そして使用する生地は役目を終えたら土に還る生分解性素材“Re Terra Fabric”を使用しています。一般的なリサイクルの定義は「使い終わったものを再利用することで環境負荷を軽減する」ことです。しかしそれだとエネルギーのロスも大きく、結果ゴミとして残ります。一方生分解とは、“堆肥化”(COMPOSTABLE)することでゴミを生み出しません。いわゆる“化繊”は、何もしないで自然に分解されるのに数百年(6~700年)かかると言われています。しかし使用するRe Terra Fabricは特定の微生物が食べてわずかな水(H20)と二酸化炭素(CO2)に極めて短期間で分解します。また、二酸化炭素排出量も燃焼廃棄やリサイクルと比べ約40%も少ないのです。そして素材だけではありません。縫製糸、ネーム、釦、ゴム、全て生分解素材でできています。 さらに“生分解化繊”を使うことで優れた撥水加工で、洗濯後も撥水効果は維持します。洗濯機でガシガシ洗えて、しわになりにくいイージーケア素材です。「汚れたくない」から頑張った証として「汚したくなる」ツナギ。役目を終えたら土に還るツナギ 街と畑と食卓を繋ぐツナギプロジェクトです。