本システムの概要図 株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下:イントラマート社)は、石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 通郎、以下:石油資源開発)が経理部門を中心とした業務フローのデジタル化を目的に、イントラマート社の財務経理向けDXシステム基盤「intra-mart DPS for finance※1(以下:DPS for finance)」を導入したことを発表します。
■DPS for finance導入の背景 大手エネルギー企業である石油資源開発は、1955年の設立以来、日本国内外の石油、天然ガス資源の権益を有し、探鉱・開発・生産・輸送・販売までを一貫して手掛け、エネルギーの安定供給に貢献しています。更にはLNG火力発電事業や再生可能エネルギー事業を実施するとともに、CO2回収・貯留等のカーボンニュートラル事業の検討を進めています。近年、同社では経営計画を着実に推進するための手段としてDXを掲げ、そのための基盤づくりとして業務のデジタル化やプロセス改善・改革に全社的に取り組んでいます。中でも経理部門を中心とした経理業務では、紙の書類を基にした伝票確認や請求書の押印・郵送といったアナログな業務も残っており、出社による対応も必要な状況でした。 また、会計システムの操作感に対する課題意識があるとともに、他部門システムからのスムーズなデータ連携に対する要望が高まっていました。そうした中、2023年10月開始の「適格請求書等保存方式」(通称「インボイス制度」)や、「改正電子帳簿保存法」による2024年1月開始の電子取引のデータ保存の義務化への対応が追い風となり、法制度対応と業務効率化を同時に実現するためのシステムとして「DPS for finance」を採用しました。
※1:intra-mart DPS for financeは、経理部門の業務改善を支援する会計フロントのシステム基盤です。これまでシステム化されにくかった、月次チェック機能や一覧でのステータス確認機能をはじめ計上漏れ防止や決算早期化をサポートします。請求書電子化ソリューションと連携し、ペーパーレス化や支払依頼申請のデータ入力を最小化。テレワークでも、支払業務を滞りなく進めることができる、経理業務の改善基盤です。 https://dps.intra-mart.jp/forfinance/