分割後の図

世界的な聴覚ヘルスケアグループ、デマントの日本法人であるデマント・ジャパン株式会社は2024年4月1日付で聴覚診断機器事業(ダイアテックカンパニー)を分社化し、ダイアテックジャパン株式会社に聴覚診断機器事業を承継いたします。


●分社化の背景と狙い
今回の分社化は、デマントグループのグローバルで行われている“One Diagnostics”の実現に向けた第一歩となります。聴覚診断装置ビジネスがデマント内で一つの大きな事業に成長した現在、グローバルで聴覚診断装置ビジネスの特長を生かした組織運営が求められており“One Diagnostics”として、業務プロセスの効率化とより効果的、専門的な顧客へのアプローチを行い、さらなる成長をめざします。


●今後の展開
ダイアテックジャパン株式会社はデマント・ジャパン株式会社より聴覚診断機器事業を承継し、デンマークのDemant A/Sの100%子会社、デマント・ジャパンの兄弟会社となります。今後は独立企業体として聴覚検査装置の輸入販売を行い、さらなる成長と競争力の強化を実現します。

デマント・ジャパン株式会社は今後、補聴器事業に注力し、補聴器3ブランド(オーティコン補聴器、バーナフォン補聴器、フィリップス補聴器)を引き続き展開します。

ダイアテックジャパン株式会社分社後も、デマントグループとして、補聴器事業と聴覚診断機器事業の緊密な連携を行い、国内での聴覚医療の発展に貢献いたします。また、国内の難聴者や難聴者をとりまく環境、聴覚ケアへの理解が深まるよう、今後とも啓発活動をはじめ様々な活動を行ってまいります。


●会社分割の概要
【分割会社】
商号 :デマント・ジャパン株式会社
所在地 :神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館16階
事業内容:補聴器製造販売事業
代表者 :齋藤 徹

【分割承継会社】
商号 :ダイアテックジャパン株式会社
所在地 :神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館16階
事業内容:聴覚診断機器製造販売事業
代表者 :齋藤 徹


●分割後の体制
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/389706/LL_img_389706_1.jpg
分割後の図

●デマント・ジャパン株式会社について
聴覚ヘルスケアをリードする「デマント」(本社:デンマーク)の日本法人として、1973年より国内でビジネスを開始し、昨年日本での創業50周年を迎えました。創業時より、補聴器の製品販売およびサービスを提供しています。現在日本ではオーティコン、バーナフォン、フィリップスブランドの補聴器を展開しています。デマントの企業理念、「Life-Changing Hearing Health(ライフチェンジンジングヒアリングヘルス)」のもと、国内で聞こえに悩む方々の人生を大きく変えていけるようさまざまな活動を行っています。


●ダイアテックジャパン株式会社について
前身であるダイアテックカンパニーはデンマークのデマント社の傘下にあり、世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であるオーティコン社日本法人の医用機器事業部門として2013年に設立されました。インターアコースティクス社(デンマーク)、メイコ社(ドイツ)およびメドレックス社(アメリカ)の聴覚検査装置および補聴器関連機器の輸入販売および保守サービスの提供を行っています。『学術研究への貢献』、『医療現場への貢献』、『聴覚補償への貢献』という三つの理念の基、聴覚検査装置および補聴器関連機器を通じて『耳』、『聞こえ』に関わるさまざまな方々へ世界の先端学術研究の知見を基に、欧米の国際規格に準じた製品をいち早く日本のお客様にご紹介し、最適なソリューションを提供することを使命としています。


●デマントグループについて
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ21,000人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。
情報提供元: @Press