生成AIと社内ルールを組み合わせ


SIS-GAI構成イメージ

さくら情報システム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:重定 宏明、以下:さくら情報システム)は、社内ルール、規程など各種情報を含む回答機能を備えた生成AIチャットツール(以下:SIS-GAI)を自社向けに導入したことをお知らせします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/385162/LL_img_385162_1.png
生成AIと社内ルールを組み合わせ

■背景
企業内にて生成AIを業務効率化や生産性向上を目的として活用する際には、各社員がその使用方法を正しく理解することが必要です。また、生成AIの単独導入だけでなく、自社データとの効果的な連携が企業の競争力を高める重要な要素となります。さくら情報システムではこの可能性を探るべく、生成AIと社内文書をシームレスに組み合わせる検証を進めてきました。


■SIS-GAIについて
SIS-GAIでは、当社専用のMicrosoft Azure環境上に「Azure OpenAI Service」を構築しています。これによって自社データや入力情報の社外への流出を防ぎつつ、セキュリティと利便性の両立を実現しています。さらに、Microsoft Teamsと連携して動作することで、各社員は日常のコミュニケーションツールを通して生成AIを直接利用することができます。
また、生成AIの使用にあたっては回答の正確性の判断や、個人情報および機密情報の入力禁止など、適切な利用方法のガイドラインを策定し、社内に周知しています。これらは技術の発展や法的動向を踏まえ、順次見直しを行います。

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SIS-GAI構成イメージ

■生成AIと社内データの連携
さくら情報システムでは、生成AIの業務活用において、社内データとの連携を重視しています。
この取り組みの一環として、SIS-GAIでは、社内規程のようなさまざまなフォーマットの文書において、曖昧な質問からでも関連情報を見つけ出し、適切な回答を生成する「社内ナレッジ検索」機能を実装しました。
本機能ではタグ付けした社内データに対してAzure AI Searchを活用し、質問と関連性が高い情報を検索します。最終的には、生成AIが検索結果を基に回答を生成します。このプロセスは、文書のみに留まらず、さまざまな種類のデータに適応可能であり、多くの活用可能性を秘めています。


■今後の展開
さくら情報システムでは、今後も引き続き最新の技術動向を注視し、積極的な活用に挑戦します。また、社員の利用状況を可視化・分析結果を改善活動につなげて、社員が価値を理解して日常的に業務利用するといった好循環の実現を目指します。
さらに、生成AIと自社データの連携を安価に実現し、業務効率化や生産性向上を支援する新たなソリューションの提供に取り組みます。

<関連情報>
URL: https://www.sakura-is.co.jp/topics/tp-000-655.html


■さくら情報システムについて
<会社概要>
商号 : さくら情報システム株式会社
(オージス総研・三井住友銀行のグループ企業)
本社 : 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー
設立 : 1972年11月29日
URL : https://www.sakura-is.co.jp
業務内容: 三井住友銀行およびグループ会社の基幹システムを支え、幅広いお客様にハイレベルなサービスを提供してまいりました。豊かな経験から培ったノウハウ、技術、信頼を基に、会計・人事給与・金融・BPO・セキュリティ・システム運用の強みを軸に、今後もお客様の課題解決をトータルにサポートしていきます。

※ 本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
情報提供元: @Press