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最も悪性度が高く治療困難な乳がん種の1つに取り組む研究者主導研究を支援する寄付
ダラス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 女性に影響するがんを撲滅する活動を数十年にわたって主導しているメアリー・ケイ財団は最近、ジョイス・オショーネシー医師が実施する研究を支援するために、10万ドルをベイラー・スコット&ホワイト・ダラス財団に寄付しました。オショーネシー医師はテキサス・オンコロジーの乳がん専門医で、ベイラー大学医療センターの乳がん研究記念女性科長の肩書きを持っています。オショーネシー医師の奥深い研究ポートフォリオには、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)細胞の感受性増強を引き起こし得るトリガーと、同感受性に基づく治療薬の有効性に関する研究が含まれます。
TNBCは高リスクの乳がんで、患者にとって有効な選択肢はほとんどありません。TNBCは通常、若い女性、アフリカ系アメリカ人の女性、BRCA1遺伝子変異を持つ女性が患います。TNBCは乳がんの他のサブタイプと比較して、初期段階の疾患における再発までの期間が短く(3年以内)、転移性の場合の再発から死亡までの期間が短い(9~12カ月)などの予後不良が伴います。
メアリー・ケイの最高科学責任者(CSO)であるルーシー・ギルデイ博士は、次のように述べています。「メアリー・ケイ財団の使命は、世界中の女性に影響を与えるがんを撲滅することで、当財団は画期的な研究や、ベイラー・スコット&ホワイトのような団体への支援に毎年何百万ドルという資金を投じています。人命を救える可能性を持つオショーネシー医師の研究に資金援助ができるのは光栄で、同研究の成果が今後、転移性TNBC患者の予後にどう影響を及ぼすかを見守っていきたいと思います。」
オショーネシー医師が転移性TNBC患者集団に研究の力点を置いた理由は、未充足の医療ニーズが非常に高いからです。オショーネシー医師は、ヘルスケアシステムのための研究活動を監督しスタッフやその他の臨床サポートを提供しているベイラー・スコット&ホワイト研究所と協力し、TNBCを究明するための研究者主導研究のデザイン・開発にも当ってきました。
オショーネシー医師は、次のように述べています。「本研究の目標は、患者が治療で極めて持続的な完全奏功を達成できる経路についての理解を深め、各種の治療戦略から得られる利点を予測できるTNBCの分子特性を明確にすることです。この種の研究は、転移がんの患者が利用できる選択肢を増やし、必要としている人々に大きな希望をもたらすことができるでしょう。」
ベイラー・スコット&ホワイト・ダラス財団のローランド・K・ロビンソン理事長は、次のように述べています。「ベイラー・スコット&ホワイトは、テキサス最大の非営利ヘルスケアシステムとして、メアリー・ケイ財団のような組織からの寛大な寄付を頼りにして、患者のための革新的な研究を継続しています。これまでのところ、オショーネシー医師による試験の有望な結果を目の当たりにしています。そしてメアリー・ケイ財団からの支援により、医師の重要な研究が引き続き、転移性トリプルネガティブ乳がんの患者に対する貢献を改善するための新たな洞察に役立つと期待しています。」
メアリー・ケイ財団は20年以上にわたり、広く米国で、女性向けシェルターおよび家庭内暴力対策サービスの事業者に加え、がん研究プログラムおよび関連目標の活動に8000万ドル以上を助成してきました。
メアリー・ケイ財団について
世界中の女性の人生を豊かなものにするというメアリー・ケイ・アッシュの夢に従い、メアリー・ケイ財団は女性特有のがんの治療法を開発するための画期的ながん研究ならびに女性に対する家庭内暴力撲滅のための投資を目的に資金を集め、分配しています。1996年以来、メアリー・ケイ財団はこの2つの使命に沿った活動を行う組織に8000万ドル以上の寄付を行ってきました。さらに、当財団は啓蒙活動や地域社会への奉仕活動を支援し、女性が健康で安全な生活を送れるようにするための法整備を提唱しています。力を合わせることにより、私たちは世界を女性にとってより良いものとすることができます。女性支援と地位向上に関する教育、提唱、ボランティア活動と寄付ならびに人の命を救うための活動への参加の詳細については、marykayfoundation.org、フェイスブックおよびインスタグラムをご覧ください。ツイッターでのフォローもお願いします。
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