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以下、RPA)ソフトウェア企業UiPath社(本社 米国)の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区
代表取締役CEO 長谷川康一、以下「UiPath」)は、株式会社日本取引所グループ(本社:東京都中央区 取締役兼代表執行役グループCEO 清田
瞭、以下「JPX」)にRPAソフトウェアを提供し、同社のRPA導入プロジェクトを支援してまいります。
JPXは、市場運営者として公共的な役割を果たしつつ企業価値を持続するためには、堅実かつ安定的に業務を運営する体制を維持することが必要不可欠であると考えています。そのためには、業務品質を担保しつつ、業務の質的改善を促し、高品質なオペレーションの実現やテクノロジーを活用した働き方改革を進めることを目的として、RPAの導入を進めています。
JPXでは2017年5月より実機検証を開始し、概ね各業務プロセスでのRPAの活用が有効であることを確認しました。そのうえで、実機検証を通じて判明した課題を踏まえたガバナンス体制や運用体制の構築、一部の業務への試験導入を通じたRPAツールの作成ノウハウの蓄積を進め、2018年4月より全社的にRPAを導入します。
これまでの取り組みの結果、これまで費用対効果の観点から対応が難しかった業務効率化要望をRPAツールにより多数実現できたほか、RPAの導入を契機とした業務改善やサービス改善につながる事例も出てきています。
今後、本格導入のフェーズでは、UiPathのRPAプラットフォームを標準として、ツールの全社展開を進め、市場監視業務や各種申請業務を中心とする300を超える業務を対象として、業務プロセスの見直し、オペレーションの高度化を進めてまいります。
日本取引所グループ常務執行役(CIO)の横山隆介氏は次の様に述べています。「UiPath
Platformは、オペレーショナルリスクの削減・業務効率化に寄与する、有力な業務支援ツールの1つであると考えています。私どもJPXは、業務プロセスの見直しを行ったうえで、
UiPath
Platformを活用した業務プロセスのデジタル化を推進することで、高品質なオペレーションの実現や生産性の向上、サービス改善に取り組んでまいります。」
UiPathでは引き続き、JPXの「高品質なオペレーションの実現」に向けた取り組みをご支援してまいります。
日本取引所グループについて
日本取引所グループ(JPX)は、アジアを代表する総合的な金融市場インフラを提供する取引所グループで、その事業領域は現物及び派生商品市場の運営、自主規制機能や清算機能の提供など広範囲に亘っています。アジア最大規模の現物市場である東京証券取引所では、3,500以上の上場銘柄やETF/ETN、REITなどの多様な商品を提供しています。また、大阪取引所では、日経225先物、TOPIX先物、国債先物をはじめとしたデリバティブ商品の取引機会を提供しています。
両市場の効率性、安定性及び透明性に加えて、日本取引所自主規制法人が担う自主規制機能と日本証券クリアリング機構における清算機能の発揮により、取引所市場に対する信頼性を確保しています。JPXは、「アジア地域でもっとも選ばれる取引所」を目指して、市場の発展や事業ポートフォリオの多様化を推進しています。
UiPath社について
UiPath社は、お客様の業務プロセスを効率的に自動化するための一体化されたソフトウェアプラットフォームを提供する、世界有数のRPAベンダーです。米国を本社とするUiPath社は、日本、英国、ルーマニア、フランス、ドイツ、インド、シンガポール、香港、オーストラリア等に拠点を持ち、約700社のRPAによる自動化実績を有しています。
日本法人は2017年2月に設立されました。既に200社(2018年3月末現在)のお客様でご利用い頂いており、多数の企業様がPoC(Proof
of Concept 実証実験)に取り組んでいます。
より詳細な情報は同社のウェブサイトをご参照ください。(https://www.uipath.com/ja/)
なお、2018年1月26日には1,132名のお客様を迎え、コンファレンス「UiPathForward
Japan 2018」 (於 ホテルニューオータニ東京)を実施いたしました。
本件に関わる問い合わせ:
UiPath株式会社
上田 聡
japan@uipath.com
電話番号
03-5219-1346