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株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年3月18日に『孤独を楽しむ人、ダメになる人』(有川真由美著・税込1540円)を発売しました。厚生労働省「国民生活基礎調査」で単身世帯が全世帯に占める割合が約30%となり、過去最高が更新されました。コロナ禍を経てソロ活やテレワークも定着した今、「一人」は肩身の狭いものではなくなりました。働く女性のアドバイザー的存在である著者は、自分で自分を助け、幸せにするためには「孤独力」が必要だと考えています。本書は、この孤独力を磨く考え方や行動習慣を紹介する本です。
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有川真由美著『孤独を楽しむ人、ダメになる人』表紙
会社員に塾講師、ショップ店長など、有川真由美さんは数多くの転職経験をもっています。その経験を生かした著書『感情の整理ができる女は、うまくいく』『一緒にいると楽しい人、疲れる人』などは、働く女性を中心に読者を増やし続けているベストセラーです。有川さんの転機は恋人と別れ、会社も辞めた30代。リスペクトしているスナフキンをお手本に、「これからは一人旅をする感覚で、生きたいように生きよう」と決め、ソロライフを満喫しています。孤独がさびしいというのは、思い込みです。有川さんも「最初は慣れなくても、じきに慣れます」と、本書で断言しています。
私にとって人生のいちばんの喜びは、やりたいことを楽しむこと。いま「やりたい」と思ったことはすぐさま、またはできるだけ早くやってしまいたい。なぜなら「時間がない」「お金がない」と言い訳をして先延ばしにしているうちに、それらは不可能なことになってしまいますから。
そのことをはっきりと自覚したときから、私は気ままに動けるよう、「孤独であること」と「もたないこと」を選んできました。
『孤独を楽しむ人、ダメになる人』本文より
孤独感とは、一人でいるか、人と一緒にいるかにかかわらず、「自分は一人だ」と感じる心理状態のことです。どんな立場だとしても、「一人で幸せになれる」という感覚をつかんでいれば、孤独に支配されることはない、というのが著者の考え。本書は、人と一緒にいなければいけないという執着から心を解放するための提案やメッセージが満載です。
◎「自分でなんとかする」の積み重ねは、“孤独力”になり、生きる筋力になっている
◎一人なのが問題ではなく、そんなことを気にして伸び伸びと生きられないことが問題
◎ほんとうの大人は、自分の気持ちを軸に動く
◎「自分だけが孤独」ではなく、「だれもが孤独」なのです
◎夜のさびしさは、朝には消えているから、夜は深刻に悩まないほうがいい
◎〝孤独〞が魅力的に見えるか、さびしくてみじめに見えるかのちがいは、積極的に孤独を生きようとするか、仕方なく孤独かの姿勢によるものが大きい
【著者プロフィール】
有川真由美(ありかわ・まゆみ)
鹿児島県姶良市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。著書に、ベストセラーとなった『一緒にいると楽しい人、疲れる人』『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』『50歳から花開く人、50歳で止まる人』『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』(以上、PHP研究所)や、『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』(毎日新聞出版)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。
【書誌情報】
タイトル:孤独を楽しむ人、ダメになる人
著者:有川真由美
判型/頁数:四六判並製/232ページ
税込価格:1,540円
発売日:2023年3月18日
ISBN:978-4-569-85434-2
発行:株式会社PHP研究所
孤独を楽しむ人、ダメになる人 | 有川 真由美著 | 書籍 | PHP研究所 : https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85434-2