小鳥のさえずりが寄り添う仕掛け徳利「singing bird TOKKURI」


singing bird TOKKURI・OCHOKO -yoin- 余韻


singing bird TOKKURI・OCHOKO -sumihake- 墨刷毛


singing bird TOKKURI・OCHOKO -ryurei- 流麗

日本の伝統や古来の物の美しさ、時を重ね磨かれてきた職人の技や思いがこめられた手仕事を今に時めかせる“ものがたり”と“ものづくり”をするクリエイティブユニット「momokakitokimeki」(東京都千代田区、株式会社RIDEA:代表取締役 八木 理江)は、仕掛け徳利「singing bird TOKKURI」を、応援購入サービス「Makuake」にて2022年12月17日(土)に販売開始いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340036/LL_img_340036_1.jpg
小鳥のさえずりが寄り添う仕掛け徳利「singing bird TOKKURI」

▼Makuakeプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/singing_bird/


■プロジェクト実施の背景
日本酒を醸造する蔵が繁栄した明治の時代に、“うぐいす徳利”は誕生したと言われています。小鳥の声を聴きながらお酒をたのしむ風情あるものというだけでなく、徳利の中にお酒が入っていなければ、うぐいすが鳴かない構造になっているため、日本酒をおかわりして鳴き声を何度でも聴きたいという心理にさせる日本酒の販促ツールのような存在でもあったと伝えられています。お酒をたのしむ粋な遊び心から誕生したこの仕掛け徳利を骨董の世界のものではなく、現代の食空間に合うモダンデザインで甦らせることを試みたプロダクト開発です。

プロジェクトは、長崎・波佐見の陶房「陶房 青」、墨象家の知麻氏、私たちmomokakitokimekiの共創により進めてきました。波佐見は、江戸時代には世界最大規模とされる中尾上登窯が開窯し、日常使いの庶民のうつわ「くらわんか碗」が量産されていた焼きものの里。そして、“白磁といえば波佐見焼”と称される美しくやわらかな白さと、技を磨いてきた熟練の職人がそれぞれの専門性を活かし互いを尊重する分業の結束力があります。うぐいす徳利は仕掛け細工が複雑なため、試行錯誤を繰り返す大きな挑戦でしたが、製品化を実現しました。


■墨象家・知麻氏について
白い仕掛け徳利に絵付けをし、モダンな表情を生み出したのは、墨象家・知麻氏。5歳より筆を持ち書家の道に進む中で、書道の概念にとらわれず、“墨”を魅せる抽象的なアート【墨象(ぼくしょう)】と出会い、その世界を表現する墨象家として活動されています。日本の伝統文化、伝統工芸を残したい、知ってもらいたい、という自身の表現活動のテーマに通ずること、波佐見焼とその器づくりに携わる人々の存在を知ってもらうきっかけとなることを祈念し、本プロジェクトへ参画されています。今回、技法、筆致の異なる3種のデザインを手掛けていただきました。


波佐見の職人との共創プロジェクトで生まれた仕掛け徳利「singing bird TOKKURI」を通して、日本の粋なお酒の愉しみ方と、笑顔の生まれるダイニングを多くの方に体験いただきたいと願っています。アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」より、その一歩をスタートいたします。


■プロジェクト概要
プロジェクト名: 【波佐見の挑戦】時を超え明治の粋を今へ。
小鳥の声が寄り添う仕掛け徳利&お猪口
実施期間 : 2022年12月17日~2023年1月30日
URL : https://www.makuake.com/project/singing_bird/


■商品アイテム
商品名:singing bird TOKKURI (仕掛け徳利)
singing bird OCHOKO(仕掛け猪口)
SHUHAI(酒杯)
*仕掛け徳利および仕掛けお猪口は、小鳥のさえずりが聴こえる酒器です。

▼デザインバリエーション
【yoin 余韻】
手首を柔軟に筆をコンパスのように動かし描く技法を用い、「いろはうた」の美しい音の響きを線で表現。墨象に出会ってから今日まで取り組み続けている知麻氏のシグネチャーとも言えるモチーフを白磁の気品を生かして、1面のみ*に絵付けしています。(*徳利についての説明)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340036/LL_img_340036_2.jpg
singing bird TOKKURI・OCHOKO -yoin- 余韻

【sumihake 墨刷毛】
和紙に墨を走らせるかの如く、太い筆でダイナミックに器に一周、線を描いています。勢いのある筆致に筆の毛の流れを感じることができるので、墨刷毛と名付けました。金彩をほどこし、墨の世界に華やぎと風格を生み出しています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/340036/LL_img_340036_3.jpg
singing bird TOKKURI・OCHOKO -sumihake- 墨刷毛

【ryurei 流麗】
四季の移ろいを和紙染めの技法と書を融合させて表現。和紙を素焼きの器にあて、筆で絵具を落とし加水をしながら染める細かな作業を繰り返すことでグラデーションが生まれます。麗しく流れる絵付けに春夏秋冬の書、ラベンダー色の小鳥の配色が目に優しく映ります。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/340036/LL_img_340036_4.jpg
singing bird TOKKURI・OCHOKO -ryurei- 流麗

■関連URL
Instagram: https://www.instagram.com/momokakitokimeki
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情報提供元: @Press