EPSが2桁台の成長となり力強いスタート



通期業績見通しに確かな自信


大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社 (東証:4502):




実質的な売上収益の成長は6.6%の増収、成長ドライバーが牽引




  • 実質的な売上収益は対前年同期+6.6%、すべての地域で増収(米国+13.5%、日本+1.6%、欧州およびカナダ+4.6%、新興国+6.0%)、タケダ成長ドライバー(消化器系疾患領域、オンコロジー(がん)領域、中枢神経系疾患領域、新興国事業)は、力強いモメンタムを維持し+14.7%



    • 消化器系疾患領域は「エンティビオ®」や「タケキャブ®」が引き続き牽引し、対前年同期
      +23.2%


    • オンコロジーは「ニンラーロ®」、「アドセトリス®」、「アイクルシグ®」、「ALUNBRIGTM」が牽引し、対前年同期+12.2%


    • 中枢神経系疾患領域は米国における「トリンテリックス®」の力強い伸長により、対前年同期 +29.8%


    • 新興国事業は主要市場であるロシアとブラジルにおける2桁台の成長が寄与し、対前年同期 +6.0%




  • 財務ベースの売上収益は、タケダ成長ドライバーの力強い伸長が、為替影響(△0.4ポイント)と事業等の売却影響(△2.9ポイント)を吸収し、対前年同期+3.3%



EPSは2桁台の成長、売上収益の成長および利益率の向上が寄与




  • 実質的なコア・アーニングスは、粗利益率の向上と継続的で規律ある経費管理により、対前年同期+29.4%の成長、売上収益に対する比率は350bps向上


  • 財務ベースの営業利益は、力強い実質的な成長が寄与し、対前年同期+27.5%
    前年同期に日本の長期収載品事業をテバ社との合弁会社に移管した際に生じた事業譲渡益1,029億円を計上した一方、当期は、同規模の和光純薬工業株式会社の株式売却益1,063億円を計上したため、対前年同期比較におけるこれらの影響は軽微


  • 実質的なコアEPSの成長は、コア・アーニングスの力強い成長と税金費用の期ずれによる税率低下もあり、対前年同期+35.7%、財務ベースのEPSは45.8%伸長し186円



キャッシュ・フローの著しい改善により財務レバレッジが低下




  • 営業フリー・キャッシュ・フローは対前年同期+50.3%の555億円


  • ノン・コア資産の売却により、さらに1,277億円のキャッシュを創出


  • 純有利子負債/EBITDA倍率は2016年度末の2.7倍から2.1倍に低下



チーフ フィナンシャル
オフィサーのジェームス・キーホーは、「当社は、売上および利益の両方で力強いスタートを切ることができました。タケダ成長ドライバーは力強いモメンタムを維持しており、コスト管理の取り組みも順調に進捗しています。当社は、優先事項である『Grow
Portfolio(事業ポートフォリオの成長)』、『Rebuild Pipeline(研究開発パイプラインの再構築)』、『Boost
Profitability(利益率の向上)』を実行しています。当第1四半期の実績は、2桁台のEPS成長という通期の見通しを達成する自信を確かなものとしました」と述べています。





























































































 


2017年度第1四半期(4-6月期)の財務ベース連結業績



(億円)

 


2016年度
第1四半期



 


2017年度
第1四半期



 


成 長






財務ベース

 

実質的な成長率2

売上収益


4,340


4,482


+3.3%


+6.6%

コア・アーニングス1


771


1,063


+37.9%


+29.4%

営業利益


1,529


1,950


+27.5%


-

当期利益3


995


1,448


+45.5%


+35.7%

EPS


127 円


186 円


+45.8%


-

コアEPS

 

71円

 

103 円

 

+44.5%

 

+35.7%



























1



 

コア・アーニングスは、売上総利益から販売費及び一般管理費、および、研究開発費を控除して算出します。



さらに、非定常的もしくは本業に起因しない(ノン・コア)事象であり、かつ、金額の大きい影響を調整します。


2




実質的な成長率とは、持続的な事業活動のパフォーマンスを実質的に把握する目的で、当期と前年同期の業績を共通の基準で比較したものであり、為替影響および事業等の売却影響を除いています。


3




親会社の所有者帰属分

 


2017年度のマネジメントガイダンスと財務ベースの公表予想を据え置き、EPSは2桁台の成長を想定

































2017年度のマネジメントガイダンス



 

 

マネジメントガイダンス(成長率 %)

実質的な売上収益


1桁台前半

実質的なコア・アーニングス


10%台半ばから後半

実質的なコアEPS


10%台前半から半ば

1株当たり年間配当金

 

180円











































































 


2017年度の財務ベースの公表予想



(億円)

 

2016年度実績

 

2017年度公表予想

 

増減(%)

売上収益


17,321


16,800


△3.0%

コア・アーニングス


2,451


2,575


+5.0%

営業利益


1,559


1,800


+15.5%

当期利益


1,149


1,380


+20.1%

EPS


147 円


177 円


+20.1%


為替レート
(年間平均)



 


1米ドル= 109円
1ユーロ= 120円



 


1米ドル= 110円
1ユーロ= 120円





 


2017年度第1四半期の連結業績の詳細およびその他の決算関連情報については、当社ホームページをご覧ください。http://www.takeda.co.jp/investor-information/results/




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多田 毅
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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 武田薬品: 2017年度第1四半期の連結業績について