■「映像エッジAI」について 「映像エッジAI」とは、映像等データが生成される現場(エッジ)又は近傍でAIの処理を実行し活用することです。通信回線の遅延や同時処理量に制限のある環境では難しい膨大な数のカメラ映像が生み出す大量データをリアルタイムにAI処理できます。特に映像を統計データとして取り扱うためプライバシー保護に配慮するAI活用に適しています。EDGEMATRIXは、この「映像エッジAI」ソリューションとして、「Edge AI Box」と「EDGEMATRIXサービス」をJR九州の実証試験に提供いたします。
■「Edge AI Box」とは 「Edge AI Box」は、街や施設を見守るIPカメラ映像などを現場でAI処理し伝送できる屋内と屋外用小型デバイスです。深層学習ベースのAIなどの高速計算処理をするGPUとWiFi/LTE/5G通信モジュールを搭載し、カメラ接続等の豊富なインターフェースを備えています。
■「EDGEMATRIXサービス」とは 「EDGEMATRIXサービス」は、現場設置の「Edge AI Box」、カメラ、AIアプリ、リモートアクセス、セキュリティ等を統合管理するプラットフォームです。デバイスの遠隔管理、設置場所を地図表示(マップビュー)する状態管理、現場からのAI処理済映像をブラウザに多数同時表示する「エッジビュー」などのサービス管理、AIアプリケーションの配信・管理を行うことができます。