記録的な成長の1年を経て、タイガー・グローバル・マネジメント、アクセル、アメイジア、ゴート・キャピタルからの資本注入もあり、Xenditはユニコーンの地位を獲得

インドネシア・ジャカルタ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東南アジア向けの急成長する決済インフラを運営するXenditは本日、1億5000万ドルのシリーズCを発表しました。これにより、当社は数少ない東南アジアのユニコーン企業へと昇格しました。このラウンドは、タイガー・グローバル・マネジメントが主導し、既存の投資家であるアクセルや、アメイジア、ジャスティン・カンのゴート・キャピタルが参加しました。



Xenditは、最新の投資により、東南アジアの一部の国への進出を視野に入れ、製品スイートの革新を継続することを計画しています。この地域は、5億8000万人の人口の70%が現在インターネットに接続しており、革新と変革に向けた特に魅力的な背景を示しています。2021年には、この地域のデジタル経済は1000億米ドルを超えるとされ、2025年までに3倍の3000億米ドル以上になると予想されています。


Xenditの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のモーゼス・ロウは、次のように述べています。「私たちは、デジタル・ファーストへの驚くべき移行を目にしています。小さなインスタグラム・ショップであろうと、東南アジア最大の企業であろうと、企業にデジタル・プレゼンスが必要であることは今では明らかです。Xenditのデジタル決済インフラは、この地域の新しいクラスの起業家がこれまで以上に迅速に決済を開始して規模を拡大できるようにするとともに、より大きな企業を最新の世界クラスの金融サービスで強化します。AWSがコンピューティングに対して行ったことを、Xenditは決済に対して行っています。」


Xenditは、2万3000個を超える島々と多様な顧客ニーズがあるこの地域で高度にローカライズされた製品を構築することにより、市場初の製品を築き、比類のない顧客サービスを提供し、動きの大きい地域に迅速に適応してきました。


Xenditの共同創業者で最高執行責任者(COO)のテッサ・ウィジャヤは、次のように述べています。「Xenditでは、インドネシアとフィリピンでの決済総額が前年比で200パーセント以上増加し、創業以来、前月比で10パーセントを超える成長の実績を継続しています。ユニコーンとしての当社の新しい地位は、東南アジアの何百万社もの企業に信頼できる安全な金融インフラを提供して、急発展を遂げるデジタル経済において成長し、繁栄できるようにするという、私たちが当初から達成を目指してきた使命を強化する助けとなるでしょう。」


Xenditは、平等な競争環境を作り出すテクノロジーへのアクセスを拡大することで、東南アジア特有の信頼性とインフラストラクチャーの障壁に対するソリューションを提供し、この地域の企業と人々が規模を拡大して成功できるようにしています。インドネシアでの成功に続いて、Xenditはフィリピンに進出し、1年足らずでフィリピン最大の決済プレーヤーの1つになりました。


タイガー・グローバル・マネジメントのパートナーのアレックス・クックは、次のように述べています。「東南アジア向けに特別に構築されたXenditのデジタル決済インフラは、急速にこの地域の金融業務の標準となりつつあります。信頼できる安全な決済ゲートウェイを提供することにより、Xenditはこの地域の企業のために、デジタル経済への入り口を作り出しています。規模を拡大し続けるXenditと提携することに、期待を抱いています。」


Xenditは3月に、アクセルが主導したシリーズBを発表しました。当社が2015年以後に調達した資金は、合計2億3800万ドルに上ります。Xenditはまた、高い評価を受けるインキュベーターのYコンビネーターを経たインドネシア初のテクノロジー新興企業であり、YCトップ100リストで、東南アジアのトップ企業となっています。


アクセルのパートナーのライアン・スウィーニーは、次のように述べています。「Xenditは東南アジアのデジタル変革の最前線にあり、あらゆる規模の企業に、強く必要とされている不可欠なデジタル決済インフラを提供しています。この新たな資金調達ラウンドと節目となる価値評価により、Xenditは長期的な成功に必要とされる信頼を得て、東南アジアの次世代のユニコーンに刺激を与えています。Xenditはこの地域で成功すると、私たちは信じています。」


Xenditについて


Xenditは、インドネシア、フィリピン、東南アジアの中小企業からe-コマース・スタートアップ、大企業までを対象に、決済ソリューションを提供して決済プロセスを単純化する金融技術企業です。Xenditのソリューションは、企業の支払いの受領、給与の支払い、マーケットプレイスの運営などに利用でき、容易に統合できるプラットフォームで提供され、24時間週7日の顧客サービスが付帯します。多種多様な決済手段が使用されている東南アジアの現状において、Xenditにより企業は口座引き落とし、仮想アカウント、クレジットおよびデビットカード、電子財布、小売店舗、オンライン割賦販売での支払いに対応できます。


当地域のデジタル決済インフラを構築するXenditは、東南アジア全域において次世代の拡張可能ビジネスのあり方を形作っています。Xenditは、アクセス、信頼性、法規制に関するニーズに対応することにより、地域のデジタル変革を推進し、より多くの企業が拡張・成長できるようにしています。インドネシア初のYコンビネーター出身スタートアップとして世界の投資家および当地域のベンチャーキャピタルの支援を受けているXenditは、トラベロカ、トランスファーワイズ、ウィッシュ、グラブといった東南アジアの成長著しいブランドを支えています。詳細については、xendit.coをご覧ください。


タイガー・グローバル・マネジメントについて


タイガー・グローバル・マネジメントは、インターネット、ソフトウエア、金融テクノロジー部門の非公開および公開企業に焦点を当てた世界的な投資会社です。2001年以来、タイガー・グローバルは30カ国以上の数百社の企業に対し、シリーズAからプレIPOまであらゆる成長段階において投資をしてきました。当社は、その中核的な重点分野で市場をリードする企業を運営する精力的な起業家と提携することを目指しています。投資先には、JD.com、UiPath、Stripe、Databricks、Bytedance、Snowflake、Facebook、Alibaba、Procore、Chime、Blend、Peloton、Attentive、LinkedIn、Flipkart、Toastが含まれています。


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Malia O’Connor

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 XenditがシリーズCで1億5000万ドルを確保し、東南アジア全体にデジタル決済インフラを構築へ