水溶液のpHは中性領域
加熱条件での安定性
株式会社ドクターズチョイス 代表取締役 山本 明男
日本皮膚科学会 横断幕
株式会社ドクターズチョイス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:山本 明男)は、2021年6月10~13日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された第120回日本皮膚科学会総会で、新開発の安定型中性ビタミンC誘導体を配合した美容液を発表しました。
当社の安定型中性ビタミンC誘導体は、傷口に入っても痛くない低刺激で、かつ安定性に優れ、常温で長期保存を可能にした点が特徴です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/263752/LL_img_263752_1.png
水溶液のpHは中性領域
■高濃度にしてもpH ※1 は中性域
「安定型中性ビタミンC誘導体」は、水溶液の濃度を上げても、pHは中性域内
「安定型中性ビタミンC誘導体」の最大の特長は、効果を求めた高配合でもピリピリ感を気にせず、毎日使用できます。
※1 pHは溶液の酸性・アルカリ性の程度を表します。pH7を中性とし、7より小さい場合は酸性、大きい場合はアルカリ性となります。
■褐変・変色の抑制
「安定型中性ビタミンC誘導体」は、安定性が高く、経時的な褐変・変色がほとんど見られません。
「安定型中性ビタミンC誘導体」は、安定的なため、肌によいものだけで美容液を作ることが可能な、新たな美容成分です。
不安定なビタミンCを配合する場合には、安定化せせるための成分が必要になります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/263752/LL_img_263752_2.png
加熱条件での安定性
■開発の背景
ビタミンCは、皮膚科医や美容皮膚科医で最も使用されている成分の一つであり、美白、シミ、くすみ、にきび、毛穴ケア、ハリ等の対策成分として、医薬品、医薬部外品、化粧品にも使用されております。近年一般市場でも、化粧品や医薬部外品など市場規模は大きい。一方で、ビタミンCは、pH2~3の強酸性のため、刺激が強く肌がピリピリするなどの難点があり、さらに褐変しやすく、長期保存に不向きな点が課題です。
1932年にビタミンCが発見されて以来、世界の研究者はこの課題に取り組んできました。当社では5年の歳月かけて、安定型の中性ビタミンC誘導体の開発に成功しました。
ビタミンCの高い美肌効果を求めた高配合でもピリピリ感を気にせず、日々のベースになるスキンケアとして迷わずご使用いただけます。本学会において皮膚科医からの関心は高く、早期の商品化を求められています。
安定型中性ビタミンC誘導体配合美容液のサンプルの使用者から、肌のトーンアップや、シミ、クスミの改善の声をいただいています。
■臨床データ
本学会では、安定型中性ビタミンC誘導体配合美容液と保湿を狙った機器を併用した場合に、シミの消失やアトピー皮膚炎での効果の発表がありました。
ビタミンCの効果が期待されるニキビ治療に対し、当社では臨床試験実施を予定しております。来春に発表の予定です。
■今後の展望
皮膚科医、美容皮膚科医等クリニック向けに、この安定型中性ビタミンC誘導体を配合した美容液「VC30 neutral Vitamin Serum」を、株式会社Kwinから6月下旬に販売を開始予定です。
【会社概要】
社名 : 株式会社ドクターズチョイス
代表 : 代表取締役 山本 明男
本社所在地: 東京都千代田区富士見2-7-2 ステージビルディング17F
URL : https://drs-choice.co.jp/
設立年 : 2006年5月9日
資本金 : 3,125万円
従業員数 : 35名(契約、パート含む)
事業内容 : 化粧品事業、健康食品事業など
【株式会社ドクターズチョイスについて】
大学、医療機関との共同研究による新規原料開発、有効性、安全性評価、医療機関向けの化粧 品、サプリメントの販売を中心に事業を行っています。
情報提供元: @Press