ロボティック・リサーチが自律技術の商用化拡大に向けて2億2800万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを発表
ソフトバンク・ビジョン・ファンド2とエンライトンメント・キャピタルが主導した投資により、当社の商用部門RR.AIは運輸・物流市場向けエンドツーエンド自律ソリューションを規模拡大して提供可能に
米メリーランド州クラークスバーグ--(BUSINESS WIRE)--自律的移動・ロボティクスソリューションの世界的リーダー企業であるロボティック・リサーチは本日、2億2800万ドルの資金調達ラウンドについて発表しました。これは当社にとって初の外部資本となります。今回の調達資金により、商用トラック、バス、コンテナ輸送車、輸送用車両向けの包括的な自律運転ソリューションの提供に傾注するロボティック・リサーチの商用部門RR.AIの革新と拡大が、さらに促進されます。このシリーズAラウンドの投資企業には、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2、エンライトンメント・キャピタル、クレセント・コーブ・アドバイザーズ、ヘンリー・クラウン・アンド・カンパニー、ルミナー・テクノロジーズが含まれます。
ロボティック・リサーチのアルベルト・ラカーズ最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「今回の投資は、当社顧客である米政府向け自律ソリューションの開発で当社が成功していることを裏付けており、これにより当社の企業顧客からの要求増大や当社の商業事業の拡大に必要な資金が提供されることになります。当社は長い歴史と経験により、実証済みのソリューションの開発を実現してきました。これらのソリューションは、多種多様な環境、気象条件、使用例での運用において、堅牢性・安全性・信頼性を備えているのみならず、多用途で理想的なものとなっています。」
ロボティック・リサーチは世界中の道路に、さらには業界の最も過酷な非構造化環境に自律ソリューションやロボティクスソリューションを成功裏に導入してきました。車種の違いに左右されない当社の自律キットAutoDrive®は、北米初の自律運転大型乗り合いバス、クラス8トラック、ヤードトラックなど、さまざまな車両に既に搭載されています。AutoDrive®は道路やオフロード、ヤードで使用できるため、種々の複雑な運行設計領域（ODD）での全方位自律運転ソリューションを提供する上で独自の適性を備えています。
ソフトバンクグループのシニアバイスプレジデントでソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズの前マネジングパートナーのAkshay Naheta氏は、次のように語っています。「当社は自律運転車技術には物資や人々の移動のあり方を変える潜在力があると考えています。ロボティック・リサーチは商用分野の事業で実績があり、具体的な収益を生む機会に着目することで差別化した自律ソリューションを構築してきました。当社は、ロボティック・リサーチの財務パートナーとなり、同社ソリューションの商用化を加速させるために必要な資金を提供できることを大変うれしく思います。」
今回の投資は、車載グレードのライダーハードウエア／ソフトウエア技術の世界的リーダー企業であるルミナーにとって、初の戦略的な株式投資となります。ロボティック・リサーチは自律運転を発展させる戦略的機会を捉えるべくルミナーと協力しており、当社に長距離ライダーを提供する企業としてルミナーを選定しています。
UBSインベストメント・バンクがロボティック・リサーチの財務顧問および募集代理人を務めました。ロボティック・リサーチに対し、クラバス・スウェイン・アンド・ムーアが法律顧問を、コビントン・アンド・バーリングが特別顧問を務めました。
RR.AIについて
RR.AIは、20年にわたり防衛分野に自律的移動・ロボティクスソリューションを提供してきた世界的な技術企業であるロボティック・リサーチの商用部門です。車種の違いに左右されないRR.AIのフルスタック自律キット（AutoDrive®）は、道路およびオフロードの両環境で実証された自律運転システムであり、業界をリードするOEMパートナーに信頼されています。AutoDriveは複雑な運行設計領域（ODD）での商用輸送向けにエンドツーエンドの全方位自律運転ソリューションを提供する上で、独自の適性を備えています。RR.AIの詳細については、www.rr.aiをご覧ください。
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