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GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。
2023年4月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比5%減と前年同月を下回り、店頭では同7%減、インターネットでは同2%減であった。こうした中、店頭を地区別にみると、近畿では本数前年比4%増、九州では同7%増と販売を伸ばした。タイヤ全体の税抜き平均価格は10,576円と前年同月から11%上昇し、店頭では6%、インターネットでは20%上昇した。平均価格が上昇したことで、本数前年比はマイナス成長であったものの、金額前年比は5%増と伸長した。店頭では1%減に留まった一方、インターネットでは17%増と大幅な伸長を見せた。
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2023年4月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比3%減と微減であった。4L缶の販売は数量前年比3%減で、店頭では同3%減、インターネットでは同2%減と前年同月を下回った。4L缶を粘度別にみると、0W-20が横ばい、5W-30が数量前年比6%減であった一方、0W-16は同23%増と大幅に増加した。4L缶の税抜き平均価格は4,138円と前年同月から14%上昇し、店頭では15%、インターネットでは6%上昇した。その結果、4L缶の金額前年比は11%増と二桁成長を見せた。店頭では12%増、インターネットでは4%増であった。
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2023年4月の自動車用バッテリー販売は数量前年比6%増と堅調であった。店頭では同7%減であったものの、インターネットでは同30%増と大幅な伸長を示した。主要なJIS規格では、B20が同8%増、D26が同17%増と全体の伸びをけん引した。バッテリー全体の平均価格は前年同月から7%上昇し13,303円となり、店頭では7%、インターネットでは16%上昇した。結果、金額前年比は14%増と好調に推移した。店頭では同0.1%増と横ばいであったものの、インターネットでは同52%増と著しい伸長を見せた。
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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。
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