ビジェリがこの種のものとしては初の負荷管理技術を活用し、コネティカット州における大規模なEV導入を支援

米コネティカット州オレンジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- アバングリッド(NYSE: AGR)子会社のザ・ユナイテッド・イルミネーティング・カンパニー(UI)がビジェリと提携し、コネティカット州で最初の電気自動車(EV)管理型充電プログラムの導入・実施を支援します。コネティカット公益事業規制庁(PURA)が創設した本プログラムは、顧客のEV負荷をオフピークの時間帯にシフトするように考案された行動型充電と管理型充電の両戦略を活用するものです。



この取り組みは、UI、PURA、その他の関係者によるより大きな協業、すなわち州全体で電気自動車(EV)充電インフラの開発を目指す活動の一環となり、このインフラは2025年までに12万5000〜15万台の電気自動車を走らせるというコネティカット州の目標に貢献します。コネティカット州の電気自動車管理型充電プログラムは2022年1月1日に開始され、管理型充電を6月から開始することになっています。

UI社長兼最高経営責任者(CEO)のフランク・レイノルズは、次のように述べています。「ビジェリが同社の最先端技術をコネティカットのEV充電プログラムに導入することを大変うれしく思います。両社が力を合わせることで、コネティカット州は今後も、この地域で次世代のクリーンエネルギーをリードする重要州としての立場を維持することができます。」

ビジェリのUtilityAI™プラットフォームをUIの既存の高度検針インフラ(AMI)データに適用することで、UIはEV所有者をサービス提供エリア全体で検出し、UIの管理型充電プログラムへの参加を促進できるようになります。

アバングリッドのEV担当マネジャーのリック・ローサは、次のように語っています。「EVを所有するお客さまが増えるにつれ、利用者に選択肢と管理機能を提供しながら、大規模な充電が電力網に与える影響を管理できる戦略を策定しなければいけません。このプログラムでは、オフピークの時間帯に充電するインセンティブをお客さまに与えるために、行動に着目したメッセージを使用します。このメッセージが、最先端のテレマティクス技術により、負荷のシフトと直接敵な管理型充電を促します。ビジェリは、EVの必然的な大規模導入によって生じる電力網への影響を最小限に抑えながら、拡張性があってコスト効果の高いソリューションをすべてのお客さまに提供します。」

UIとビジェリは、行動型充電と管理型充電を含む2段階アプローチのために、カスタマイズソリューションを効果的に設計することができました。ビジェリの特許取得技術により、UIは使用に基づいて現在のEV所有者を識別し、使用を管理してコストを最小化するための方法について、所有者に合わせた情報を提供することができます。オプトインを許可する利用者は、ピーク時充電に関する通知メールと月次サマリー報告書を受け取り、ウェブベースでアクティビティーを確認できます。利用者はこれらの情報を活用して、各ニーズに最適な充電方法を決定できます。UIは、管理型充電のオプトインを許可する利用者のために、車両の充電をリモート管理して、電力網の柔軟性を最適化することで、顧客のコストを最小化し、ピーク時におけるエネルギー供給のバランスを確保します。いずれの充電グループも、登録とオフピーク時の充電に対して、金銭的なインセンティブが与えられる仕組みになっています。

ビジェリのゴータム・アガワル最高収益責任者(CRO)は、次のように述べています。「私たちは、UI、コネティカット州、そして業界パートナーがリーダーシップを発揮して、画期的なEV充電プログラムを開発していることを称賛します。当社は協業に参加して、電力事業者、規制当局、技術プロバイダーが顧客価値を高めるために協力しながら、EVの大幅な成長を支える配電システム管理手法に備えることが可能な方法をしっかりと実証できることを誇りに思います。」

UIとアバングリッドはEVの導入を加速させるために多数の取り組みを行っており、今回のビジェリとの新たな提携関係もその1つとなります。アバングリッドのEVロードマップは、EV市場の成長を支えながらサービス提供地域で運輸に伴う排出量を削減するために、EVのインフラおよび技術の開発・統合における業界リーダーになるための同社の道筋を示しています。アバングリッド傘下の企業群は、全米でEV急速充電スタンドのネットワークを構築するために協力している電力事業者のパートナーシップである電気ハイウェイ連合の会員でもあります。

詳細情報および登録については、ユナイテッド・イルミネーティング(UI)のコネティカット州電気自動車管理型充電プログラムをご覧ください。ビジェリが、電力事業者による負荷シフトと電力網管理ソリューションの導入を支援している様子については、ビジェリの「電気自動車戦略」をダウンロードしてください。

UIについて:ザ・ユナイテッド・イルミネーティング・カンパニー(UI)は、アバングリッドの子会社です。1899年に設立されたUIは、約3600マイルの配電線と138マイルの送電線を運営しています。コネティカット州のグレーターニューヘイブンとブリッジポートの地域で、約34万1000の顧客にサービスを提供しています。UIは2019年と2021年に、エジソン電気協会の緊急対応賞を受賞しました。詳細情報については、www.uinet.comをご覧ください。

ビジェリについて

AIの力を活用したSaaS企業のビジェリは、エネルギー企業と消費者がエネルギー関連の意思決定をデータを駆使して行えるようにすることで、クリーン・エネルギーの未来を加速しています。ビジェリ独自の特許技術を活用したUtilityAI™プラットフォームは、エネルギー消費量、人口情報、インタラクションなど、顧客データの多様な側面を、非常に正確かつ実用的な消費者電力使用量のインサイトに転換します。当社はこれらのインサイトを活用して、各顧客の個性やライフスタイル、使用量の属性、行動パターン、購入傾向などに合わせて個別化した推薦情報を提供し、顧客の力を高めます。UtilityAI™のエネルギー分析は、分散エネルギー源(DER)およびグリッド・エッジの観点に立ち、スマートサーモスタットからEV充電器、ソーラー太陽電池、時間帯別料金設計や料率まで、発電と消費を詳細に把握できるようにすることで、ピーク負荷のシェーピングとグリッドのプランニングを改善し、新しい付加価値製品・サービスについてターゲットを絞った推奨を提供します。シリコンバレーに根ざしたビジェリは、エネルギー関連特許17件以上と7500万ドル超の資金を持ち、30人以上のデータ科学者を抱えています。当社は、世界中の世帯・商業顧客にサービスを提供している電力会社にAIをもたらすべく、熱意を持って取り組んでいます。詳細についてはwww.bidgely.comかビジェリのブログ(bidgely.com/blog)をご覧ください。

アバングリッドについて:アバングリッド(NYSE:AGR)は、米国で持続可能エネルギーの一流企業になることを目指しています。アバングリッドは、コネティカット州オレンジに本社を構え、約400億ドルの資産を所有し、米国24州で事業を展開しており、アバングリッド・ネットワークスおよびアバングリッド・リニューアブルズという2つの主要事業部門があります。アバングリッド・ネットワークスは8つの電気・天然ガス会社を所有・運営し、ニューヨークとニューイングランドで330万以上の顧客にサービスを提供しています。アバングリッド・リニューアブルズは、全米各地に再生可能エネルギー発電施設のポートフォリオを所有・運営しています。アバングリッドは約7000人の従業員を抱え、ジャスト・キャピタルから2021年と2022年に、米国で最も優れた企業市民のランク付けを行うジャスト100に選出されました。2022年には、サービスを提供している環境と地域社会へのコミットメントで、公益事業部門の第2位にランク付けされました。同社は、国連の持続可能な開発目標を支持しており、2022年にはエシスフィア・インスティテュートから4年連続で、世界で最も倫理的な企業に選ばれました。詳細については、www.avangrid.comをご覧ください。

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ユナイテッド・イルミネーティングがコネティカット州のEV充電プログラムを支援するためにビジェリとの新たな提携を発表