興聖寺の経箱を修復。平安時代から受け継ぐ、一切経5294巻を後世に伝えるために
京都 祇園祭1000年の歴史を後世に。郭巨山町会所大改修と伝統文化の継承プロジェクト
800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい
【寄付型】片山九郎右衛門が挑む新作能〈媽祖 -MASO-〉アジアから世界へ、海を繋ぐ祈りのものがたり
「文化を知る。世界を変える。」をスローガンにグローバルなアート・文化を考えるプラットフォーム「THE KYOTO」(運営:京都新聞、電通)では、未来に継承すべき日本の美しい伝統や後世に伝えたい知識、技術を支えるクラウドファンディングに取り組んでいます。
「文化特化型クラウドファンディング」として、「紡ぐ・支える・育てる」をキーワードに、社会課題、地域課題解決を目指してきました。2020年の立ち上げ以来17件のプロジェクトが終了し、全てにおいて目標金額を達成。文化を支える会員の皆さまから、累計1億円以上のご支援をいただいています。
THE KYOTOによるクラウドファンディングの特徴は大きく2つ。1つは新聞社の持つジャーナリズム力で文化的、歴史的背景まで深掘りし、プロジェクトの意義を広く発信すること。もう1つは数々の文化事業をプロデュースしてきたメンバーによる目標達成までのサポートです。
これまでに京都の寺院、芸舞妓、能、染織などさまざまな文化を支えるプロジェクトを実施してきました。今後もより多くの支援金を集めるだけでなく、ジャーナリズムの力で文化プロジェクトの意義を伝えし、共感・支援してくださる方が少しでも増えるよう尽力します。
現在は2件のプロジェクトでご支援を受け付け中。未来の文化をつくるための挑戦は続きます。
【現在受付中のプロジェクト】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/316192/LL_img_316192_1.jpg
興聖寺の経箱を修復。平安時代から受け継ぐ、一切経5294巻を後世に伝えるために
大名茶人として知られる古田織部ゆかりの興聖寺では、5294巻もの経典を集成した一切経を保持しています。多くが平安時代に書写され、約1000年にわたり、ほぼ完全な形で収蔵している寺院は、興聖寺の他にありません。専門家の調査では重要文化財級とされていますが、「お経はお寺にあって人々に寄り添って使われてこそ活きるもの」だと考え、補助金等は受けずに守り続けてきました。このプロジェクトでは経箱の修繕を行い、合わせて虫食い等で傷んだお経の修復を進めます。
将来的には、平安時代の写経と同質の和紙をすき、70巻ある欠本を平安時代と同じように人の手で写経し、全て揃った一切経として後世に残すことが目標です。
プロジェクト名: 興聖寺の経箱を修復。平安時代から受け継ぐ、
一切経5294巻を後世に伝えるために
起案者 : 臨済宗 興聖寺 住職/望月 宏済
期間 : 2022年9月8日(木)まで
目標金額 : 200万円
2022年6月30日(木)時点での達成金額 93万円(46%)
URL : https://the-kyoto.en-jine.com/projects/koshoji
注目のリターン: [特別体験]2022年11月20日(日)
秋(紅葉の季節)の限定特別拝観と法話…30,000円
興聖寺にはたくさんのモミジ・カエデの木があり秋には境内の紅葉が大変美しいです。この季節に合わせた限定特別拝観です。拝観のあとは住職の法話を聴いていただきます。ご支援いただいた方のお名前は芳名録にお1人ずつ心を込め筆書し、臨済宗興聖寺 経蔵内に一切経とともに納めさせていただきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/316192/LL_img_316192_2.jpg
京都 祇園祭1000年の歴史を後世に。郭巨山町会所大改修と伝統文化の継承プロジェクト
祇園祭を構成する34基の山鉾の一つで、室町時代から巡行に参加してきた郭巨山(かっきょやま)。粽(ちまき)授与と会所飾りの展示で寄付を募る会所が多い中、これまで郭巨山の町会所は狭く、中国の故事「郭巨釜掘り」に由来するご神体人形などの会所飾りを十分に公開できませんでした。町会所を改修することで郭巨山の魅力をより多くの人へ伝えるとともに、懸装品や会所飾りを安全に保管し、伝統を後世へとつなぎます。
プロジェクト名: 京都 祇園祭1000年の歴史を後世に。
郭巨山町会所大改修と伝統文化の継承プロジェクト
起案者 : 公益財団法人 郭巨山保存会 代表理事/平岡 昌高
期間 : 2022年7月30日(土)まで
目標金額 : 150万円
2022年6月30日(木)時点での達成金額 325万円(217%)
URL : https://the-kyoto.en-jine.com/projects/kakkyoyama
注目のリターン: [好評につき追加]厄除け粽と特製記念扇子、
四本柱使用木札にお名前揮毫…30,000円
郭巨山櫓旧四本柱を用いた木札にお名前を記し、新しい会所内に掲示いたします。木札は郭巨山が復興した寛政五年から平成二十年までの二百年以上の歴史を実際に支えて来た非常に趣き深い部材を使用しています。
【過去のプロジェクト事例】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/316192/LL_img_316192_3.jpg
800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい
プロジェクト名: 800年にわたる和歌の家・冷泉家に
文化財を保存する土蔵を造りたい
期間 : 2020年9月8日(火)終了
目標金額 : 350万円
達成金額1,288万円(368%)
URL : https://the-kyoto.en-jine.com/projects/reizeike
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/316192/LL_img_316192_4.jpg
【寄付型】片山九郎右衛門が挑む新作能〈媽祖 -MASO-〉アジアから世界へ、海を繋ぐ祈りのものがたり
プロジェクト名: 【寄付型】片山九郎右衛門が挑む新作能〈媽祖 -MASO-〉
アジアから世界へ、海を繋ぐ祈りのものがたり
期間 : 2021年11月7日(日)終了
目標金額 : 1,100万円
達成金額1,525万円(138%)
URL : https://the-kyoto.en-jine.com/projects/maso
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/316192/LL_img_316192_5.jpg
大徳寺方丈の畳を修復。日本文化支える「最古」の畳を後世に
プロジェクト名: 大徳寺方丈の畳を修復。
日本文化支える「最古」の畳を後世に
期間 : 2022年6月30日(木)終了
目標金額 : 500万円
達成金額837万円(167%)
URL : https://the-kyoto.en-jine.com/projects/daitokuji
【THE KYOTO Crowdfunding について】
THE KYOTO Crowdfundingは、京都新聞グループと株式会社電通で構成するTHE KYOTO実行委員会が運営しています。
運営団体 : THE KYOTO実行委員会
責任者 : THE KYOTO実行委員会
運営責任主体: 株式会社京都新聞社
代表 : 代表取締役社長 大西 祐資
所在地 : 京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社内
電話 : 075-241-6185
情報提供元: @Press