目の健康は、QOL(Quality of life/生活の質)に直結するものですが、現状では日本の眼底検査受診率は先進国の中で最低水準にとどまっており、気づきにくい目の疾患をいかに早期に発見するかが、あらゆる世代の方が健康で豊かな生活を送るための重要な社会課題となっています。 また、2022年3月に国土交通省が「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」を策定するなど、国を挙げて、視野障害に関する運転リスクの周知や眼科健診の受診を促進しています。さらには、2024年4月から、自動車運転業務や建設事業にも時間外労働の上限規制が適用される予定でありドライバーやマシンオペレーターの健康管理や安全管理がますます重要になっています。
そうした中、仙台放送が開発した2種類のゲームアプリ(*)を活用した『目から安全運転 脳から安全運転』の取り組みを両社で展開することとしました。 自動車運転をはじめとしたマシンオペレーションは「認知(見る・聞く)、判断(決める)、操作(行動する)」の繰り返しであり、とりわけ「視覚機能(目)」や「認知機能(脳)」の働きが重要です。 当該ゲームアプリは、眼疾患の早期発見、認知機能の向上等を目的としたものであり、安全運転の啓発に向けて、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」(2023年10月25日(水)~11月5日(日))にアプリの無料体験ブースを出展します。