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「風味豊かな 万能だし」
荒節イメージ
久世福商店の看板商品である「風味豊かな万能だし(以下、「万能だし」)。2013年に久世福商店が誕生したその日から棚に並び、累計400万個以上を売り上げてきた人気商品です。今回、そんな「万能だし」の美味しさそのまま、もっとお手軽に楽しめる「そのまま調味料としても使える 粉末万能だし」(以下、「粉末万能だし」)を発売します。開発にかかった期間はなんと2年以上!
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商品情報はこちら : https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=fsh02759
開発を担当した久世福商店の商品開発チーム・竹ノ内正志さんに「万能だし」の魅力と"だしパック” ”粉末だし”それぞれの開発秘話、こだわりを聞いてきました。
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「風味豊かな 万能だし」
商品情報はこちら : https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=sh-3903
―――「万能だし」のパック、とても人気がありますよね!久世福商店が始まったときからあるということは、お店ができる前に開発された商品ですよね。
竹ノ内正志(以下 竹ノ内さん):そうです。久世福商店がまだ計画段階だった2012年、乾物やだし、調味料を中心としたお店にする予定だったそうです。メイン商品の1つとしてだしパックの開発は始まりました。
当時、だしパックはまだ珍しかった。それなら究極の旨みを追求した美味しいものを作ろう!と目標を掲げました。
究極の旨みを味わえるおだしとは、丁寧に取ることで作れる味のバランスが良いおだし。
昆布を前日から水につけて、60度くらいまで熱して取り除き、沸騰させて鰹節を入れて作るものです。
私も飲むたびに美味しいな~としみじみ感じます。これをもっと簡単な工程で作れるだしパックにして、皆さまの日常にお届けしたい。そんな思いがありました。
―――開発はどのように始まったのでしょうか?
竹ノ内さん:当時の担当バイヤーが一緒に最高のだしを作ってくれるメーカーさんを探していたところ、とある展示会で「株式会社 新丸正(以下 新丸正)」さんと出会いました。昭和10年から鰹節を作られている静岡県焼津市の会社です。
バイヤーが話をしたところ、新丸正さんはまだ実店舗のない久世福商店の計画と私たちの想いに共感して一緒に作ってくださることになりました。
そこから鰹節をよく知る新丸正さんと全国の美味しいものを知るバイヤー。二人三脚で作った商品です。
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荒節イメージ
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―――「万能だし」の一番こだわった点はどこでしょうか?
竹ノ内さん:究極の旨みが味わえるだしパックを目指して、とにかく鰹節にこだわっています。使っている鰹節は、華やかな香りと豊かな風味が特徴的な「荒節」。「荒節」は1カ月ほどの時間をかけて、薪の煙でいぶして作る真っ黒な鰹節です。
この「荒節」と相性の良い昆布やいわし煮干、焼きあご、さば節を地道にこだわり抜いて探しました。そのまま飲んでいただいても、ひと口目から究極に美味しいだしにしたかったので、適度に食塩を加えて旨みを引き立たせているのも特徴です。
―――そうしてできた10年以上続く人気商品ですね!
竹ノ内さん:はい!「万能だし」は実はリピート率の非常に高い商品です。だしパックが当たり前となった今も多くの方に手に取っていただけて、日常的に使ってもらっている。ありがたいなと思います。
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「粉末万能だし」
―――10年以上愛されてきた「万能だし」。粉末タイプを作ることになったのはなぜでしょうか?
竹ノ内さん:なんといっても、お客さまの声ですね。「万能だし」を愛用していただいている方々から、粉末や顆粒だしにしてほしいとご意見をいただきました。
「万能だし」は公式サイトにアレンジレシピを掲載しているのですが、パックを開けて作る料理も多くあります。でも、パックを開けるのは手間な上に、余って困るというお声もありました。そこで、まずはスーパーでもよく見かける顆粒だしを作ろうと動き始めました。
―――顆粒だし!確かに、一般的に顆粒だしを使っている方は多い印象です。
竹ノ内さん:そうですよね。5社くらいにお声掛けをして半年以上、試行錯誤を繰り返しました。サンプルを何度も作っていただいた会社さんもありました。でも、毎度「何かが違う」と。
顆粒だしは手軽さ、溶けやすさという大きなメリットの一方で、自然由来の風味が弱くなってしまうというデメリットがありました。結局、苦渋の決断で顆粒だしをやめて粉末だしを作ることにしました。
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黄金色の万能だし
―――半年以上苦労して開発していた顆粒だしから粉末だしへの方向転換!勇気のいる決断でしたね。
竹ノ内さん:そうですね。特に付き合ってくださった会社の方々には本当に申し訳なかったと思います。でも、今自分たち目指している商品は世に出せば必ず多くの方に喜んでいただけると確信をしていたので、譲れないこだわりがありました。
―――譲れなかったこだわりとは?
竹ノ内さん:究極の旨みが味わえるだしであることです!手間も時間もかけて丁寧に取ったおだしの豊かな風味と芳醇な香り。そこに限りなく近いものを目指してできたのが「万能だし」ですから。
もちろん、全く同じ味というのはとても難しい。ですが、その中でも譲れない理想のレベルがありました。顆粒だしという方法では、どうしてもそのレベルに届きませんでした。
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風味豊かな万能だし パック
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風味豊かな万能だし 中身
―――竹ノ内さんの使命感を感じました!でも、もともとパックの中は粉末に近い形の原料が入っていますよね?
竹ノ内さん:はい。私も最初はパックの原料をそのままもっと細かくしたものを作ってみました。お湯に混ぜて試飲し、パックの「万能だし」で取っただしと比較して。
もちろん、美味しいと感じました。さすが我らが「万能だし」!でも、理想とする味と比較すると違和感がありました。「万能だし」は水から沸かして3~5分煮だすことで美味しくでき上がるのです。お湯に入れただけでは同じ味にならない。
あくまで、「万能だし」の粉末バージョンですから、同じ味にならなくちゃいけない。「これだ!」と言えるものができるまで、何度も何度も試作を重ねました。本当にこれは大変でした。
ただ、でき上がってからも、まだまだ困難の日々は続きました。せっかくでき上がった自信作ですから、パックの形状やデザインにもこだわり抜きまして。スタートした時に想像していた以上に長い道のりでしたね。
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「粉末万能だし」を使ったお味噌汁
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「粉末万能だし」を使ったフライドポテト
―――ご苦労された商品がいよいよ発売ですね。ちなみに竹ノ内さんの好きな使い方は?
竹ノ内さん:どんな食材とも相性がいいのがこの粉末万能だしですが、私の一番好きな使い方はフライドポテトですかね。振りかけるだけですごく美味しい!卵かけご飯もいいですよ!この「粉末万能だし」をのせて醤油をちょっとかければ最高ですね!
あまり料理が得意ではないのですが、焼うどんやパスタもこのだしをかけるだけでも味が決まるので、すごく便利なものだと自負しています。
―――どれも美味しそう!発売が楽しみです。最後にお客さまへメッセージをお願いします!
思い返せば10年以上前、久世福商店の店舗がないにも関わらず新丸正さんが共感してくださり、一緒に苦労してできた「万能だし」。私たちにとっては子供のような存在です。今ではたくさんの方に喜んでいただけて、とても嬉しく思います。
そんな「万能だし」が使いやすくなって、いよいよ世に出ます。舌の肥えた弊社の社員たちに食べてもらって「とても美味しい」と太鼓判をもらいました。デビュー前からのスター選手です!だしの原料が持つ風味を最大限に活かし、香りも豊かな自慢の商品です!
今「万能だし」をご利用いただいている方も、今まで「万能だし」を使ったことがない方もぜひ一度手に取ってみてください!
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株式会社サンクゼール
リテール事業本部 久世福商店ビジネスユニット
商品開発チーム 竹ノ内正志
2021年 株式会社サンクゼールに中途入社。バイヤーとして調味料などのカテゴリーを担当。これまで手掛けた商品は「鍋つゆ」「根昆布だし」「ぬか床」など。日本の伝統や文化を大切にし、全国各地の美味しいものを探して駆け巡る。
【インタビュアー】
株式会社サンクゼール
経営企画室コーポレートコミュニケーションチーム 内田真衣
2023年 株式会社サンクゼールにアルバイト入社。コーポレートコミュニケーションチームの一員として、ライティング業務を担当。さらにはフリーライター(ペンネーム:雪里まい)としても活動中。温かみのある文章は多くの人を笑顔に。
商品名 :そのまま調味料としても使える 粉末万能だし 40g
販売価格 :590円(税込)
商品ページ:https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=fsh02758
商品名 :そのまま調味料としても使える 粉末万能だし 180g
販売価格 :1,998円(税込)
商品ページ:https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=fsh02759
販売店舗:全国の久世福商店店舗(一部店舗を除く)、公式オンラインショップ
公式オンラインショップ: https://kuzefuku.com
※開封後はチャックを閉めて冷蔵(10℃以下)で保管し、お早めにお召し上がりください。
※品質保持のため、乾燥剤を封入しております。
※中身が固まることがございますが、品質には問題ありません。
※湿気で固まりやすいため、中身を取り出す際には乾燥させた清潔なスプーン等をご使用ください。
会社名 :株式会社サンクゼール
本社 :長野県上水内郡飯綱町芋川1260
代表者 :代表取締役社長 久世 良太
創業 :1979年
設立 :1982年
事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、
ワイナリー、レストラン、売店などの直営、
及びフランチャイズ展開
オンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」の運営
ホームページ URL : https://www.stcousair.co.jp/company
公式オンラインショップ : https://kuzefuku.com
楽天市場店 : https://www.rakuten.co.jp/sc-rkt/
オンラインモール「たびふく」 :https://kuzefuku-arcade.jp/
小売事業ブランド「MeKEL」 :https://mekel.jp/