万ドル):
|
売上原価 | 研究開発 | JV損失負担 | 合計 |
提携プログラム | 17.7 | – | – | 17.7 |
社内パイプラインと技術開発 | – | 68.8 | 0.7 | 69.5 |
合計 | 17.7 | 68.8 | 0.7 | 87.2 |
研究開発費:2022年6月30日締め四半期および上半期の研究開発費は、それぞれ4020万ドルおよび6880万ドルで、2021年6月30日締めの同期間はそれぞれ990万ドルおよび1510万ドルでした。研究開発費の増加は、エクセンシアの社内および共同所有のポートフォリオの増加に加え、当社の継続的な技術投資に伴う人員およびその他の費用の増加が一因です。2022年6月30日締め四半期および上半期の株式報酬は、それぞれ910万ドルおよび1210万ドルで、2021年6月30日締めの同期間は160万ドルおよび190万ドルでした。
一般管理費:2022年6月30日締め四半期および上半期の一般管理費は、それぞれ1470万ドルおよび2420万ドルで、営業費用合計のそれぞれ22.3%および21.9%を占めています。2022年6月30日締め四半期および上半期において、一般管理費は2021年6月30日締め四半期および上半期と比べてそれぞれ560万ドルおよび1110万ドル増加しましたが、これは主に人件費の増加および上場会社の運営に関連してかかった追加費用の発生によるものです。2022年6月30日締め四半期および上半期の株式報酬は、それぞれ330万ドルおよび460万ドルで、2021年6月30日締めの同期間は170万ドルおよび200万ドルでした。
現金流入:2022年第2四半期に、エクセンシアは共同研究から1億1100万ドルの現金流入がありました。これに対し、2021年第2四半期は3950万ドルでした。
現金・現金同等物・銀行預金:2022年6月30日現在の現金・現金同等物・銀行預金は、2022年12月31日時点の6億8370万ドルに対し、7億3200万ドルでした。これには、12カ月定期預金の1億2170万ドルが含まれます。
連結損益計算書(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)
(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)
| 6月30日締め四半期 | 6月30日締め上半期 | ||
| 2022 | 2021 | 2022 | 2021 |
売上高 | 8.7 | 0.4 | 17.2 | 6.8 |
売上原価 | (10.9) | (4.4) | (17.7) | (9.1) |
研究開発費 | (40.2) | (10.0) | (68.8) | (15.1) |
一般管理費 | (14.7) | (9.1) | (24.2) | (13.1) |
営業費用 | (65.8) | (23.5) | (110.7) | (37.3) |
為替差益/(差損) | 27.7 | (3.4) | 39.5 | (3.5) |
先渡取引損失 | (13.7) | - | (13.7) | - |
その他の収入 | 1.9 | 1.0 | 3.6 | 1.5 |
営業損失 | (41.2) | (25.5) | (64.1) | (32.5) |
金融収益/(費用) | 0.4 | - | 0.5 | (0.1) |
合弁事業の損失負担 | (0.3) | (0.5) | (0.7) | (0.9) |
金融派生商品に関する利益 | 0.0 | 1.7 | - | 1.7 |
税引前損失 | (41.1) | (24.3) | (64.3) | (31.8) |
法人税減額益 | 6.3 | 1.7 | 10.6 | 2.6 |
当期間の損失 | (34.8) | (22.6) | (53.7) | (29.2) |
1株当たり純損失 | (0.29) | (0.86) | (0.44) | (1.02) |
連結貸借対照表(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)
(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)
| 2022年6月30日 | 2021年12月31日 |
現金・現金同等物・短期銀行預金 | 732.0 | 683.7 |
資産合計 | 849.0 | 779.2 |
資本合計 | 650.8 | 689.4 |
負債合計 | 198.2 | 89.8 |
資本および負債の合計 | 849.0 | 779.2 |
連結キャッシュフロー計算書(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)
(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)
| 2022年6月30日 | 2021年6月30日 |
営業活動による純キャッシュフロー | 63.3 | 4.5 |
投資活動による純キャッシュフロー | (133.1) | (4.2) |
財務活動による純キャッシュフロー | (3.7) | 222.3 |
現金・現金同等物の正味(減少額)/増加額 | (73.5) | 222.6 |
現金・現金同等物・短期銀行預金の正味増加額 | 48.2 | 222.6 |
エクセンシアについて
エクセンシアはAIを駆使した製薬技術企業として、最も迅速かつ効果的な方法で最善の医薬品を発見・設計・開発することに傾倒しています。エクセンシアは、史上初の機能的な精密腫瘍学プラットフォームを開発して、治療法の選択を導き、前向き介入臨床研究で患者の転帰を改善することに成功するとともに、AI設計の低分子を臨床環境に進めました。当社の社内パイプラインは、がん領域における当社の精密医療プラットフォームの活用に重点を置いており、提携パイプラインは、当社のアプローチを他の治療領域に拡大しています。私たちは、医薬品創製の新しい手法を開拓することで、最高の科学アイデアを患者にとって最良の医薬品へと迅速に転換できると信じています。
エクセンシアは、オックスフォード(英国イングランド)に本社を置き、ウィーン(オーストリア)、ダンディー(英国スコットランド)、ボストン(米国マサチューセッツ州)、マイアミ(米国フロリダ州)、ケンブリッジ(英国イングランド)、大阪(日本)にオフィスを構えています。
詳細情報についてはhttps://www.exscientia.aiをご覧いただくか、ツイッター(@exscientiaAI)で当社をフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義された「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには、候補分子の発見・開発の進捗、エクセンシアの製品候補の臨床試験の時期と進捗および報告されたデータ、予想される売上高とキャッシュ・ランウェイに関するエクセンシアの期待に関するものが含まれます。エクセンシアの目標、計画、期待、財務またはその他の予測、意図または考えに関する記述は将来見通しに関する記述であり、リスクを伴う記述と見なすべきものです。このような記述は多くのリスクと不確実性を伴い、仮定に基づいています。これには、COVID-19パンデミックが当社事業に与える影響に関連するものや、エクセンシアの製品開発活動の範囲、進捗および拡大、エクセンシアとそのパートナーが計画中および実施中の前臨床試験および臨床試験の開始、範囲、進捗およびそのコスト上の影響、臨床、科学、規制、技術の進展、ヒトの治療薬として安全かつ有効な製品候補を発見、開発、商業化する過程、このような製品候補を中心とした事業を構築する努力が含まれます。これらのリスクと不確実性、ならびにエクセンシアが2022年3月23日に米国証券取引委員会(SEC)に提出したフォーム20-Fによる年次報告書(ファイルNo. 001-40850)の「リスク要因」の項や他の項、およびエクセンシアが適宜SECに提出する他の文書(https://www.sec.gov/で入手可能)に記載されているその他のリスクと不確実性の観点から、このような将来見通しに関する記述に示された事象や状況が発生しない可能性があり、エクセンシアの実際の結果は、これらの記述で予測または暗示されたものとは大きく異なるものとなって、悪影響を及ぼす可能性があります。エクセンシアの将来見通しに関する記述は、当社経営陣の誠実な判断を反映していますが、これらの記述は当社が現時点で当社が知っている事実と要因にのみ基づいています。そのため、これらの将来見通しに関する記述を信頼しないよう注意してください。
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