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「旅を楽しくする」をテーマに国内外65施設を運営する星野リゾートは、2023年4月3日、青森県十和田市にある奥入瀬(おいらせ)渓流ホテルにて、2023年度春の入社式を実施しました。入社式は2日程に分けて実施し、4月3日に212名が集まり、8日には112名、新入社員と中途採用合わせて324名がこの春入社します。それぞれ、4日間の新入社員研修「Warm-up Camp」でホテル運営を学んだ後、入社式恒例の手形を押す「手形の契り」を交わしました。入社式の最後には、青森を代表する夏の祭り「ねぶた」の祭囃子に合わせて新入社員が跳人(はねと)として踊り、青森の地域魅力を体験しました。
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毎年、研修にはテーマを設けており、2023年のテーマは「Postコロナ、新環境への挑戦!」です。観光産業全体がポストコロナの新環境へと移行するタイミングに、ホテル業界でのキャリアをスタートする新入社員は、ビジネスパーソンとしての知識やスキルの習得だけではなく、ホテル運営を体験しました。研修では、答えのない問いにチームで向き合い、ディスカッションを通してチーム力を高めていくことの難しさと楽しさを経験し、VUCA時代(*1)という新環境へ適応していく重要性を学びました。
*1 「VUCA」とは、変化(Volatility)、不確実(Uncertain)、複雑(Complexity)、曖昧(Ambiguity)の単語の頭文字で、先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を意味する言葉。
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2003年の入社式より行われている「契りの会」では、代表の星野佳路や配属施設のスタッフから新入社員に向けて応援メッセージと、歓迎の川柳が送られました。新入社員は返歌を詠んだ後、入社式恒例となった「契りの手形」にて、布に一人一人が思いを込めながら手形を押し、入社への意気込みを表現しました。この手形には、当社が社員に対し、法律上の雇用関係だけでなく雇用主と雇用者の関係を超えて社員を助けるという約束と、社員が研修で学ぶ組織文化に寄与するという意味が込められています。
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当社では地域の魅力をスタッフが学び、顧客への旅の提案に生かす取り組みを行っています。青森県三沢市にある青森屋では、ショー会場「みちのく祭りや」にて、青森を代表する4つの祭りを一度に楽しめるオリジナルショーを毎晩上演しています。入社式の最後には、全国各地へ配属される新入社員に、青森の地域魅力を観て、触れて、感じてもらいたいという願いを込め、ねぶた囃子の生演奏と青森ねぶた祭りの踊り子「跳人」の舞いを披露しました。お囃子に合わせて、新入社員全員も跳人として踊り、ねぶた祭りの熱気など、地域魅力を体験しました。
星野リゾートでは入社時期を4月、6月、10月、2月の年4回設け、新入社員が個人の意思で入社時期を選択できる採用の枠組みを設けています。卒業時期のほか、学生時代にやり残したことに時間を使うなど、ひとりひとりが思い思いの時間を過ごした上で入社しています。4月以降も時期を分けて入社を予定しており、今回の4月入社と合わせ、今年度の入社人数は合計585人となる予定です。
2019年春入社282名(年間:891名)
2020年春入社294名(年間:616名)
2021年春入社217名(年間:313名)
2022年春入社671名(年間:1019名)
■実施日 :2023年4月3日・8日
■時間 :14:00~16:30
■会場 :星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
■入社人数:324名(3日:212名・8日:112名)
■内容 :代表 星野佳路の挨拶、契りの会、青森の文化体験(青森ねぶた祭りのショー、跳人体験)