大学側にもメリットの大きかったこの取り組みについて、デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科の橋本昌嗣特任教授は次のように述べています。「デジタルハリウッド大学大学院のVisual Media Intelligenceラボでは、自動運転、無人運転時代のクルマのインターフェースの研究に取り組みます。自動車のインターフェースに採用されているQt Groupの支援を受けて研修を受講することで、当大学院の学生が、社会で即戦力となる、実践的なUIの実装能力を獲得することを目指しています。」
Qt Group シニアビジネスディベロップメントの小宮崇博は次のように述べています。「日本社会では昨今、人材不足が深刻になっており、これは組み込み開発の現場でも同様です。Qt Groupは効率よくUI開発のできるQt開発フレームワークを提供すること、そして今回のように教育機関と連携して技術者を育成するという2つの方向性で、企業がこの問題を解決する手助けをしたいと考えています。」