輪島塗の大平椀を活用した照明


灯具は真鍮の削り出し


裏側からも真鍮が映えるデザイン


大平椀の曲線を生かした意匠

能登では令和6年能登半島地震の影響で全壊・半壊した建物や蔵の解体が進んでいます。現在、復興のための解体の過程で多くの輪島塗の器が廃棄されています。『能登の古民家宿 TOGISO』(運営:株式会社日進月歩、石川県羽咋郡志賀町)では、蔵の中から出てきた古い輪島塗の漆器を有効に活用するため、輪島塗のランプシェードの商品化に向けてCAMPFIREにてクラウドファンディングを2024年8月31日まで実施いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/405980/LL_img_405980_1.jpg
輪島塗の大平椀を活用した照明

CAMPFIREプロジェクトページ:
https://camp-fire.jp/projects/734224/view#menu


【背景】
復興のための片付けで大量の輪島塗の漆器が廃棄されています。蔵に保管されている漆器はおよそ100年ほど前の品が多く、職人が仕上げた逸品で今では大変貴重な国産漆が使われています。これらの貴重な地域資源を有効活用するため『能登の古民家宿 TOGISO』は、輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化に向けて、プロトタイプ製作を経てクラウドファンディングでの支援を募る活動を開始しました。

商品化の第1弾は輪島塗の大平椀をベースとし、真鍮の削り出しで灯具をデザインしています。能登の伝統工芸と最新の金属加工技術を融合させることで、新たな可能性が見えてきました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/405980/LL_img_405980_2.jpg
灯具は真鍮の削り出し
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裏側からも真鍮が映えるデザイン
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大平椀の曲線を生かした意匠

【プロジェクトメンバー】
・灯具のデザイン・設計
愛知県みよし市の金属加工会社、進興金属工業株式会社( https://e-shinko.co.jp/ )に灯具製作の協力をあおぎました。生産技術課の松浦 潤氏に輪島塗の漆器に合うよう、真鍮の削り出しで専用品をデザイン・設計していただきました。

・輪島塗漆器の穴あけ加工
輪島塗は表面がガラスのようにコーティングされています。塗装が割れないよう穴あけ加工は特殊な技術が必要となり、“ろくろ”を使った手作業で行われることになりました。木漆工をき( https://jitsugetsu-woki.com/woki/ )代表の木地師、田中 俊也氏に作業をお願いしています。


【プロジェクト概要】
廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!
実施期間:2024年6月29日~8月31日

<リターン例>
15,000円:輪島塗ランプシェードセット(電球・ソケット・1mのコード付き)、
ありがとうメッセージ
※商品サイズ:約20cm×15cm
※およそ100年前の漆器のため機能には影響のない汚れや傷があるかもしれません。ご了承ください。
※リターンはお椀タイプをベースに考えていますが、予告なく変更の可能性があります。ご了承ください。
※輪島塗は紫外線に弱いです。極端に太陽光が当たる場所への設置はご遠慮ください。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/405980/LL_img_405980_5.png
クラウドファンディングバナー

【能登の古民家宿 TOGISOについて】
能登半島の西側の海岸線に沿って、金沢駅から北へ車で1時間半。石川県羽咋郡志賀町(しかまち)赤崎にある築80年の古民家が、小さな宿になりました。TOGISOという屋号の由来は、旧町名の富来町(とぎまち)。
家のすぐ裏は海。カヤックや素潜りを楽しんだり、夕日や星空に圧倒されたり、釣ったばかりの魚を囲炉裏で炙りながら、夜がふけるまで語らったり。波音だけが聞こえるこの家で、あの夏休みのような時間を過ごしませんか。

所在地 : 〒925-0574 石川県羽咋郡志賀町赤崎ロ58-1
URL : https://togiso.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/noto_togiso/
情報提供元: @Press