BCWの調査によれば、国家元首92人、政府の長48人、外務大臣36人が、インスタグラムに個人アカウントを持っていることが分かりました。


ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
インドのナレンドラ・モディ首相は、インスタグラムで最もフォロワー数が多い世界的リーダーであり、1480万人のフォロワーがいます。次いで多いのはインドネシアのジョコ・ウィドド大統領で、1220万人のフォロワーがおり、過去12カ月でフォロワー数は倍以上になりました。これは、グローバル・コミュニケーション代理店のリーダーであるBCW(バーソン・コーン&ウルフ)による2018年「インスタグラム上の世界的リーダー(World
Leaders on Instagram)」調査
の結果です。3番目に多いのは米国のドナルド・トランプ大統領で、フォロワー数は1000万人です。



4番目はフランシスコ法王で570万人のフォロワーがおり、次いで、ヨルダンのラーニア王妃、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、ホワイトハウスのアカウントが続き、それぞれ400万人を超えるフォロワーがいます。英国王室のフォロワー数は過去12カ月でほぼ3倍になっており、これはハリー王子とメーガン・マークルのロイヤル・ウェディングの写真によるところが大きく、2018年5月19日にはアカウントのフォロワーが57万人増加しました。



本調査は、国家元首、政府の長、外務大臣の426個のインスタグラム・アカウントの動向を分析しましたが、こうしたアカウント数は、2017年の調査から100個以上増えています。調査には、フェイスブックのCrowdTangleツールによる集計データが使用されました。2018年10月1日現在、アカウントのフォロワー数の総計は9830万人であり、過去12カ月で9万8372回の投稿が行われ、これにより8億6040万個のリアクション(コメントおよび共有)を獲得しています。



米国のドナルド・トランプ大統領は、リアクション総数(コメントおよびいいね)においてランキング1位となっています。過去12カ月に@realDonaldTrumpは2億1800万個を超えるリアクションを獲得しましたが、これは、フォロワー数がより多いインドのナレンドラ・モディ首相が投稿した過去1年間の80個の写真や動画に付けられた6900万個のリアクションの3倍以上です。しかし、1回の投稿あたりのリアクション数(コメントおよびいいね)に関しては、インドのナレンドラ・モディ首相がインスタグラム上で最も影響力のある世界的リーダーであり、80回の投稿において、1回の投稿あたり平均873,302個のリアクションがありました。第2位は413,934個のリアクションを獲得したトルコのエルドアン大統領、第3位はインスタグラムの1回の投稿あたり平均411,673個のリアクションを獲得したインドネシアのジョコ・ウィドド大統領でした。



BCWのチーフ・イノベーション・オフィサーのChad
Latzは次のように述べています。「この第3回目のBCWの調査により、インスタグラムは、世界的リーダーが最もリアクションを獲得するソーシャルメディア・ネットワークになったことが分かりました。驚くべきことに、世界的リーダーのインスタグラム・アカウントの平均的規模は、そのフェイスブック・ページのサイズの半分もなく、投稿数では過去12カ月において5分の1以下です。しかし、すべてのインスタグラム・アカウントで、総計8億6000万個のリアクションがあり、これは、同じ時期のフェイスブックのリアクション総数よりも1億6200万個(23パーセント)多くなっています。」



「インスタグラム上の世界的リーダー」調査により、さらに193カ国の国連加盟国のうちの156カ国が公式インスタグラム・アカウントを保有していることが分かり、2017年の調査から16カ国増えています。国家元首92人、政府の長48人、外務大臣36人が、インスタグラムに個人ページを持っており、国家や政府のアカウントよりもリアクションが多い傾向があります。



インスタグラムは、施政方針を広く知らしめるための最も一般的なソーシャル・ネットワークではないにせよ、インスタグラム・ストーリーズはデジタル外交の二次的なチャンネルになっており、インスタグラムで世界のリーダーたちが接触し、挨拶を交わし、互いにタグ付けしています。



その他の主要な調査結果は、次の通りです。




  • サハラ以南アフリカでは、ガーナのナナ・アクフォアド大統領が4億3100万人という最多のインスタグラム・フォロワー数を持つリーダーであり、次いで、ルワンダのポール・カガメ大統領とナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領に、それぞれ16万人を超えるフォロワーが存在します。


  • アラブ諸国のリーダーの中では、ヨルダンのラーニア王妃のフォロワーが最多で480万人を超えています。これは、アラブ首長国連邦のシェイク・ムハンマド副大統領兼首相の330万人のフォロワーより多くなっています。


  • アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、ラテンアメリカのリーダーの中で、インスタグラムのフォロワー数が最多の88万人であり、それぞれ50万人を超えるフォロワーを持つ退任間近のメキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領とパラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領がこれに続いています。


  • EUでは英国王室が350万フォロワーでランキングのトップになり、少し間が空いて、110万フォロワーのフランスのエマニュエル・マクロン大統領、68万4000フォロワーのドイツのアンゲラ・メルケル首相の順になっています。


  • 最もアクティブな政府のアカウントはブルネイ政府の情報部門であり、平均して一日当たり17個を超える投稿が行われています。2番目はパキスタンのイムラン・カーン首相で、一日当たり10個を超える投稿が行われています。3番目に活発なのはクウェートの外務省で、一日当たり8個を超える投稿が行われています。


  • 2018年6月以降、上記426個のアカウントの15パーセントがインスタグラムTV(IGTV)チャンネルを作成しており、このチャンネルでは最長60分の縦型動画をアップロードできます。



調査について



「インスタグラム上の世界的リーダー」調査は、世界的リーダー、政府、国際機関がどのようにソーシャル・メディア上でコミュニケーションしているかを示すBCWの最新の調査です。この調査は、BCWの高い評価を獲得している年に一度実施されるツイッター外交の調査を基にしており、調査は今年で6年目となります。2016年に、ツイッター外交の調査は、すべての主要なソーシャル・メディア・プラットフォームを対象とするようになり、BCWのデジタルでの世界的な名声を大幅に強化しました。詳細については、www.twiplomacy.comをご覧ください。



BCWについて



BCWは世界最大のフルサービス・グローバル・コミュニケーション代理店の1社です。バーソン・マーステラとコーン&ウルフの合併によって設立されたBCWは、アーンド・メディアに根ざしたデジタル主導かつデータ主導のクリエイティブ・コンテンツと統合コミュニケーションプログラムを提供し、B2B、消費者、企業、危機管理、CSR、ヘルスケア、公共問題、技術分野の顧客を対象に、全チャネルで大規模に展開しています。BCWは、コミュニケーション・サービスの世界的リーダーであるWPP(NYSE:WPP)傘下の企業です。詳細については、www.bcw-global.comをご覧ください。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 インスタグラムが各国のリーダーの間で最も急速に普及しているソーシャル・メディアに