街から離れた静かな村の湖のほとりで、ミロは静かで孤独な日々を過ごしていた。あまり家に帰ってこないパパの代わりに、近所のおばさんたちが手厚く彼の世話をしてくれていたが、それでもミロは寂しかった。学校が終わり、いつものように湖でひとり、大好きな魚釣りに夢中になっていたある日、一匹の黄金に輝く魚を見つけると、彼の人生が一変!その日を境に、怪しげな者たちが、ミロの家を訪ねてくるようになり……!!追い詰められたミロに残された手段は、「逃げる」こと。でも、どこへ向かえばよいのか?その答えは黄金の魚が握っていた!?(原題:Le monde de Milo)※本作品は左開きです。