図 新規認定会社ロゴとクラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)は、2021年8月2日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された下記4件のクラウドサービスについて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。
この認定は、サービスの安全性、信頼性に関する情報を正しく開示しているクラウドサービスにのみ与えられるもので、利用者の安心・安全なクラウドサービスの選定に資することを目的としたものです。今回の認定により、累計195社の283サービスが認定されました。


(申請日順)
【認定区分】ASP・SaaS
(1) 株式会社カイラステクノロジー:「Armana」
(2) テクマトリックス株式会社 :「テクマトリックスTestRailクラウドサービス」
(3) リーウェイズ株式会社 :「Gate.」
(4) 富士通株式会社 :「FUJITSU Cloud Service TalkVisible」

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/269794/LL_img_269794_1.jpg
図 新規認定会社ロゴとクラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク

※1 ASPIC
一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(略称:ASPIC、東京都品川区、会長:河合 輝欣)は、令和2年4月1日に「特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム」から法人名称等の変更を行いました。
発表資料: https://www.aspicjapan.org/pdf/20200401_2.pdf

新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。
認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。


1. 新規認定サービス
新規認定した4サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。

■ASP・SaaS申請:4サービス(4事業者)
No1
サービスの名称:Armana
事業者の名称 :株式会社カイラステクノロジー
サービスの概要:弁護士事務所の案件管理、利益相反チェック、顧問先、訴訟管理、入出金管理及びスケジュール管理まで一元管理できる弁護士事務所向け業務管理サービス

No2
サービスの名称:テクマトリックスTestRailクラウドサービス
事業者の名称 :テクマトリックス株式会社
サービスの概要:ソフトウェア開発における、テストケースやテスト結果の管理、進捗管理、サポート機能を提供するテスト管理ツール TestRailのクラウドホスティングサービス

No3
サービスの名称:Gate.
事業者の名称 :リーウェイズ株式会社
サービスの概要:2億件を超える物件データを用い、AIを活用した不動産の査定・投資分析シミュレーション機能や市場分析・ハザード情報を提供する不動産業務支援サービス

No4
サービスの名称:FUJITSU Cloud Service TalkVisible
事業者の名称 :富士通株式会社
サービスの概要:会話データの管理機能、話者認識も可能な音声データ認識・テキスト化機能、テキストの編集機能等を提供するサーバークライアント形態の音声認識サービス

※ASPICでは、IoTクラウドサービス情報開示認定(ASP・SaaS及びIaaS・PaaS)の取得を推進しております。現在までに認定されたサービスは、次の通りです。

(1)IaaS・PaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/ip-iot/service_search.html
・IoT-EX株式会社:「IoT相互接続サービス」(認定日:2019.10.07)
・NECネッツエスアイ株式会社:Symphonict プラットフォームサービス(認定日:2021.03.31)

(2)ASP・SaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/asp-iot/service_search.html
・株式会社NJS:「SkyScraper」(認定日:2019.12.23)
・ユニテックシステム株式会社:「CORRECT TIME NAVI(コレクトタイムナビ)」(認定日:2020.03.02)
・アイルジャパン株式会社:自動販売機の遠隔検針サービス(認定日:2021.03.31)


2. 認定更新サービス一覧
令和3年6月から直近までで認定更新した、19サービスを認定日毎に示します。認定は、認定日より2年間有効です。

■更新申請:5サービス(5事業者) 認定更新日:令和3年6月27日
No1
認定番号 :0171-1306
サービス名称 :ウチダ公共クラウドサービス
事業者名称 :株式会社内田洋行
サービスの概要:ポータルサイトを中心に自治体向け(財務会計、行政文書管理等)、学校向け(校務支援、遠隔授業等)、地域向け(図書管理、緊急連絡網等)の多様なサービスをシームレスに提供する公共向けサービス

No2
認定番号 :0172-1306
サービス名称 :施設予約システム
事業者名称 :株式会社パスコ
サービスの概要:読み上げブラウザー、多国語表示、同社の「わが街ガイド」サービスと組合せた地図利用ガイド等の簡易インターフェースを備えた地方自治体向け施設予約サービス

No3
認定番号 :0173-1306
サービス名称 :Business b-ridge
事業者名称 :ビジネスエンジニアリング株式会社
サービスの概要:複数組織・企業間等で行われる様々な業務(サプライチェーン、エンジニアリング、品質保証業務等)において利用されるデータ(構造型データ、文書、資料等)を安全に共有する機能を提供、協業を支援するサービス

No4
認定番号 :IP0003-1306
サービス名称 :連結TAX-Saverホスティングサービス
事業者名称 :株式会社豆蔵
サービスの概要:株式会社豆蔵が提供する連結TAX-Saver(連結納税システム)に特化したホスティングサービスで、サーバ機能を提供するハードウェア、ソフトウェアの保守作業や運用を代行するサービス

No5
認定番号 :DC0002-1306
サービス名称 :白山センター
事業者名称 :株式会社石川コンピュータ・センター
サービスの概要:免震構造建物、2ルート給電、十分な空調設備、セキュリティ対策等のデータセンター基本機能に加え、運用・監視・保守等の付加価値サービスを提供する北陸地域に位置するデータセンター

■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和3年6月28日
No1
認定番号 :0213-1706
サービス名称 :MPN共同利用センターネットワークサービス
事業者名称 :NTTインターネット株式会社
サービスの概要:公共料金や税金などをネットバンキング、モバイルバンキング、全国の金融機関窓口やATMなどから支払い可能とする「Pay-easy(ペイジー)」収納を利用するためのマルチペイメントネットワーク(MPN)への接続機能を共同利用型で提供するネットワークサービス

No2
認定番号 :0214-1706
サービス名称 :T-Log for Web
事業者名称 :シンク・エンジニアリング株式会社
サービスの概要:上下水道施設の水の流れや各種機器の状況・取得情報等を絵図やグラフとして視聴覚的に監視、パソコンやタブレット、スマートフォンにも表示でき、小規模から大規模施設まで柔軟に対応できるクラウド型遠隔監視サービス

■更新申請:1サービス(1事業者) 認定更新日:令和3年7月2日
No1
認定番号 :0011-0807
サービス名称 :ワイズマンASPサービス
事業者名称 :株式会社ワイズマン
サービスの概要:インターネットを通じて介護事業者向けに給付管理、介護給付費請求など様々なアプリケーションソフトを提供するサービス

■更新申請:4サービス(4事業者) 認定更新日:令和3年7月8日
No1
認定番号 :0187-1507
サービス名称 :ProActive for SaaS
事業者名称 :SCSK株式会社
サービスの概要:会計、販売・購買在庫、資産管理、人事、給与、人材マネジメント、勤怠、生産管理など全16の業務システムで構成されるERPパッケージをクラウド環境で利用可能としたサービス

No2
認定番号 :0188-1507
サービス名称 :レシピ管理サービス ケーキ職人
事業者名称 :株式会社コンピュータマネジメント
サービスの概要:洋菓子業界向けに特化したレシピ、原価、材料を一元管理でき、原価管理や必要材料の計量業務の負荷軽減、店舗従業員との商品情報共有などを可能としたレシピ管理サービス

No3
認定番号 :0189-1507
サービス名称 :M2Mセンサネットサービス『ALLwatchサービス』
事業者名称 :オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社
サービスの概要:遠隔監視装置端末が収集する電気設備の漏電の有無、電気使用量、設備状態、温度・湿度センサデータなどの計測データを一括管理し、計測データのグラフ表示や警報メール送信などが可能な遠隔監視サービス

No4
認定番号 :0190-1507
サービス名称 :BtoBプラットフォーム
事業者名称 :株式会社インフォマート
サービスの概要:企業間の商取引に係る一連の業務をWEB上で可能とする電子請求書システム、受発注システム、商談システム、規格書システムを提供するBtoBプラットフォームサービス

■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和3年7月10日
No1
認定番号 :0225-1907
サービス名称 :オリジナル気象システムHalexDream!
事業者名称 :株式会社ハレックス
サービスの概要:気象庁の観測・予測データ等に基づいた1km格子の気象データを緯度・経度指定で利用可能、利用目的に応じ数種のデータ提供方式が選択できる気象情報提供サービス

No2
認定番号 :0226-1907
サービス名称 :HRオートメーションシステム サイレコ
事業者名称 :株式会社アクティブアンドカンパニー
サービスの概要:組織人事情報をデータベースとして一元管理、各種申請と承認手続きの電子化によりデータ更新を自動化、蓄積データを経営情報として活用できるクラウド型人事管理システム

■更新申請:3サービス(3事業者) 認定更新日:令和3年7月21日
No1
認定番号 :0072-0907
サービス名称 :総合決済ASPサービス「i-コレクト」
事業者名称 :NTTインターネット株式会社
サービスの概要:コンビニ収納、ぺイジー収納、口座振替やクレジットカード決済などで支払われた情報の統合管理機能、Webでのリアルタイム照会機能、消込管理機能などを提供する総合決済サービス

No2
認定番号 :0073-0907
サービス名称 :mercurie mint(マーキュリー ミント)
事業者名称 :株式会社BSNアイネット
サービスの概要:インターネットに接続したPCと認証USBキーのみで、使いたい期間だけ利用できる、月額定額制の上下水道事業者様向け上下水道料金調定収納管理利用サービス

No3
認定番号 :0074-0907
サービス名称 :WaWaOffice
事業者名称 :株式会社アイアットOEC
サービスの概要:メール、スケジュール、回覧板、アドレス帳、施設予約、行き先案内板、ファイル共有など、企業内の情報共有やコミュニケーションの効率化を図る機能を提供するグループウェア・サービス

■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和3年7月27日
No1
認定番号 :0135-1107
サービス名称 :IMAGE WORKS
事業者名称 :富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
サービスの概要:インターネット環境を利用して画像、図面、ドキュメントなどのデジタルデータの「共有」、「管理」、「送受信」などが安全で簡単に実現できるファイル共有ストレージサービス

No2
認定番号 :0138-1107
サービス名称 :WEB請求ASPサービス「e-billeco」 「おまか請求」ベーシックプラン
事業者名称 :株式会社フォーバルテレコム
サービスの概要:請求書や利用明細をエンドユーザ専用のWEBサイトで確認できる機能や入金消込機能等を提供し、請求書発行作業(封入・封かん・投函)にかかる人件費、請求書用紙代、印刷代及び郵便代削減を図るサービス


3. 情報開示認定制度の経緯と現状
平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。

以降の経緯は下記リンクを参照ください。
https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html

これまでに認定されたサービスは、累計283サービス、195事業者となっています。


4. 本件連絡先(申請受付窓口)
一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会
(クラウドサービス情報開示認定機関)
クラウドサービス情報開示認定事務局
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F
担当 : 岩田・門井・国松
TEL : 03-6662-6854
Fax : 03-6662-6347
mail : aspic@cloud-nintei.org
認定サイト: https://www.aspicjapan.org/nintei/
情報提供元: @Press