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株式会社ドゥ・ハウスは、同社独自のネットワーク「DOさん・ネット」に登録している主婦マーケター「DOさん」を対象に、「化粧品・メイク」に関する定性調査を行いました。定量調査では取得しにくい、主婦の具体的な気持ちや要望を収集しました。
「お金をかけている」「お金をかけていない」は主観的な視点から回答してもらい、使用している商品名や理由も取得しています。回答の中からいくつかのデータを抜粋し、ご紹介します。なお、全ての定性データは下記ページよりご請求いただけます。
定性データの申込 : https://www.dohouse.co.jp/datacolle/rs20230330/
お金をかけているものは、ファンデーション、コンシーラー、お粉です。肌に一番最初に塗り、塗る面積も多いので、日焼け対策のSPF配合はもちろん、毛穴やくすみを隠してくれるカバー力の高いものを使用したく、10,000円くらいまでのもので肌にしっくりときたものなら購入するようにしています。メーカー等は特に決めておらず、いずれも@cosmeの実店舗で、実際に店頭で相談しながら購入するようにしています。下地は今使っているものがもうじきなくなります。友だちのエステで購入しましたが、コロナで行く機会も減り、それでお願いするのも……なので、次は@cosmeで相談し購入する予定です。
ポイントメイクのメインは眉です。直接お肌につけないので、プチプラのもので使用感のよいものを購入しています。自分好みがケイトのものに落ち着いてきたので、ディスカウントストアやドラックストアで購入しています。単価は1,500円くらいです。
あとのポイントメイクは、今立体感のある顔立ちにしたく、ハイライトメイクを色々と試しているところです。なので、ディスカウントストアや、ドラッグストアやプラザやロフトで出かけついでに見ていいなと思ったものを購入しています。失敗しても諦めのつく、単価は1,500円くらいまでのもので探しています。(44歳在宅管理栄養士、配偶者45歳、長女中2)
どの商品もドラックストアで手に入るものですので「お金をかけている」という意識はありません。むしろ「賢い選択をしている」という意識があります。
メイク品はコロナ以前はデパートで購入していましたが、コロナでデパートの化粧品売り場のカウンターが閉鎖されたのをきっかけに、ドラックストアで購入するようになりました。カウンターでの販売が開始されたらデパコスに戻るつもりでしたが、ドラックストアで購入したものを使ってみると、デパート品質と変わらない品質のものが手軽に手に入るので、現在も使っています。メイク品は特に流行色もありますので、使い切らなくても手軽な値段のものは惜しみなく色々な色が試せるので気に入っています。ネットで評判の良いものも気軽に試せるのも良いです。
ただ安ければ安いほど良いというわけではなく、下地やファンデーションは肌に直接のせるものなので、1,000円位のものは何となくですが成分に不安があるので大体3,000円位を目安にしています。(48歳医学系財団法人事務、配偶者57歳、長男高2)
元々スキンケアに比べて、メイクにはあまり手間もお金もかけずに簡単に済ませていました。コロナで外出の機会も減り、外に出る仕事もしなくなった為、一層簡素になっています。
自宅で過ごす間はすっぴんで日焼け止めくらいしか塗りません。強いて「お金をかけている」と言うとすれば、ベースメイクにBBクリームを2種類使い分けていることです。買い物など近所へ出かける際は、マキアージュの『ドラマティックヌードジェリーBB』を使い、家族で食事に出かけるなどもう少し肌を綺麗に整えたい時は『ドラマティックカバージェリーBB』のライトベージュをファンデーション代わりに使っています。以前は海外のハイブランドにハマり、BBクリームも『ランコム』を愛用していましたが、すっかり熱が冷めてしまいました。海外に出かけて免税店で買い物する機会もなくなり、リニューアルでお気に入りの色が廃番になって手に入りづらくなった為です。ネットで探すのも疲れて諦めてしまったところ、近所のドラッグストアならマキアージュのシリーズなど、ハイブランドではないけれどプチプラでもない化粧品が手に入るのに気付きました。このBBクリームは一つ3,000円程で、それを2種類所有して使い分けるのが今の身の丈に合った「お金をかけている」ことかなと思います。
一方でお金をかけていないのはポイントメイクです。眉を描くのは、DHC『アイブローパーフェクトプロ ペンシル』で、ホルダーとペンシルが別売りになっています。このブラックブラウンをずっと、もう10年以上使っています。無くなったらペンシル部分だけを買ってホルダーに付け替えるだけでエコだし、ペンシルは550円なのでリーズナブルです。色合いも使い勝手も気に入っているからリピ買いしているのですが、結果的にお金をかけずに済んでいます。最近もう少し眉を整えたくて、ペンシルで描いた後眉マスカラを重ねるようになりました。ドラッグストアでキスミー『フェルムアイブローマスカラ』を見つけて、試しに買ってみたのがきっかけですが、DHCのアイブローの色とも馴染みが良いしこれで十分かなと思っています。
マスク生活が定着して以来、口紅も久しく使っていません。マスクを外した時にべったり色が付いていると嫌な気持ちになるので、色付きのリップクリームばかりになりました。普段はうっすらピンク色になるニベア『モイストピュアカラーリップクリーム』、もう少し赤みが欲しいなと思う時はDHC『カラーリップクリーム』を使っています。
改めて考えると、お金をかけずに済ませたいと言うより、メイクそのものに対して関心が薄れている気がします。決してキレイを諦めたわけではないのですが、年齢的にシワやシミ、たるみなどが気になり、今はスキンケアやエイジングケアの方に力を注いでしまっているように思います。(58歳専業主婦、配偶者59歳、長女30歳)
下地は紫外線対策ができて、かつ、肌に塗ったときの感触、肌へのなじみ感も大事ですし、色味も肌に合うもの、無香料で肌に刺激がないものを、という観点で選んでいます。そのため、あまりに価格が安いものだとちょっと効果のほどが心配なので、現在使っているものに落ち着いています。いままでいろんなメーカーのを使ってきましたが、値段は2,600円なので、すごく高価というわけではないものの、他のメイク用品に比べると、自分的には、ややお金をかけているアイテムなのかなと思います。やはり、顔全体に直接塗りこむアイテムで、しかもマスク生活では、ムレるので、質のよいものを使いたいなと思っています。さらに下地として使えつつ、ホワイトニング効果があることや、薬品会社の商品であることへの信頼のようなものもあります。
ファンデーションは保育の仕事以外の外出時や、オンライン研修、オンライン交流のときにつける程度なので、使用頻度もさほど多くないのと、ファンデーションをつける前に下地で顔全体をカバーしているので、ほどほどの値段のものでもいいかなという感じで、そこまでお金をかけている意識はありません。ちなみに現在使っている商品は2,300円です。マスク生活になる前の方が、もう少し値段が高めのファンデ(3,500~4,000円前後)を使っていました。使用頻度が少なくなったのと、マスクにファンデの粉がつくのがちょっと嫌なこと、マスクで顔のほとんどが覆われてしまうので、それならファンデにそこまでこだわらなくてもいいかな、と感じるようになってしまいました。
チークも同様です。口紅はオンラインで人と会うときにしかつけないので、直接の色味というのがオンラインではわかりにくいこともあり、まずまずの色味であればいいかな、という感じで、そんなにこだわらなくなり、お金もかけなくなりました。オルビスの口紅は1,300円位、ちふれはもっと安くて400円位です。色味を楽しめればよいので、違う色味のものを4本位揃えています。グロスも同様です。外出時はマスクで口が覆われるので、唇を保湿する必要もなくなりましたので、コロナ禍の今私が求めているのは、明るく綺麗な色味であることのみ、なのです。(61歳・保育、配偶者64歳、次男30歳)
Q1. 普段使っている化粧品の商品名と、その商品について「自分的にお金をかけているな」と思うかを教えてください。MA)
Q2. Q1で回答された「お金をかけている/いない」理由を教えてください。(FA)
調査期間 :2023年2月9日(木) ~ 2023年2月15日(水)
調査対象 :「DOさん・ネット」に登録している主婦マーケター「DOさん」21人
上記の他の定性データについては、申込ページよりご請求をいただけます。回答者の「DOさん」は、一般的なモニターに比べて定性の回答量が豊富で具体性に富んでいることが特徴です。
お金をかけていない理由なども、生活背景に沿って、また過去を振り返り比較しながら現在の生活と比較し記載されております。何故その商品を選んでいるのかという背景がわかりやすい定性データとなっております。ぜひご一読ください。
定性データ集 : https://www.dohouse.co.jp/datacolle/rs20230330/
DOさん・ネットは、ドゥ・ハウスが1980年に立ち上げた主婦のネットワークです。今よりも女性の社会進出が難しく、結婚や出産を機に家庭に入る女性が多かった時代、生活のプロである主婦の力をメーカーのマーケティング活動に活かすことを目的に誕生しました。2023年1月現在、首都圏を中心に140名、30代から80代の主婦(DOさん)が登録しています。
DOさんの大きな特徴は、一般的な主婦モニターとは異なり、登録前に数ヶ月間の研修が必須であることです。研修を通して、全員が「聞く力」を基盤とした定性情報処理技術を習得しています。
時代に合ったマーケティングサービスを提供するため、1989年には全DOさんが自宅にパソコン、およびパソコン通信を導入、その後も新しいコミュニケーションツールをいち早く取り入れていきました。90年代はメール、00年代はブログ、10年代はSNSを活用したマーケティング活動のサポートを行っています。2020年には、ビジネスシーンで活用が進んでいるWeb会議ツール「Zoom」を全DOさんに導入、2022年にはOODAループの考え方の研修を行うなど、オンライン化の時代に合った形で、企業のマーケティングを支援しております。
企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。
会社名:株式会社ドゥ・ハウス https://www.dohouse.co.jp/
設立:1980年7月7日
代表者:代表取締役社長 小笠原亨