GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表しました。


■タイヤ


 2022年2月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比26%増と大きく伸長した。店頭は同24%増で、インターネットは同29%増であった。降雪の影響もあり、関東甲信越の冬タイヤ店頭販売は前年同月の5倍に達した。サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い155/65/14が本数前年比59%増に達し、インターネットでは2倍を超える成長を見せた。主要なコンパクトカー向けサイズである185/65/15も同42%増と好調であった。タイヤ全体の税抜き平均価格は9,283円と前年同月から2%上昇し、店頭では4%上昇、インターネットでは横ばいであった。金額前年比は29%増で、店頭、インターネットともに同様の傾向が見られた。


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■エンジンオイル


 2022年2月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比1%減と微減であった。ただ、店頭が同2%減に対し、インターネットは同11%増と好調であった。粘土別にみると、最も販売量の多い0W-20は前年比7%増であった。また0W-16は同87%増と著しい伸長が見られた。1リットル当たりの平均価格は750円と前年同月から8%上昇し、店頭では8%上昇、インターネットでは5%上昇した。この結果、金額前年比は7%増のプラス成長となり、店頭では同6%増、インターネットでは同17%増であった。


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■バッテリー


 2022年2月の自動車用バッテリー販売は、数量前年比19%増と二桁成長であった。店頭は同19%増で、インターネットは同20%増であった。JIS規格別にみると、最も販売数量の多いB19は数量前年比17%増で、特にインターネットでは同45%増と大きく伸長した。D23、D26は店頭での販売が伸びており、それぞれ同21%増、同33%増であった。バッテリー全体の平均価格は11,770円と前年同月から1%上昇し、店頭では2%、インターネットでは0.5%上昇した。 このため、金額前年比は店頭、インターネットともに21%増であった。


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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。


2022年2月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報 : https://www.gfk.com/ja/insights/monthly-auto-report


情報提供元: @Press