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「関西・歴史文化首都フォーラム」推進委員会、和歌山制作委員会は、「“道”は日本のこころ」をテーマに、本年9月14日(土)、和歌山城ホールで「関西・歴史文化首都フォーラム in 和歌山」を開催します。
「関西・歴史文化首都フォーラム」は、2025年に開催される「大阪・関西万博」の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録された取り組みとして、2023年から近畿2府4県のリレー方式で開催しています。和歌山での開催は滋賀、兵庫、京都、奈良に続いて5番目となります。
本年は「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて20年にあたります。紀伊半島(和歌山)の成り立ちと歩みに想いを馳せ、巡礼を可能にしてきた“道”に焦点を当てながら、世界遺産となった地域の長い歴史やそれに伴って育まれてきた芳醇な文化を心にとどめて、今後のこの地域の豊かな未来を想像し、創造していく“道”を産官学で思索していきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/406822/LL_img_406822_1.jpg
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■「関西・歴史文化首都フォーラム」の主旨
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにしています。私たちは、そのテーマの実現にあたって、先人の知恵や遺産が集積した“歴史文化”が、未来を創造していく上での大切な道標の一つではないかと考えています。また、日本の歴史文化の首都は2府4県からなる関西であると言えるのではないかと考えました。関西の2府4県(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)はそれぞれ世界遺産を有しています。そうした有形遺産だけなく、食や書道、芸能など無形遺産も関西を源とするものが多くあります。関西は、有形と無形の貴重な遺産が共に存在する、世界的にも稀有な地域です。
そうした関西の歴史文化を学び、知ることが、より良い未来を描く足がかりとなるという思いから、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに参加しました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/406822/LL_img_406822_2.jpg
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■「関西・歴史文化首都フォーラム in 和歌山」の開催概要
<日時>
2024年9月14日(土) 13時~16時(受付12時30分~)

<URL>
https://kansai-rekishibunka.com/wakayamaforum.html

<会場>
和歌山城ホール 小ホール(和歌山市七番丁25番地の1 電話 073-432-1212)

<定員>
395名(事前WEB申込受付、先着順)

<主催>
「関西・歴史文化首都フォーラム」推進委員会/和歌山制作委員会
(提唱団体:イベント学会、支援団体:一般財団法人 地球産業文化研究所)

<後援>
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟/一般財団法人関西観光本部/
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会/文化庁/観光庁/経済産業省/
関西広域連合/和歌山県/和歌山市/南海電気鉄道株式会社/テレビ和歌山/
和歌山放送

<プログラム>(敬称略)
13:00 オープニング
中村利雄(イベント学会会長)
岸本周平(和歌山県知事)
尾花正啓(和歌山市長)
司会:山田みゆき(テレビ和歌山アナウンサー)

13:20<第1部>“紀伊半島=霊性の大地への道”
日本列島は1500万年前にアジア大陸から分離した。
そのウォーターフロントで起きた激しい火山活動によって地下に形成された超巨大マグマ岩体プレート運動によって押し上げられ、紀伊半島と熊野の山々を作った。そして奈良時代以降、神仏習合が霊場と参詣道を生み出した。世界遺産の起源を、大地と人間の営みから探る。
巽好幸(地球科学者、ジオリブ研究所所長、神戸大学海洋底探査センター客員教授)

14:00<第2部>巡礼の“道”(川の道)
巡礼にはいろいろなルートがあった。山間部の道が多いが、かつては海や川も活用した。和歌山における重要な河川である紀の川や熊野川も巡礼に使われ独自の歴史を保ってきた。川の“道”を活用した人々の想いから、和歌山の奥深さを感じてもらう。
九鬼家隆(熊野本宮大社宮司)
丹生晃市(丹生都比売神社宮司)
西浦康代(熊野川川船語り部・熊野本宮語り部の会ジオ語り部)
寺西貞弘(日本史学者)
モデレーター:西村幸夫(國學院大学観光まちづくり学部観光まちづくり学科 学部長)

15:05<第3部>特別オープニング 神前神楽舞
日本の伝統文化、「神事」を繋ぐ学生プロジェクト
指導・協力:丹生都比売神社

15:20<第3部>未来への“道”
和歌山県は「大阪・関西万博」の関西広域連合館に出展する。県の重厚な歴史文化をいかに訴求するか。そして、その先にある和歌山、日本の未来に向けて何を提案し、いかに進めていくのか、新しい“道”を探り作っていく。
岸本周平(和歌山県知事)
足立基浩(和歌山大学副学長)
吉本英樹(東京大学先端科学技術研究センター、関西パビリオン和歌山ブース構築総合ディレクター)
島田由香(株式会社YeeY共同創業者・代表取締役、アステリア株式会社 Cheef Will-beingOfficer、一般社団法人ウェルビーイング推進協議会代表理事)
モデレーター:中村奈都子(日本経済新聞社総合解説センター編集委員、和歌山大学大学院観光学研究科在学中)

*エクスカーション
本年10月27日に和歌の聖地、和歌の浦誕生千三百年記念大祭が開催されます。和歌山という地名の由来となった和歌の浦の歴史を背景に、玉津島神社の宮司に境内をご案内いただきます。
日時:9月15日(日) 9時~12時
場所:玉津島神社・鹽竈神社(和歌山市和歌浦中3-4-26)
定員:先着20名
情報提供元: @Press