図1:AIエッジゲートウェイ(開発中)の外観
図2:ビジョン向けAIアクセラレータ内蔵RZ/Vシリーズ
アムニモ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:中林 千晴、以下 アムニモ)は、様々な産業用のシステムにおいてエッジAIコンピューティングを実現するために最適な機器「AIエッジゲートウェイ」の開発を開始しました。
近年、あらゆる業種・業界の企業や組織において、AIやディープラーニングを活用した取り組みが始まってきています。AIやディープラーニングの普及が進むにつれ、エッジデバイス内でのデータ処理を行うエッジコンピューティングが大変注目されています。
このようなエッジデバイスでのAI処理要望の高まりに応えるべく、アムニモのエッジゲートウェイシリーズの1つであるAIエッジゲートウェイは、録画装置でありながら、低消費電力の画像AI機能を備えます。これにより、発生事象に応じた迅速な処理、制約の多い場所への設置、必要データのみクラウドに転送することによる通信コスト抑制、録画データの迅速な解析、お客様およびパートナー様独自のAIモデルの搭載などが実現可能になります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/280520/LL_img_280520_1.jpg
図1:AIエッジゲートウェイ(開発中)の外観
また、販売中の「エッジゲートウェイ(屋内版)AG10」の特徴を継承しています。
(1)独自のノウハウによって実現する高い信頼性・耐環境性能
(2)クラウドアプリケーションとの連動により保守運用の手間を軽減
(3)監視カメラシステムの構築に最適
AIエッジゲートウェイの詳細は、弊社WEBサイト( https://amnimo.com/service/ai_edge_gateway/ )をご参照ください。
■ルネサスエレクトロニクスのRZ/Vシリーズを採用
高性能・低消費電力の画像AI機能は、ルネサス製のビジョンAI向けMPU(Micro Processor Unit)であるRZ/Vシリーズおよび、この開発ツールを採用することにより実現しています。RZ/Vシリーズでは、ルネサス独自技術であるAI専用のハードウェアIP「DRP-AI」が、高速なAI推論と低消費電力を両立しています。また、複数のAIモデルを高速に切り替えることが可能なフレキシブルなアーキテクチャになっており、アプリケーションシステム構築の柔軟性が高くなっています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/280520/LL_img_280520_2.jpg
図2:ビジョン向けAIアクセラレータ内蔵RZ/Vシリーズ
■ルネサスのエンタープライズ・インフラ・ソリューション事業部、事業部長である加藤 茂樹様は次のように述べています。
「エッジゲートウェイはIoTにおけるキーデバイスの1つであり、アムニモはこの分野において豊富な実績とノウハウを保有しています。アムニモが、低消費電力なビジョンAI技術をリードするルネサスのRZ/Vシリーズを活用することにより、エッジやエンドポイント機器における高速AI処理ニーズに応えることができると確信しています。」
■AIエッジゲートウェイの試作機をご紹介、お気軽にご来場ください
「第12回 Japan IT Week 秋」のアムニモブースにおいて、AIエッジゲートウェイの試作機を展示します。ブースでは、AI推論性能をご覧頂くために、AIエッジゲートウェイに接続した複数カメラからの入力ビデオ画像に対する並列AI推論処理(tinyYolo v3 AIモデル使用)のデモンストレーションを実施します。複数カメラに対応可能なAI推論性能および、複数AIモデルの高速切替により、カメラ毎に異なるAI推論の実施や3D AI推論など、ルネサス製RZ/Vシリーズ搭載のアムニモのAIエッジゲートウェイによりアプリケーションシステムの応用の幅が広がります。
【第12回 Japan IT Week 秋】
日時 :2021年10月27日(水)~29日(金) 10時~17時
会場 :幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
アムニモは、お客様およびパートナー様とのコラボレーションにより、市場要望に応える次世代のエッジAIソリューションを構築していきます。
【アムニモ株式会社について】
アムニモは、横河電機株式会社の新規事業として100%出資により2018年5月に発足しました。IoT業界での知見とノウハウを持つメンバーで構成されたアムニモは、その知見やノウハウを融合させ、独自に自社設計・開発したIoTデバイスやクラウドサービスの提供を通じ、IoTとAIでつながる世界に貢献していきます。
https://amnimo.com/
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情報提供元: @Press