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主な所見には、ネットワークとセキュリティーの計画(SD-WANおよびSASE)の結合の増加、ハイブリッド作業環境のサポートが含まれます
米カリフォルニア州サンマテオ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フルマネージド・クラウド・ファーストWANソリューションのリーダーであるAryaka®は本日、世界のSD-WANとSASEの計画に関する業界随一の調査である第5回「2021年WANの状況」年次レポートを発表しました。今年のレポートで特定された主な動向は次のとおりです。
Futuriomの創立者でチーフアナリストのScott Raynovich氏は、次のように述べています。「Aryakaの高品質な『WANの状況』報告書で業界の動向について知ることを毎年楽しみにしています。今年のレポートには、Futuriomが確認しているものと同じ動向の多くが反映されています。その動向には、クラウド・ベースのネットワーキング・サービスとセキュリティー(別名セキュア・アクセス・サービス・エッジ、SASE)の継続的な統合や、ワーク・フロム・エニウェア(WFA)とハイブリッド作業環境を対象とした仮想化ネットワーキング・ソリューションに対する強い需要が含まれます。良質なレポートです。」
課題と優先順位が変化する前年比の動向
WANは範囲を拡大し続けており、100以上の地域間サイトに接続する企業数は、2020年の19%から2021年の28%へと50%増加しています。これはアプリケーションの継続的増加と結びついており、500以上の異なるアプリケーションを展開したと述べている企業の数は、2021年の32%から46%へと増加しています。コラボレーションの需要の証拠となるものがZoomであり、極めて重要であると認識した回答者が2020年の25%から2021年は36%に増加しています。
前年比で目立った変化がないことが明らかになったものは複雑さであり、これは36%の企業にネットワークの最大の問題であると認識されました。興味深いことに、2021年にコストを主要な問題として特定した人は、2020年の16%から25%増加し、20%となりました。これは、クラウドまたはMPLSのコストの懸念が原因かもしれません。
全体としては、短期的な計画を進めるにあたってパンデミックに対する戦術的な懸念があったため、一部の地域で投資の優先順位が下がりました。例えば、SD-WAN/SASE駆動型ネットワークの更新を実施する予定の回答者は、2020年に29%であったのに対し、今年は17%のみです。ただし、これをリモート・アクセスのアップグレードの22%(新規項目)、セキュリティーの21%と合算すると、2021年に生まれている勢いは大きなものになります。対照的に、LTE/5Gは2020年の24%から増加し、2021年は31%となっています。最後に、VPN投資は2020年の27%に対して今年は31%です。Aryakaは、パンデミックに起因して生まれた新たなリモート労働力がこのVPNの増加につながったと考えています。
実際の展開では、マネージド・サービスが71%で依然として最高の地位を占め、ドゥー・イット・ユアセルフ(DIY)ソリューションを求めている割合は18%です。多くの企業が展開ライフサイクルをさらに進めており、今年は26%がSD-WANを評価し、2020年の22%から増加しています。この市場の成熟度の高まりは、特定されたSD-WAN採用の障壁の低下に反映されています。企業は、WANサービスがアプリケーションのパフォーマンスに対応できないことを懸念しなくなってきており、2020年の43%に対して今年は36%になっています。同様に、SLAの懸念、技術の成熟度、スキルの欠如も低下しています。
SASEとハイブリッドな職場の普及に対する詳細な検証
エンタープライズSASE展開計画は加速しており、29%が、SASEアーキテクチャーであると考える何らかのものをすでに展開していると回答しています。そしてさらに56%が、今後12~24カ月間にSASEアーキテクチャーを展開することを計画しています。完全なSASEアーキテクチャーの一部として特定された最高の機能は、34%が挙げたSD-WANトランスポートです。また、展開に関しては、WANベンダーとセキュリティー専門家の両方の技術を搭載した、クラウドとエッジにまたがるソリューションが好ましいと半数以上が述べています。
パンデミックが発生したことで、世界中の従業員がオフィスから自宅に移動しました。これは2021年を通じて将来の計画と投資にも影響を及ぼすであろう変化です。回答者の半数以上(59%)が、自社の従業員の25~50%がリモート状態を維持すると予測していると述べています。一方、21%が従業員の50%以上が在宅勤務を継続するものとして計画を立てていると述べています。企業は柔軟性も優先しており、回答者の63%がオンプレミスとリモートの間でリソースをすばやく移動する能力が非常に重要だと考えていると述べています。
AryakaのCMOのシャシ・キランは、次のように述べています。「WANの世界的状況の第5版はかつてないほど大規模で充実したものとなっており、世界中の1350社を超える企業が調査に回答し、洞察が提供されています。Aryaka Networksを代表して、調査にご参加いただいた皆さまに感謝の意を表します。すべてのCIOとネットワーク、クラウド、セキュリティーの実務家の皆さまが、WANを活用し、積極的にWANのプランを立てるための優れたリソースやガイドブックとしてこのレポートを役立てていただければと願っています。特に興味深いのは、SD-WANとSASEの展開に焦点を当てたトレンドです。」
調査方法
第5回Aryaka年次グローバル調査「2021年WANの状況」では、北米、APAC、EMEAに本社を置くあらゆる業種の企業の世界各地のITおよびネットワーク実務家1350人以上を調査しました。調査では回答者に、ネットワーキングとパフォーマンスの課題、優先事項、2021年以降の計画について質問しました。
Aryakaが「2021年WANの状況」ウェビナーを開催
「Aryaka 2021年WANの世界的状況」に関する活発なパネルディスカッションにご参加ください。日時は以下のとおりです。地域に関する所見も発表されます。
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このインタラクティブな形式を活用して、専門家パネルが第5回年次「WANの状況」レポートを深く掘り下げます。内容には、デジタル変革を推進する主要な調査結果の詳細分析が含まれます。
こちらからレポートをダウンロード:https://www.aryaka.com/state-of-wan-2021/
こちらから図解をダウンロード:https://www.aryaka.com/docs/aryaka-state-of-the-wan-2021-infographic.pdf
その他の資料:
Aryakaの詳細については、こちらをご覧ください:https://www.aryaka.com/
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Aryakaについて
クラウドファーストWAN企業のAryakaは、ネットワークおよびセキュリティー向けサービスとしてのWANの利用に敏捷性、簡素性、優れた体験をもたらします。当社は、最適化されたグローバル・ネットワークと革新的な技術スタックを提供し、業界ナンバーワンのマネージドSD-WANサービスを実現し、アプリケーション・パフォーマンスの標準的基準を定めます。AryakaのSmartServicesプラットフォームは、グローバルなオーケストレーションとプロビジョニングを活用して、接続性、アプリケーション・アクセラレーション、セキュリティー、クラウド・ネットワーキング、洞察を提供します。当社のお客さまには、フォーチュン100企業の数社をはじめとするグローバル企業数百社が含まれています。
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