東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 学術イベントNCRM NICHE 2021の中で最も注目されるフジオカップクイズ(再生医療分野の知識を競うクイズ大会)の決勝ラウンドが開催され、インドネシア生命科学・工科大学院のAlfred Patisenah氏とDaisy Ramadhani氏が、NIMHANS病院(インド・バンガロール)、カストゥルバ医科大学のチームを破り優勝しました。準優勝は、ラジャラクシュミ・エンジニアリング・カレッジのVigneshwar Ranjan氏とVasanta Vaarshini Umapathi氏でした。フジオカップクイズは、日印再生医療センターの発足を記念して2006年から毎年10月に開催されています。



今回のNCRM NICHE 2021では、トロント大学再生医療トレーニングプログラム(www.regenmedcanada.com)の創設者ゲイリー・レビー教授による「新型コロナの世界的流行で得られた教訓と今後のウイルスに対処するための研究分野」(https://www.springer.com/gp/book/9781461357759)、ラスカー賞を受賞した京都大学の森和俊教授(https://www.nature.com/articles/nm.3682)による「アンフォールデッドタンパク質応答と小胞体ストレス応答」 (https://elifesciences.org/articles/60970)、ブリティッシュ・コロンビア大学のティモシー・キーファー教授(Viacyte Inc.の最高科学責任者)による「糖尿病に対するカプセル化された膵島細胞移植」 (https://doi.org/10.3389/fendo.2021.642152)の3つの講演が行われました。

新型コロナ関連の研究では、広島大学の木阪智彦准教授、横浜市立大学のDr. Stanley Jeremiah(https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2765837)、JAICARE(インド・マドゥライ)のDr. K. Raghavan (https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0753332221010271)、NHSトラスト(イギリス・ロンドン、リンカンシャー・パートナーシップ)のDr. K. Ramesh Shankar(https://www.jns-journal.com/article/S0022-510X(21)00248-3/fulltext)が発表を行い、Dr Dedeepiya Devaprasadによる新型コロナにおける転帰悪化のBREW-COCO法による早期予測についての発表も行われました。司会は、ケルン大学(ドイツ)のユルゲン・ヘシェラー教授、国立国際医療研究センター(東京)の山本直樹名誉教授、タミルナードゥMGR医科大学(インド)のプシュカラ・スブラマニヤム教授が務めました。

学際的なイベントであり、かつイノベーションプラットフォームでもあるNCRM NICHEは、非アルコール性脂肪肝炎(NASHまたはNAFLD:https://doi.org/10.1101/2021.07.08.451700)や、自閉症スペクトラム障害https://doi.org/10.1101/2021.06.28.21259619)のような疾患を管理するソリューションの研究を行っており、投資家の注目を集めています。ジーエヌコーポレーションと提携してこのイベントを行ったEnso Healthcare DMCC(アラブ首長国連邦・ドバイ)は、世界的な複合企業であるEnsoグループの一員として、生活習慣病の予防管理、アンチエイジングと長寿における研究により新しいソリューションの開発を計画しています。

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記事名:「 生命科学・工科大学院(インドネシア)がNCRM NICHE 2021の第16回フジオカップクイズで優勝、ラジャラクシュミ・エンジニアリング・カレッジ(インド)が準優勝