【開発の環境変化】 昨今のコロナ期間ほど日本人のライフスタイルを変えたことはありません。リモートワークをはじめ様々な分野で他人との接触を避けるスタイルが定着していっています。 その中で多くの人が都会を離れて広い家に住みたいというニーズが広がっています。しかしそれで人々の運動不足が解決されるかというわけにはいかず、自宅だと育児や動画配信・スマホなどに時間を取られることが多くなります。特に在宅ワークによって通勤がなくなり1日に1,000歩も歩かないという方も増えています。 このような『隠れ運動不足』がこれからのビジネスパーソンにとっては大きな課題です。 また、前後期高齢者等の運動不足も問題になっています。もともと筋肉が衰えてくる年齢に加え、外出や軽いスポーツの機会も減少しています。一度足腰の筋肉が衰えるとますます運動が億劫になっていき、寝たきりや1日中テレビを見るような生活になってしまうと、ふたたび以前の活動的な生活に戻すのは容易ではありません。QOL(Quality of Life)の低下はもとよりADL(Activities of Daily Living)の低下も起こってくることでしょう。