一般社団法人 復曲能を観る会主催、復曲能〈不逢森〉(あわでのもり) 東京初演『復曲能を観る会』東京公演が2023年9月18日 (月・祝)にセルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー地下2階)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。


カンフェティにてチケット発売中
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逢ふことも叶はぬ人の面影を 見る香煙の袖ぞ悲しき(圷美奈子)


昨年の復曲能〈不逢森〉名古屋初演、好評につき東京公演決定!
遠い昔を生きる人が何に心おどらせ、何に涙したのか、今のわたしたちと変わらない想いを知ることが今を生きる力になります。


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【番組】
ご挨拶 加藤眞悟 長谷川晴彦 古室知也 奥津健太郎
解説 〈不逢森〉の復曲について 法政大学教授 伊海孝充
仕舞 〈楊貴妃〉 梅若万三郎
仕舞 〈花筐 クセ〉 観世喜正
復曲能〈不逢森〉 加藤眞悟 長谷川晴彦 安田登 奥津健太郎 奥津健一郎ほか


復曲能を観る会 とは


能と狂言の力で人と人の想いをつなぎたい


能狂言は約700年の間演じ続けられてきた世界でも稀な芸能です。これほど長い間変わることなく愛され続けた理由は、能と狂言に人と人の想いをつなぐ力があるからだと考えています。舞台には年齢や身分、性別に関わらず多くの登場人物が現れ、人間誰しもが持っている悩みや苦しみ、怒り、そして喜びを語り、観客と共鳴します。時や場所を超え、人と人の想いをつなげることのできる能狂言の力を現代に生かしたいと私たちは願っています。


復曲は埋もれた文化遺産の発掘


能は、室町~江戸時代に作られた演目が200あまり今に伝わっています。能と狂言は江戸幕府の儀式芸能だったため、現在演じられている演目・演出は高度に洗練され、江戸時代の権力者の好みが反映されています。一方、今は演じられなくなった草創期の室町時代の演目の中には、人情味あふれる広く庶民に愛された演目が数多くあります。そのような、現代に上演する価値の高い演目をよみがえらせることを「復曲」といいます。私たちが目指している復曲活動は、埋もれた貴重な文化遺産の発掘です。


「能と狂言の力で人と人の想いをつなぎたい」「復曲は埋もれた文化遺産の発掘」
このふたつの言葉を柱に、復曲能の公演活動を通じて古人が大切にしてきた文化を再認識し、生きている伝統芸能を未来に繋げたいと願って、能楽師の、加藤眞悟、長谷川晴彦、古室知也、奥津健太郎が集い、2021年5月に任意団体を設立しました。2022年3月には「一般社団法人 復曲能を観る会」に改組し、継続的・発展的な活動の地盤が固まりました。
2022年は10月の東京公演、11月の名古屋公演を中心に講座や謡跡めぐりなども開催し、能狂言を様々な角度からお楽しみいただきました。2023年も東京公演と名古屋公演を軸に様々な活動をして参ります。


公演概要


復曲能〈不逢森〉(あわでのもり) 東京初演
『復曲能を観る会』東京公演
公演日:2023年9月18日 (月・祝)
会場:セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー地下2階)
■公演スケジュール
2023年9月18日
14:00 挨拶/解説
14:30 仕舞〈楊貴妃〉〈花筐 クセ〉
14:50 休憩
15:10 復曲能〈不逢森〉
16:30 終演予定
■チケット料金
S席:10,000円
A席:8,000円
(全席指定・税込)


情報提供元: @Press