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MASI)は、マシモの非侵襲的かつ連続的なヘモグロビン測定値(SpHb®)の有用性に関して最近公表された研究の知見について発表しました。この研究は、不必要な輸血を減らして、経費を削減し、医療の質を改善する上で、SpHb®の有用性を評価したものです1。
この研究では、スペインのHM病院のRibed-Sánchez医師と同僚ら、スペイン国立通信教育大学(UNED)ETSII、CEUサン・パブロ大学が、臀部外傷の手術を受ける2グループの患者、すなわち従来の侵襲的採血でヘモグロビン濃度を測定するグループと、Masimo
SpHbでヘモグロビン濃度を連続的に検査するグループを対象に、輸血の結果について比較しました。研究者らの目標は、2グループ間で輸血患者の割合と患者1人当りの輸血ユニット数に違いがあるかどうかを見極めることでした。患者115人の対照群では、侵襲的採血とラボ分析によって断続的にヘモグロビン濃度を検査しました。患者122人の実験群では、SpHb機能搭載のMasimo
Radical-7® Pulse CO-Oximeters®でヘモグロビン濃度を連続的にモニタリングしました。
研究者らは、輸血を受ける患者の割合が対照群の48.7%から実験群(SpHb)の45.1%へと、7.4%低減することを見いだしました。患者1人当りの輸血ユニット数は1.322から1.156へと12.56%低減しました。スペインにおける血液ユニットの平均コストに基づき、センサーコストを考慮に入れて研究らが計算したところ、年間の全国レベルで、こうした低減は170万5600ユーロの節約および輸血血液1万3500ユニットの節減に相当することが推計されます。
研究者らは、「大量の失血が伴う手術中におけるヘモグロビン濃度の常時モニタリングにより、輸血件数が大幅に低減します。この測定技術を使用した輸血件数の低減に基づけば、医療施設は医療の質を改善しながら経費を大幅に削減できる」と結論付けています。
マシモを創設したジョー・キアニ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「輸血は経費がかかるだけでなく、死亡率と関連していますが、今回の研究はSpHbが輸血の低減に貢献することを示す研究の5番目となります1-5。事実、SpHbに関する臨床成績研究は今日まで6件が知られていますが、これらすべてで良好な成績を示しています6。輸血件数の低減に加え、これら研究のうち3件では、輸血を必要とする患者にとっての輸血実施の迅速化が示されています3,5,7。」
SpHbは検査室での血液検査に取って代わることを意図していません。赤血球輸血に関する臨床判断は、患者の容体、連続的SpHbモニタリング、血液試料を使用してのラボ診断検査など、他の因子を考慮した臨床判断に基づく必要があります。
@MasimoInnovates |
#Masimo
References
マシモについて
マシモ(NASDAQ:
MASI)は革新的な非侵襲的モニタリング技術における世界的リーダー企業です。当社の使命は、患者ケアの転帰を改善し、コストを削減することです。1995年、当社はMasimo
SET® Measure-through Motion and Low
Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーを発表しました。Masimo SET®は誤報を大幅に減らし、正確なモニタリングで正しい警報を発することが多くの研究で示されています。Masimo
SET®は医師が新生児における重度の未熟児網膜症を減らし1、新生児におけるCCHDスクリーニング値を改善し2、また術後の病棟におけるマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo
Patient SafetyNet™)*での連続的モニタリングで使用した場合、救急対応の実動とコストを削減する3,4,5ことが示されています。Masimo
SET®は世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されており6、USニューズ&ワールド・レポート誌の2017-18年全米優良病院ランキング7に掲載された上位20病院中の17病院で最重要のパルスオキシメトリーとなっています。2005年、マシモはrainbow® Pulse
CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、SpO2、脈拍数、灌流指標(Pi)に加え、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、脈波変動指標(PVi®)、さらに最近では予備酸素摂量指数(ORi™)です。2014年、マシモはマシモ・オープン・コネクト(Masimo
Open Connect®、MOC-9®)インターフェースを装備した直感的な患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入し、他社が新たな特性や測定機能でRootを強化できるようにしました。またマシモはウエアラブル患者モニターRadius-7™、スマートフォン向けパルスオキシメーターiSpO2®、フィンガーチップパルスオキシメーターMightySat™などの製品でmHealth(モバイルヘルス)におけるリーダーの役割を積極的に果たしています。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。マシモの製品に関して発表済みの臨床研究の結果はhttp://www2.masimo.com/evidence/featured-studies/feature/でご覧いただけます。
ORiはFDA 510(k)承認を取得しておらず、米国では販売されていません。
*Patient SafetyNetの商標の使用は、ユニバーシティ・ヘルスシステム・コンソーシアムからのライセンスに基づいています。
References
将来見通しに関する記述
本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にMasimo
SpHb®の潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、Masimo
SpHbを含むマシモ独自の非侵襲的測定技術が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスク、マシモの非侵襲的医療技術のブレイクスルーがコスト効率に優れたソリューションと独自のメリットを提供するとの当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk
Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。
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