フロアレイアウト変更


個別制御とグループ制御

照明器具専業メーカーの大光電機株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:串間 隆一)は、無線照明制御システム「SENMU」(センム)を2022年5月31日に発売します。照明器具を1台単位で個別に制御でき、最大2,000台まで対応可能です。店舗・飲食店・オフィス・大型商業施設など、物件規模に適した照明制御システムを構築します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/311729/LL_img_311729_1.png
フロアレイアウト変更

■「かんたん制御」「安定通信」「かんたん施工」
メッシュ通信方式で通信経路障害に強く、安定した通信環境を確立します

従来の有線照明制御システムは、電源線とは別に調光機能用の信号線を敷設するため、回路設計や配線工事が必要でした。無線照明制御システム「SENMU」は、無線通信機能で調光するため、信号線工事が不要です。照明器具の設置だけで施工が完了し、工期も従来より短縮できます。また、通信方式は、「メッシュ無線(2.4GH帯)」です。通信経路の障害を迂回し、正常に通信したり、自動で通信経路を構成したりといった特長があります。広い通信エリアでも安定した通信環境を確立できます。

器具は、1台単位で個別に制御が可能です。物件の規模に合わせたシステムを構築し、最大で2,000台の器具を要する大規模施設にも対応します。操作・設定は全てタブレットで行います。持ち運びが容易なので、空間の光色を確かめながら現場で直感的に操作できます。状況や用途に応じた照明グループの設定や器具設置後のレイアウト変更にも配線工事無しで対応可能です。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/311729/LL_img_311729_2.png
個別制御とグループ制御

■スケジュール機能を活用した制御が消費電力やCO2排出量の削減とSDGsへの取り組みに

経済産業省の資源エネルギー庁の推計によると、照明は建物全体のエネルギー消費のうち、およそ30%を占めています(夏季・冬季の割合差10%ほど)。照明にかかる費用は「消費電力×点灯時間」で決まります。「執務エリアの照明を半分間引く」「不要な照明消灯の徹底」による節電効果はおよそ16%と推計し、節電を推奨しています。

無線照明制御システム「SENMU」を導入することで、スケジュール機能の週間・年間タイマーや日の出日の入りタイマーを活用して、減光と消灯の制御が可能です。点灯時間を抑え、消灯漏れを防ぎ、効率的な省エネや消費電力の削減が見込めます。SENMU対応器具以外の既存器具も、無線制御用変換器を接続することで、対応機器と同様に無線制御が可能です(回路ごとの制御)。既存器具をそのまま活用でき、廃棄物削減につながります。省エネ・消費電力の削減も含めた、CO2排出量の削減が、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一つと考えています。


当製品の仕様は以下の通りです。
・無線方式 :2.4GHz帯メッシュ通信
・通信距離 :25m※通信距離は施工環境周囲の電波状況によって
短くなることがあります。
・接続台数 :1システム200台まで※ゲートウエイ10台連結時 最大2,000台まで
・シーン設定数:1システム最大240シーン
・スケジュール:週間タイマー/年間タイマー/日の出日の入タイマー


大光電機は、無線照明制御システム「SENMU」(センム)を3年後の制御の柱となるよう導入を目指します。2021年11月に改装した東京オフィスで、フリーアドレスやオフィスショールームを活用しながら、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとなる、新たな「サスティナブルなものづくり」の研究開発に注力していきます。


【大光電機株式会社】
会社名 :大光電機株式会社( https://www.lighting-daiko.co.jp/ )
本社所在地 :大阪市中央区高麗橋3-2-7 高麗橋ビル
東京オフィスビル:東京都墨田区両国4-31-17
代表取締役 :串間 隆一(くしま りゅういち)
設立 :1948年5月
資本金 :4億9,000万円
従業員数 :846人
事業内容 :照明器具全般の製造及び販売
情報提供元: @Press