米フロリダ州フォートローダーデール--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- GAテレシスは本日、航空会社、MRO業者およびOEM業者のための仕組み金融ソリューションを中心とするスペシャルティ・ファイナンス部門として、ストラクチャード・クレジット・プロダクツ(SCP)を立ち上げたことを発表しました。当面は、在庫リースに重点を置いた戦略をとり、将来的には、有担保貸付、公社債トレーディング、その他の航空関連金融商品への投資を含む他の航空ファイナンス商品へと事業を拡大させていく予定です。SCPは、航空ファイナンス・リース業界で20年以上の経験を有するこの分野の重鎮のスチュアート・ワインロス当社バイスプレジデントが統括します。




SCPの当初の成長戦略では当社の既存の在庫リース・プラットフォームを強化し、世界中の航空会社により充実した在庫リース・ソリューションを提供するために今後3年間で10億ドルの資金を確保しています。新技術を採用したナローボディ機およびワイドボディ機への移行が間近に迫っているため、基幹業務を支援するための補修部品の調達が航空会社にとって大きな投資負担となっています。GAテレシスの画期的な在庫リース商品ではリース方式により中長期のファイナンスが提供され、航空会社は固定の月間リース料を支払うことで運営面での完全な柔軟性を確保できます。GAテレシスは2002年の創業以来、航空機およびエンジン部品市場で業界リーダー的な存在となっており、過去15年間に数十億件の部品販売を行っています。GAテレシスは、進化する世界の民間航空業界の拡大し続ける資本ニーズに応え、新航空機の納入を支援するための在庫リース商品の先駆者です。



SCPは、ボーイング787および737MAXとエアバスA350およびA320NEOシリーズの関連補修部品に重点を置くことになりますが、他の機種に関連した機器のリース機会についても今後検討します。GAテレシスは、すでに在庫リース事業で2億ドルを超える融資を契約しており、今後36カ月間にさらに8億ドルを超える新たな契約を締結する見込みです。



GAテレシスの社長兼最高経営責任者(CEO)のアブドル・モーベリーは、次のように述べています。「現在航空業界は、各航空機メーカーが4種類の航空機シリーズで同時に最新鋭機およびエンジンを投入するという前例のない状況にあります。最新鋭の787、737MAX、A350、A320NEOの納入機数は現在、8700機を超えており、当社は各社の在庫確保ニーズに対応したカスタマイズされた金融ソリューションの提供を通じて航空会社を支援していきます。」



今週始め、GAテレシスは株主の東京センチュリー株式会社と共に、一部のLEAP、GTF、GEnx、トレントのモデルなど、最新鋭ジェットエンジンのためのファイナンスを目的に、新たに10億ドルの共同イニシアチブを発表しました。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 GAテレシスが在庫リース事業の拡大を支えるための新たな10億ドルの資金枠の確保を発表