東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、QuizKnock(株式会社baton)の協力を得て、クイズを自動生成するAI(以下「クイズAI」)を開発しました。このクイズAIは当社が半導体工場で1日20億件以上も生成されるデータの解析などで培ってきたAI・機械学習技術を応用して取り組んだものです。成果は3月16日に言語処理学会第28回年次大会(NLP2022)において発表します。また、QuizKnockはクイズAIで生成されたクイズを同社のサービスで活用します。今後も、当社はQuizKnockからのフィードバックをもとにクイズAIの更なる精度向上を目指します。

■QuizKnockからのコメント
QuizKnockは、「楽しいから始まる学び」というコンセプトのもとクイズを活用してきました。AIによる自動生成により「楽しい」クイズをより多くの方が体験できるようになり、クイズを通した「学び」がより普及している未来を目指して、このプロジェクトを応援しています。


■クイズAIについての取り組み
(1)言語処理学会での発表
QuizKnockのサービス「朝Knock」が狙う「学びにつながるクイズ」を例に、様々なタイプのクイズ問題を作成することに自然言語処理を用いて取り組みました。約220問の訓練データをもとにした機械学習モデルを使い、記事からクイズ問題を自動生成し、さらに生成された問題文に学びにつながるフレーズを付加するアプローチを提案します。

(2)アマチュアクイズ大会への協賛
アマチュアクイズ大会『abc 20th/EQIDEN2022(3月20日開催)』と『AQL2021/全日本クイズリーグ・全国大会(3月21日開催)』に協賛します。

(3)キオクシアブランドサイトでのクイズAIに関する対談の掲載
「クイズAIが描く未来とは?」をテーマとして、QuizKnockの伊沢拓司氏と、伊沢氏と親交の深い当社の市川尚志氏との対談を当社サイトで紹介しています。AIが効率的にクイズを作り出すことができれば、娯楽だけでなく、教育、介護、地方創生など様々な場面におけるクイズの可能性についても語り合います。
キオクシアブランドサイト
https://brand.kioxia.com/ja-jp/

キオクシアは「『記憶』で世界をおもしろくする」というミッションのもと、世の中に膨大に存在する「記憶(データ)」のAI活用事例としてクイズAIに取り組みます。


Contacts

本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシアホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部
山路 航太
Tel: 03-6478-2319
kioxia-hd-pr@kioxia.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 キオクシア:クイズを自動生成するAIの開発について