アムステルダム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベストインクラスの治療指数を持つ抗体薬物複合体(ADC)を実現するバイオテクノロジー企業シナフィックス B.V.は、2020年世界ADC授賞式で「ベストプラットフォームテクノロジー」部門の賞を受賞したことを発表します。



シナフィックスのADCプラットフォームは、GlycoConnect™、HydraSpace™、及びtoxSYN™で構成されており、ベストインクラスのADCを実現するための部位特異的な技術とペイロードで構成されています。


シナフィックスは、「2020年世界ADCデジタル」のイベント中に賞を授与されました。本賞の最終候補は1000人以上の個人による予備投票を通じて決定され、ADC分野全体からの著名な独立業界専門家から成る審査委員会が各最終候補の評価を行い、受賞者を決定しました。


審査委員会はシナフィックスのADCプラットフォームにおける次の3つの肝要な特徴を強調しました。



  • 競争のはげしいADC製品候補の一貫した配信


  • 強力な商業活動と科学的検証(アウトライセンス供与契約を通じて4億2000万ドル以上を獲得し、少なくとも6種類のADCが開発中で、その内2種が臨床試験中)


  • あらゆる抗体に対して適合性があり、使用が容易


受賞者の完全なリストは、https://worldadc-awards.com/をご覧ください。


シナフィックスのピーター・ファン・デ・サンデ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。


「私たちは、同業者の投票により『ベストADCプラットフォームテクノロジー』賞を受賞できたことを大変光栄に思います。」


「私たちのチームは最先端のADC対応技術を提供するために熱心に取り組んできました。その結果、現在ベストインクラスのADC製品候補を実現するために、業界有数のプラットフォームであると考える技術を構築することができました。」


「この賞を受賞したことは、新しい臨床段階のADC全体で最も普及している技術になるために私たちがすでに行った重要な努力を検証するのに役立ちます。」


編集者への注記


シナフィックスのADCプラットフォームテクノロジーについて


シナフィックス専有のADCテクノロジープラットフォームは、GlycoConnect™、HydraSpace™、及びtoxSYN™の各技術から構成されています。GlycoConnect™およびHydraSpace™はどちらも臨床段階にあり、有効性と忍容性が大幅に増強されているもののエフェクター機能は備えていないベストインクラスのADCを実現する技術です。


GlycoConnect™は、自然抗体グリカンを利用して部位特異的で安定したペイロードアタッチメントを実現する結合技術であり、DAR1、DAR2、又はDAR4の各フォーマットに調整が可能です。


HydraSpace™は、治療指数をさらに高める疎水性ペイロード向けに、コンパクトで高極性のスペーサー技術として設計したものです。


ToxSYN™は、ADC分野で十分に理解され、ADC製品の開発を促進する作用機序を備えた複数のペイロードクラスに対応するリンカー/ペイロードプラットフォームであり、ADC製品の開発を促進するものです。


これら3つの技術を組み合わせにより、開発者は「ワンストップ」で使いやすいADCテクノロジープラットフォームを利用できるため、抗体開発者が独自のADCを開発でき、ADC開発者はパイプラインをさらに拡張して競争力をたかめることができます。


シナフィックス B.V.について


シナフィックス B.V.は、臨床段階の部位特異的ADCテクノロジープラットフォームを使用してADC製品候補を実現するバイオテクノロジー企業です。toxSYN™リンカー/ペイロードプラットフォームをGlycoConnect™およびADC増強HydraSpace™テクノロジーに追加することにより、完全に補完的なテクノロジープラットフォームが作成し、これにより、抗体を使用するあらゆる企業はシナフィックスからの単一ライセンスの下で独自のベストインクラスの専有的ADC製品を開発できるようになります。


シナフィックスのプラットフォームには、診療所への迅速なタイムラインをサポートするIND対応のCMCパッケージが付属されています。シナフィックスの技術を対象する付与された特許は、少なくとも2035年まで、製造技術とその結果として生じる製品のエンドツーエンドの保護を提供します。シナフィックスのビジネスモデルは、ADC Therapeutics、Mersana Theraprutics, Shanghai Miracogenとの既存の取引を通じて例示されているように、標的特異的な技術のアウトライセンス事業となります。


シナフィックスは、Aravis、BioGeneration Ventures、BOM Capital、M Venturesを含む、ヨーロッパのライフサイエンス分野に焦点を当てて一流の投資家シンジケートによっての支援を受けています。


詳細情報については、当社ウェブサイト(www.synaffix.com)をご覧ください。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Synaffix BV
Anthony DeBoer

Director, Business Development

bd@synaffix.com


Instinctif Partners
Melanie Toyne-Sewell / Phil Marriage

Tel: +44 207 457 2020

synaffix@instinctif.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 第7回世界ADC賞でシナフィックスが「ベストプラットフォームテクノロジー」賞を受賞