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材料研究・技術企業のナノアルは科学的に設計されたナノ構造体を利用した高性能アルミ合金の設計・開発・商業化に従事
米ケンタッキー州アシュランド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ブレイディ・インダストリーズは、アルミシート向けナノ結晶強化技術の世界的リーダー企業であるナノアル(NanoAl)を3番目の完全所有子会社として取得しました。ナノアルは、アルミ圧延工場のブレイディ・アトラスとベロクシントに続いてブレイディ・インダストリーズの所有企業に加わることになります。
ナノアルは、ノースウエスタン大学の材料科学学科を基盤に、ナノスケールの主要構造特性の制御を通じた高強度アルミ合金の開発技術の商業化を目的に設立されました。ブレイディでは、この技術はブレイディ・アトラス工場で生産されるアルミニウムの比強度を大幅に高める可能性を秘めていると考えており、これにより自動車および航空宇宙業界のOEM市場における競争優位性を獲得することができます。
ベロクシントの最高責任者で、ブレイディの最高技術責任者を務めるアラン・ルンド博士は、次のように述べています。「私たちは、ナノアルの革新的なアプローチにより、低コストを維持しながらアルミシートの強度を従来の水準に比べて20パーセント向上させることができると考えています。また、この技術は3Dプリント用途を含む粉末冶金にも応用でき、ブレイディ・アトラス工場とベロクシントとのシナジーの拡大につながります。本取引により、軽量化ソリューションに重点を置いた最先端技術によるアパラチアの再構築という目標に向けて、さらに大きく一歩前進することになります。」
ナノアルの最高責任者兼最高技術責任者で共同創業者のニョン・Q・ボー博士は、次のように述べています。「ブレイディ・インダストリーズおよびベロクシントとの新たな連携は、当社の研究・開発能力を強化し、軽金属のナノサイエンス技術における革新的なリーダーとなる機会をもたらします。」
ブレイディ・インダストリーズのクレイグ・T・ブシャール会長兼最高責任者は、次のように述べています。「買収を通じて、当社の粉末冶金事業の成長を促す機会を得ることができ、大変うれしく思います。また、当社は2つ目の圧延工場の建設について数多くの引き合いを受けており、その機会も追求していく考えです。」
ブレイディ・インダストリーズについて:
ブレイディ・インダストリーズは、世界の輸送・防衛産業向けの未来志向の高度金属製造企業です。ブレイディ・インダストリーズの初のプロジェクトは、ケンタッキー州アシュランドのイーストパーク・インダストリアル・センターにおけるグリーンフィールドのアルミ圧延工場建設の第1フェーズです。この工場により、ブレイディ・インダストリーズは自動車産業向けに量産対応の5000および6000シリーズのアルミシートを年間30万トン生産する低コストメーカーとなります。ブレイディの子会社のベロクシントは、MITにより育成された軽量化ソリューション企業で、斬新なナノ結晶技術を生かした部品製造に従事しています。2018年9月18日に買収したブレイディの最も新しい子会社であるナノアルは、アルミシートへのナノ結晶技術の応用で世界をリードしています。ブレイディ・インダストリーズの詳細については、www.braidyindustries.comをご覧ください。
ナノアルについて:
ナノアルは、科学的に設計されたナノ構造体を利用した高性能アルミ合金の設計・開発・商業化を専門とする材料技術企業です。ナノアルは、ノースウエスタン大学での17年間にわたる研究を経て設立されました。ナノアルが製造する合金は、伝統的(鋳造)および非伝統的(粉末冶金)手法による加工が可能で、自動車、送電のほか、さまざまな業界で広く応用されています。ナノアルの詳細については、https://www.NanoAl.com/をご覧ください。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20180920005825/en/
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