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(ビジネスワイヤ) --
リスク管理ソリューションを世界的に提供するアシュラント・インク(NYSE:AIZ)と、TPGキャピタルの投資先企業で保証プランおよび関連プログラムを世界的に提供するザ・ワランティ・グループは本日、アシュラントの株主が合併会社の過半数を所有して事業を統合する正式契約を結んだことを発表しました。この取引の価額は約25億ドルで、株主および規制当局の承認を得て、その他の慣例的完了条件を満たすことを前提として、2018年上半期に完了する予定です。
この取引により、魅力のある商品と顧客ポートフォリオ、多角的な成長特性、厚みのある世界的事業範囲を有するアシュラントの世界的なライフスタイル市場における戦略が大幅に前進します。ザ・ワランティ・グループは、2017年6月30日現在の年間売上高が10億ドルを超え1、35カ国にわたり車両保証、延長サービス契約および金融サービス事業を展開していることから、アシュラントの規模と市場プレゼンスが強化されます。また、合併後の地理的事業範囲は、アジア太平洋などの主要市場においてアシュラントのモバイル戦略を加速するリソースとなります。ザ・ワランティ・グループの米国車両保証事業により、ディーラー・ネットワークや国内顧客などの新たな顧客パートナーシップと流通経路が得られ、アシュラントは、デジタル自動車販売店などの自動車市場における新しいトレンドを活用する地位を確保します。
アシュラントのアラン・コルバーグ社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「アシュラントがザ・ワランティ・グループを買収することで、車両保証事業における世界的リーダー企業としての当社の地位が高まります。また、この買収は、消費者が自身の家電、自動車、モバイル機器、およびエレクトロニクスを保護できるよう支援する当社のライフスタイル市場の成長戦略に非常に適合しています。両社が協力することで、世界的な事業展開を深め、既にアシュラントの戦略ロードマップ上にある主要な市場で利益性のある成長を加速するとともに、大きな事業シナジーを実現し、より多角的で予想可能な収益を生み出し、世界的規模で商品の革新を進めることができると考えています。」
ザ・ワランティ・グループのネルソン・チャイ社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「この取引により、世界の市場で非常に適合した専門知識を有する2社の企業が統合されます。この合併により、クラス最高の商品とサービスを提供する当社の能力が高まり、お客さま、パートナー、従業員およびその他の主な関係者に新たな機会を提供することができます。」
TPGキャピタルのパートナーであるエリック・レザーズ氏は次のように述べています。「この戦略的パートナーシップは、アシュラントおよびザ・ワランティ・グループの両社にとって非常にすばらしい成果であり、合併後の企業は継続的成功に向けた態勢を整えました。当社は、ザ・ワランティ・グループを買収して以来、この会社の経営陣を支援しており、同社は成長への魅力的な道程を追求して、世界的なサービス契約事業を拡大してきました。この合併はこのような取り組みに基づいており、TPGはこの合併による将来の価値創造を大変楽しみにしています。」
1この金額は、一定の費用を控除した売上高の一部を報告するザ・ワランティ・グループの方針に基づいています。合併後会社の報告は、アシュラントの売上高報告方針に合わせて、費用を補正した総額ベースの報告に改訂される予定です。
取引の構成と財務の要点
この取引では、ザ・ワランティ・グループの株主価値を19億ドルとし、企業価値は、既存の債務を含み25億ドルと査定しています。この取引契約に基づき、アシュラント・インクはTWG
ホールディングス・リミテッドの完全子会社となり、その名称はアシュラント・リミテッドに変更されます。アシュラントの株主は、既存のアシュラント・インクの株式を1対1でアシュラント・リミテッドの株式に転換し、合併会社の約77%を保有します。残りの23%はTPGとその関連会社が保有します。これは、アシュラントの株式1600万株に相当し、昨日の終値では約15億ドルになります。アシュラントはまた、約3億7200万ドルの現金をTPGに支払います。
取引完了後、アシュラント・リミテッドの株式は、ニューヨーク証券取引所においてティッカーシンボル「AIZ」で取引されます。合併会社は、アシュラントの上級経営幹部陣が統括します。
アシュラントは、新規借入金および取引完了後に発行する予定の優先証券により、現金対価を調達し、ザ・ワランティ・グループの既存の借入金約5億9100万ドルを返済する予定です。アシュラントは、10億ドルのブリッジ融資の確約書を締結しました。
この取引により、アシュラントの2018年の1株当たり営業利益はランレートで小幅に引き上げられると予想されます。2019年末までに、アシュラントは、世界の事業を最適化することで、6000万ドルの税引前事業シナジーを創出する予定です。
この取引は、米国および特定管轄区域のアシュラント株主にとって、課税対象となります。
経営陣
取引完了後のアシュラントの取締役会は、現在のアシュラントの12人の取締役、ザ・ワランティ・グループのネルソン・チャイ社長兼最高経営責任者(CEO)、TPGキャピタルのパートナーであるエリック・レザーズとTPGキャピタルのプリンシパルであるピーター・マクグーハンの15名の取締役で構成されます。
電話会議とウェブキャストの詳細
アシュラントは本日、米国東部時間午前8時に電話会議とウェブキャストを開催し、この取引について説明します。生放送のウェブキャストおよび投資家向けプレゼンテーションは、アシュラントのウェブサイトのInvestor
Relations(投資家向け広報)セクションでご覧いただけます。生放送を聴取できない方のために、電話会議終了後すぐに収録された再生を聴取できます。
アドバイザー
アシュラントの財務顧問はモルガン・スタンレーが務め、ウィルキー・ファー&ギャラガーが法律顧問を務めます。
ザ・ワランティ・グループの財務顧問はUBSインベストメント・バンクが務め、スキャデン・アープス・スレート・マー&フロムが法律顧問を務めます。
アシュラントについて
アシュラント(NYSE:AIZ)は、リスク管理ソリューションの世界的リーダーであり、住宅と購入商品を保護しています。数百万人もの消費者が、アシュラントの革新的商品、サービス、サポートを信頼し、住宅、車、家電製品、モバイル機器、葬儀などの大きな購買を行っています。アシュラントは、このような購入品を製造、販売、あるいは資金援助する主要企業と提携し、その顧客を大切に扱い、その事業を成長させています。フォーチュン500社に含まれるアシュラントは、世界16カ国で事業を展開しています。2017年6月30日現在、当社の資産は300億ドル、年間売上高は60億ドルでした。詳細は、assurant.comをご覧いただくか、ツイッター(@AssurantNews)で当社をフォローしてください。
ザ・ワランティ・グループについて
50年以上にわたる業界リーダーとして、ザ・ワランティ・グループは、保証ソリューションと関連メリットを提供する世界有数のグローバル企業の1つであり、世界35カ国以上で事業を運営し、1600人以上の従業員を擁しています。ザ・ワランティ・グループは、完全所有の保険会社としてバージニア・シュアティ・カンパニーとロンドン・ゼネラル・インシュアランスを所有しており、自動車、住宅、消費家電、エレクトロニクス、家具などの消費財の世界有数のメーカー、販売業者、小売業者に、引受業務、請求管理、マーケティングの専門知識と、金融機関向け専門保険商品とサービスを提供する単一ソースのソリューションです。詳細については、www.thewarrantygroup.comをご覧ください。
TPGについて
TPGは1992年に設立された世界有数のオルタナティブ資産運用会社であり、運用資産は730億ドルを超え、オースティン、北京、ボストン、ダラス、フォートワース、香港、ヒューストン、ロンドン、ルクセンブルク、メルボルン、モスクワ、ムンバイ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ソウル、シンガポールにオフィスを構えています。TPGの投資プラットフォームは、プライベート・エクイティ、成長ベンチャー、不動産、クレジット、公開会社など幅広い資産クラスにわたります。TPGは投資家のためにダイナミックな商品と選択肢の構築を目指し、また、投資戦略とポートフォリオのパフォーマンス全体で、規律ある卓越した業務運営を確立しています。詳細は、www.tpg.comをご覧ください。
注意事項
本プレスリリースに記載されている記述、特に提案中の取引、事業シナジーを含むこの取引による利益と相乗効果、合併会社の将来の機会に関する記述、ならびに、合併会社の将来の業績、財政状況および業務、予想される事業レベルと商品・サービス提供、予定された活動、予想される成長、市場でのプレゼンスと機会、戦略、競争、および将来期間のその他の予想、目標および財務指標に関する記述は、1995年米国証券民事訴訟改革法の意味における将来予想に関する記述に当たる可能性があります。将来予想に関する記述は、経営陣の最良の見積、想定、予測に基づいており、大きな不確実性を伴います。実際の結果は、将来予想に関する記述で予測されたものと大きく異なる可能性があります。アシュラントならびにザ・ワランティ・グループはいずれも、新たな情報や新たな出来事あるいは展開が発生した場合でも、本プレスリリースの将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。アシュラントの業績に影響を及ぼす可能性がある一般的なリスク要因の詳細については、アシュラントが米国証券取引委員会(SEC)に提出した年次および定期報告書に記載されているリスク要因を参照してください。
提案中の取引に関する追加情報
本プレスリリースは、アシュラントとザ・ワランティ・グループの間で提案中の取引に関連するものであり、登録届出書の提出が必要となります。これには、提案中の取引および付随する利益とリスクを詳細に説明した共同委任勧誘状/目論見書が含まれ、これを証券取引委員会(SEC)に提出しなければなりません。本発表は、共同委任勧誘状/目論見書や、アシュラントまたはザ・ワランティ・グループが、提案中の取引に関連してSECに提出する、あるいは株主に送付する可能性のある他のすべての文書の代わりになるものではありません。投資家の皆さまは、正式な委任勧誘状/目論見書およびSECに提出した他の関連文書と共に、フォームS-4による登録届出書を、これらが入手可能になり次第よく読むようにしてください。これらの文書には重要な情報が含まれています。共同委任勧誘状/目論見書およびアシュラントがSECに提出したすべての関連文書は、提出後可能な限り早急に、SECのウェブサイト(www.sec.gov)またはアシュラントのウェブサイトのInvestor
Relations(投資家向け広報)から無料で入手することができます。アシュラントのウェブサイトに掲載されているその他の情報は、本書またはSECに提出または提供したその他の報告書の一部ではありません。
申し出および勧誘の否定
本プレスリリースは、証券の販売申し出、購入申し出の勧誘、あるいは賛成投票の勧誘に当たるものではなく、また、管轄地域の証券法に基づく登録または認可を受ける前にこのような申し出、勧誘、販売を行うことが違法とされるいかなる管轄地域においても、証券に関する申し出、勧誘、販売を行うことはできません。1933年証券法第10条の要件(修正を含む)を満たす目論見書に基づく売り出し以外で、証券の売出しを行うことはできません。
委任状勧誘の参加者
アシュラントの取締役、執行役員およびその他の経営陣と従業員は、アシュラントの株主に対してこの取引に賛成する趣旨の委任状勧誘の参加者と見なされる場合があります。証券取引委員会(SEC)の規則に基づき、アシュラント株主の委任状勧誘の参加者と見なされる可能性のある個人に関する情報は、アシュラントがSECに提出した公開文書に記載されており、SECに提出された時点で共同委任勧誘状/目論見書に記載されます。
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