JMが持続可能性報告の最初の5年間の結果を発表し、今後5年間の目標を設定


デンバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
エネルギー効率の高い建材・特殊加工材料の世界的大手メーカーでバークシャー・ハサウェイのグループ企業のジョンズ・マンビル(JM)は本日、2015年持続可能性報告書を公表しました。持続可能性への取り組みに加えて、利害関係者と環境を尊重する責任ある方法でのビジネス遂行に向けたJMの取り組みを紹介した第5回年次報告書は、www.jm.com/sustainabilityでご入手いただけます。




ティム・スウェールズ研究開発担当副社長兼最高持続可能性責任者は、次のように述べています。「ジョンズ・マンビルは、当社の従業員、お客さま、地域社会、環境へのプラスの影響に対する当社の関心を調整する環境、健康、安全の管理システムを積極的に整えようと取り組んでいます。過去5年間で、当社は測定と管理の方法論を前進させるとともに、どの持続可能性目標がJMと当社の利害関係者に真に価値をもたらすかについての知見も獲得しました。当社は行動も起こし、当社やその製品・プロセスを向上させるべく当社の世界業務全体の持続可能性に投資しました。」



2015年の報告書で概説した大きな成果は次の通りです。




  • 環境コンプライアンスと認定:2015年に、JMはさらに8工場でISO
    14001認証を取得し、取得した工場は計23カ所になりました。ISOは、継続的な改善に向けた目標の確立、結果測定、機会特定をサポートする環境マネジメントシステムです。


  • エネルギー効率:JMが2010年から節約した約88万2000ギガジュールのエネルギーは、同じ期間に9000世帯以上の家庭に電力を供給するのに十分なエネルギーに相当します。


  • 廃棄物・リサイクル:JMは、世界業務全体での廃棄物削減プログラムの実施と工場従業員のスマート思考により、2014年に最初の5年間の廃棄物目標を達成しました。そのスマート思考は2015年も継続されました。例えば、フロリダ州ジャクソンビルの工場では、切断作業で生じる粉塵を他のプロセスの液体吸収に使用する方法を開発し、工場廃棄物を50パーセント削減しました。加えて、オハイオ州ミランの工場では昨年、プロセス材料を再利用・リサイクルすることで3300トン以上の廃棄物を削減しました。


  • 業界認定:2015年に、JMのコロラド州フルータの工場は、近隣の3エーカーの廃水処理施設への数十年にわたる依存を解消するプログラムの作成・実施が評価され、コロラド州公衆衛生環境局から24カラット・ゴールド・チャレンジ賞を受賞しました。


  • 従業員の能力開発:2015年に、JMは従業員研修を大幅に増やして24万5000時間とし、JMから給与を受け取る従業員の99パーセントの能力評価を実施しました。


  • 地域社会への投資とボランティア活動:2015年に、JMの慈善寄付金が計50万ドル以上となり、従業員とお客さまにとって重要な新たな問題に手を差し伸べました。例えば、JMは非営利団体のトラッカーズ・アゲインスト・トラフィッキングと協力して人身売買に対して行動を起こしました。



メアリー・ラインハート社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「この報告書は、当社のお客さまに革新的な最高品質の製品を提供すること以上に深い取り組みを代表しています。私たちは、お客さまや業界パートナーとの信頼できる関係を改善、適応、創造する機会を常に模索しながら、すべての利害関係者の皆さまへのJM経験の提供も行っています。私たちは、2015年に成し遂げた進歩に満足しており、過去5年間に達成した結果を基盤として継続する方法に目を向けています。」



今後について、JMは次の5年間の持続可能性目標を概説しました。2016年1月1日付けで発効した目標は次の通りです。




  • エネルギー:2020年までにエネルギー効率を5パーセント向上させるプロジェクトを実施


  • :2020年までにすべての工場で地元の水源の脆弱性評価を完了


  • 健康とウェルネス:バイオメトリック検査に参加した従業員の50パーセントについて改善させることで従業員の健康とウェルネスへの支援を継続し、現在のウェルネスプログラムを拡充してメンタルヘルスへの取り組みを追加


  • 安全:2020年までに3年間の稼働における怪我の年間平均件数を30パーセント減らし、2020年までに3年間の稼働における怪我による労働損失率(LTIR)を30パーセント減らすことで、継続中の職場での怪我ゼロのビジョンに対する実績向上を継続


  • 固形廃棄物:2020年までに廃棄物強度の10パーセント低減を実現


  • 環境マネジメントシステム:2020年までに北米と欧州のすべての工場でJMのISO 14001環境マネジメントシステムを実施


  • 従業員の能力開発:2020年までに従業員の研修時間を5パーセント増やし、給与を受け取るすべての従業員が文書による能力開発計画を確実に保有できるようにすることで、従業員の能力開発活動を強化


  • 地域社会への投資とボランティア活動:2020年までに従業員のボランティア活動を20パーセント増やす



2015年の報告書は、グローバル・リポーティング・イニシアチブ(GRI)のG4ガイドラインのコア・オプションに「準拠」して作成され、G4ガイドライン・マテリアリティ開示の場所の正しさを確認するために、GRIのマテリアリティ開示サービスによる評価を受けています。



ジョンズ・マンビルについて



バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A、BRK.B)グループ企業のジョンズ・マンビルは、高品質の建物用断熱材、機械用絶縁材、商業用屋根材、屋根断熱材、商業・産業・住宅用ファイバー・不織布の製造・販売を行う大手企業です。JMの事業は、航空宇宙、自動車・運輸、空気管理、冷暖房空調設備(HVAC)、配管設備、ろ過、防水、建物、床材、内装、風力エネルギーの各市場にわたります。1858年創業のJMは、デンバーを拠点としています。年間売上高は約26億ドルで、主要市場の多くでリーダー的地位を占めています。JMは、北米、欧州、中国で約7000人の従業員を擁し、44カ所の製造施設を運営しています。詳細については、www.jm.comをご覧ください。



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Holly.Leiker@jm.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ジョンズ・マンビル、2015年持続可能性報告書を公表