■後藤社長の着任からSchick FIRST TOKYOまで ケーススタディの舞台は、28年間にわたってウェットシェービングにおいて国内シェアNo.1(※3)を誇り続けているシック・ジャパン株式会社です。しかし、絶対王者とも思われるシック・ジャパンですが、その成長は停滞しはじめていました。そうした2022年8月、代表取締役社長に就任したのが後藤氏です。その時から、シック・ジャパンは、「シェービングを超えてビューティーグルーミングカンパニーへと変革する」を掲げ、変革の道、カルチャー進化の道を歩み始めたのです。その過程では、数々の組織の業績回復や成長を成し遂げてきた後藤氏の経験による「組織変革のレシピ」が生かされています。そうして至った新商品「Schick FIRST TOKYO」までの道のりについて、お話を伺いました。