初日の2月18日(土)は「SOTOWAKU PARK 2023」オフィシャルサポーターでTOKIOの国分太一さんがトークショーに登壇し、福島県西白河郡西郷村を拠点に推進しているプロジェクト「TOKIO-BA」の取り組みについて語り、ステージを盛り上げました。 バックパックを背負って登場した国分さんは、「SOTOWAKU PARK 2023」のメインテーマのひとつである「OUTDOORとテクノロジー」の融合について、自身が竹で作成したQRコードのエピソードを紹介。「TOKIO-BA」の専用アプリにアクセスできる仕組みにしたものの、読み取りができず失敗したことを語り、来場者の笑いを誘いました。 また、タブレットを用いた「ARデジタル昆虫採集」のブースも体験し、「都心での生活で虫に慣れていない子どもたちや、虫が苦手な親世代も一緒になって遊べる」と関心を寄せました。 国分さんが社長を務める「TOKIO-BA」は、TOKIOのメンバーと、その取り組みに賛同するファンからなるプロジェクト。「これまで僕たちが出演してきた番組や、TOKIOの活動で培った経験と学びを形にする『場(BA)』が『TOKIO-BA』です」と国分さん。「僕らは地球の1ピースを手に入れた」をスローガンに、ともにプロジェクトを推進する賛同者(バディ=「BA-ddy」)同士のオンライン上の交流の場を設けたり、「TOKIO-BA」で実現した夢などを募集し叶える取り組みを推進しています。
2日目、2月19日(日)の午前中のトークショーには、「SOTOWAKU PARK 2023」オフィシャルサポーターで、アニメ『ゆるキャン△』で犬山あおい役を演じた声優の豊崎愛生さんが登壇しました。幼少期から家族でキャンプに行き、学生時代にはフェスなどにも参加していたという生粋のキャンパーの豊崎さん。『ゆるキャン△』の出演をきっかけにさらにキャンプ熱が高まっていったそうです。 トークショー中盤からは、「焚火会」メンバーであるバイきんぐ西村瑞樹さんがサプライズ登場。MCを務めた阿諏訪泰義さんと西村さん、ふたりとも豊崎さん憧れの「焚火会」メンバーということもあり、キャンプトークはますます白熱する展開に。 最後に、「キャンプは人と人をつなぐ力を持っているので、各ブースでスタッフさんとの会話を楽しみながら、お気に入りのギアを見つけてください」と豊崎さん。キャンプ好きが高じて『ゆるキャン△』への出演にはじまり、キャンプシーンで多くの人と出会うことができた自身の経験になぞらえて来場者にメッセージを送りました。
「SOTOWAKU PARK 2023」のトークステージのハイライトとなったのは、ソロキャンプ芸人からなる「焚火会」によるトークセッション。登壇したのは、ヒロシさん、バイきんぐ西村瑞樹さん、じゅんいちダビットソンさん、ベアーズ島田キャンプさん、阿諏訪泰義さんの5名。「『焚火会』メンバーが公の場に5人も集まるのはとても貴重な機会」と西村さんが言うように、ステージ前を囲むように多くの来場者が詰めかけました。 MCを務めた阿諏訪さんの「『焚火会』メンバーのなかでキャンプに誘う順番は?」というお題に対して、メンバーのキャンプスタイルや相性を含めて各々が回答。YouTubeなどでは見られないメンバー間の意外な関係性が浮き彫りになると、「まさに、普段このメンバーで焚火を囲んでいるような話題ですね」と西村さん。来場者も「焚火会」の一員であるかのような距離感で、赤裸々なトークが繰り広げられました。 「次回の『SOTOWAKU PARK』では、焚火会メンバー9名全員を集めたい」と西村さん。終わりの見えない5人のトークに、次回開催の期待を込めて「SOTOWAKU PARK 2023」のトークステージを締めくくりました。
「SOTOWAKU PARK 2023」には、小規模・小ロットながらキャンパーたちから絶大な支持を集めるガレージブランドを中心に、全54ブランドが出展。本イベント初出しの新作ギアや、限定コラボアイテムなどコアなキャンパーも唸るキャンプギアが東京ビッグサイトに集結しました。 人気のデザイナーズブランド集団「M16」は3つのブースに分けて出展され、ブースの前には多くの来場者が列をつくりました。また、新作アイテムが発売するたび即完売となる「ZANE ARTS」からは新作テントが発表され、目隠しされたブース前には多くの人だかりができていました。
「SOTOWAKU PARK 2023」では、「OUTDOOR×テクノロジー」をテーマにしたブースが出展され、新しいアウトドアスタイルを提案。立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」が設置されたドームテントでは、大自然のなかで感じるさまざまな音が全方位から降り注ぐ、都心にいながら「雪山」や「森の中」などの非日常体験を実現。
会場内には「子供と一緒に楽しめる」をテーマにしたワークショップも豊富に用意。リサイクル可能なダンボールテントにペイントができる「らくがきキャンプサイト(BnA_WALL×DAN DAN DOME)」をはじめ、化石発掘体験やオリジナルサコッシュが作れる「Dino Camp」など、小さなお子さんを連れたファミリーキャンパーたちも充実した時間を過ごしていました。
●オフィシャルサポーター TOKIOの国分太一さん、バイきんぐ西村瑞樹さん、声優の豊崎愛生さん、レストラン「sio」 オーナーシェフの鳥羽周作さんに「SOTOWAKU PARK 2023」オフィシャルサポーターに就任いただきました。 国分さんはトークステージの他、福島県西郷村に立ち上げた「TOKIO-BA」(トキオバ)プロジェクトの一端を来場者に感じてもらうための特別展示を実施。 バイきんぐの西村瑞樹さんはご自身のソロキャンプサイトを再現した展示協力のほか、トークショーなどにも出演。 アニメ「ゆるキャン△」にも出演の人気声優、豊崎さんは大好きなアウトドアやギアにまつわるトークショーへ出演。アウトドア好きとしての、豊崎さんの意外な一面を垣間見ることができる貴重な機会となりました。